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電子カルテとは?紙カルテの違いやメリット・デメリットを解説

医療機関で導入されている電子カルテ。紙カルテと比較すると、紙カルテのデメリットを解消するような保管場所や情報検索の観点からのメリットがあります。今回は、電子カルテと紙カルテの違いを比較して、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。


この記事を読むと以下のことがわかります。

  • 紙カルテと電子カルテ比較
  • 電子カルテのメリット
  • 電子カルテのデメリット
  • 紙カルテのメリット・デメリット

目次[非表示]

  1. 1.紙カルテと電子カルテ比較
  2. 2.電子カルテのメリット
    1. 2.1.リアルタイムでの情報の編集や確認ができる
    2. 2.2.読みやすいフォントでスムーズに視認できる
    3. 2.3.保管場所は不要
    4. 2.4.文書作成や会計業務を効率化
  3. 3.電子カルテのデメリット
    1. 3.1.慣れるまでスムーズに業務が進まない可能性がある
    2. 3.2.停電時に利用できない
    3. 3.3.セキュリティ対策が必要
  4. 4.まとめ


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紙カルテと電子カルテ比較


紙カルテ
電子カルテ
メリット

コストが安い

災害や緊急時に強い

ファイリングしておけば過去の患者のデータをページをめくるだけで参照できる

誰もが読みやすいので、意思疎通がスムーズ

保管場所は不要

検査結果の取り込みが容易

医師の業務負担を軽減

デメリット

他の人が見ているときは見られない

保管場所が必要

保管場所からの無断持ち出しによる情報漏えい

水害によって紙カルテの汚損や閲覧ができなくなる

停電時に利用できない

ウイルスによる攻撃に気を付けなければならない

内部不正に注意


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電子カルテのメリット

電子カルテとは、紙カルテと同様に医師が記入した診療録を、電子データとして保存したもののことです。電子カルテと紙カルテの大きな違いは、カルテ以外にも写真やその他医療記録などの情報を一元化できるということです。

まずは、電子カルテのメリットを見ていきましょう。


リアルタイムでの情報の編集や確認ができる

紙カルテの場合、リアルタイムで情報を編集するのは難しいと言わざるを得ません。探すのにも、修正テープや再印刷をするなど、編集にも時間がかかります。電子カルテであれば、入力や編集がすぐに反映されます。データ検索ももちろんすぐに検索できるので、手間をかけずに編集できます。


読みやすいフォントでスムーズに視認できる

「医者の悪筆」とはよく言ったもので、紙カルテに書かれた文字は実際に文字が読みにくいのです。その原因は、患者の話を聞きながらささっと紙カルテに記入することにあります。急いで記入するので走り書きになってしまい、それが原因で読みにくくなるのです。


電子カルテの場合は統一したフォントで表示されます。そのため、視認性がよく、看護師や事務員への指示が正しく行き届いて作業効率が向上するでしょう。他の医師とデータを共有するときも「文字が読みやすい」ことは、必要なデータが確認できる点で重要です。


保管場所は不要

紙カルテはどうしても場所をとります。電子カルテであれば、非常にたくさんのカルテ情報を保存できる「サーバー」と呼ばれる装置に蓄積されるため、保管場所は不要です。カルテの所在が分からなくなる心配はありません。ちなみに、サーバーの容量を増やせば、何人分でも何年分でも保管することが可能です。


紙カルテを原本として電子化し保存するサービスもあります。完全に電子化するのではなく、必要な紙カルテだけ残して保管スペースを減らすこともできますので、少しずつ電子カルテに移行していくこともできるのです。


文書作成や会計業務を効率化

電子カルテは、紙カルテと異なる多くの補助機能がほぼどのメーカーでも搭載されています。これにより、ドクターの業務負担を軽減させられたり会計業務も簡単になったりして、業務全体の速度が上がるメリットがあります。さらに、レセプトソフトと連携した電子カルテを使えば、算定漏れのミスが減ります。


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電子カルテのデメリット

多くのメリットの多い電子カルテですが、デメリットもあります。ここからは、紙カルテと比較したときに感じる電子カルテのデメリットについてみていきましょう。


慣れるまでスムーズに業務が進まない可能性がある

これまで紙をベースに行ってきたカルテ運用を、電子カルテシステムを導入してすぐに看護師や事務員たちが使えるようになるとは限りません。電子カルテは有益な機能を多く搭載していますから、もちろん慣れれば便利なのですが、操作方法をマスターするまでに時間を要するケースがあります。


間違えて操作してしまうと、きちんと記録を残せないこともあります。そのようなミスを防ぐため、事務員や看護婦、もちろんドクターも電子カルテの研修が必要です。新しいスタッフが入職した際にその都度研修を行うのが大変な場合は、操作性をサポートしてくれる電子カルテメーカーを選ぶといいでしょう。


停電時に利用できない

電子カルテは電子機器ですから、停電時、災害が発生した時などは利用できません。


実際、東日本大震災のときには電子カルテが使用できなくなり、一時的に紙カルテ運用に切り替えるクリニックが多かったようです。そのときの経験を踏まえ、一時的に紙カルテを使うための訓練をしている病院もあります。電子カルテメーカーも電子カルテのデータそのものが失われることがないよう、バックアップ体制をしっかり整えています。このポイントも、電子カルテメーカー選びで重要視してもいいでしょう。


セキュリティ対策が必要

紙カルテの時と同様ですが、電子カルテもセキュリティ対策が必要になります。ウイルスによる攻撃や、カルテをデータ化してUSBメモリなどを使い、大量のデータを外に持ち出すような内部不正にも注意しましょう。


特に内部不正はオンプレミス型の場合、大量のデータが病院内に蓄積されていますので、ログの管理やアクセスの制限などのセキュリティを厳重にしなければなりません。クラウド型の電子カルテの場合はデータを外部に保管するため、セキュリティレベルが高くなります。


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まとめ

紙カルテと電子カルテの違い、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介しました。


電子カルテはコスト面などで課題があり、なかなか導入が進んできませんでしたが、クラウド型の進出や診療報酬の改定などにより、いまでは導入しやすくなってきました。電子カルテには多くのメリットがあり、うまく活用することで業務を大きく効率化することができるでしょう。導入時には比較検討していくことが重要になります。電子カルテの導入でさらなる業務効率化を図っていきましょう。

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