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【2026年最新】電子カルテの普及率とシェア動向を解説!クラウド2強時代の選び方とは

国が推進する医療DXにより、2030年の普及率100%に向けた動きが加速しています。特に2027年以降は標準規格に対応した「クラウドベース」のシステム導入が強く推奨されるなど、電子カルテ選びの基準は大きな転換期を迎えました。本記事では、最新の普及率の実態や、今注目されている電子カルテの勢力図を分かりやすく解説します。次世代の医療環境を見据え、自院にとって「本当に必要なシステム」を見極めるためのガイドとしてご活用ください。

目次[非表示]

  1. 1.⒈電子カルテ普及率と「2030年」への道筋
  2. 2.⒉電子カルテシェアを読み解く2つの軸
  3. 3.3. 失敗しない電子カルテ導入とは
  4. 4.4. 次世代を担う電子カルテ8選
  5. 5.まとめ

⒈電子カルテ普及率と「2030年」への道筋

日本の医療DXは今、かつてないスピードで加速しています。政府が掲げる「医療DX令和ビジョン2030」では、2030年末までに全国の医療機関で電子カルテ普及率100%を達成することが明確な目標として掲げられています。厚生労働省の「医療施設調査(令和5年)」によると、電子カルテの普及率は施設規模によって大きな差があります。
大病院(400床以上):93.7%
一般病院(全体):65.6%
一般診療所(クリニック):55.0%
出典:厚生労働省|電子カルテシステム等の普及状況の推移
平成23年(2011年)時点で、大病院は57.3%、クリニックは21.2%だった普及率。この10年余りで着実に上昇していますが、クリニックにおいては依然として約半数がまだ電子カルテを導入していない、あるいは紙運用を続けているのが現状です。

2027年が「クラウド必須」の節目に
100%の普及率に向けた大きな節目となるのが2027年です。厚生労働省は、2027年度以降のシステム更改において、標準規格に対応した「クラウドベース」のシステム導入を強く推奨しています。もはや電子カルテ選びは、単なるデジタル化ではなく、「全国医療情報プラットフォームへの参加を見据えた、次世代インフラへの移行」が必須条件となります。未導入のクリニックにとっては、この2027年〜2030年が、最適なシステムへと舵を切る最後かつ最大のチャンスといえるでしょう。

⒉電子カルテシェアを読み解く2つの軸

先ほど見た通り、クリニックの約半数が電子カルテを導入済みであるという普及(=システム自体の広まり)の実態を確認しました。導入が当たり前の時代になったからこそ、次に重要となるのがシェア(=どのメーカーが選ばれているか)です。現在、電子カルテのシェアを正確に把握するには、これまでの積み上げである「累計導入実績」と、近年の「新規採用トレンド」という2軸で市場を読み解く必要があります。というわけで、電子カルテシェア比較表(2026年最新推定)を見てみましょう。
※出典を参考に作成 出典:日経メディカル 電子カルテアンケート

比較項目

累計シェア(全医療機関)     

直近シェア(開業5年以内)      

主な特徴

長年の実績と保守網の安心感

医療DX・クラウド・コスト重視

主要メーカー

Medicom、富士通、ユヤマ等

エムスリーデジカル、CLINICS

システム形態

オンプレミス・ハイブリッド中心

クラウド型が圧倒的多数

市場トレンド

クラウドへのリプレイス期

「クラウド2強」時代が鮮明に

累計実績の「老舗」と、直近シェアの「クラウド2強」
従来の市場は、「Medicom」や「富士通」「ユヤマ」といった大手メーカーが牽引してきました。これらは長年積み上げてきた圧倒的な導入実績(累計シェア)があり、現在も市場の基盤を支えています。一方で、近年の新規開業クリニックに絞ったランキングを見ると勢力図は一変。直近のシェア、特にクラウドの分野では「エムスリーデジカル」と「CLINICS」が、圧倒的な2強として市場をリードしています。2027年以降の標準化を見据えるならば、この直近トレンドこそ失敗しない選定の指標となります。

3. 失敗しない電子カルテ導入とは

電子カルテ導入を単なる「システムの買い替え」で終わらせず、業務改善の成功体験にするためには、適切なプロセスと各段階での「見極め」が不可欠です。ここでは、導入を成功に導くためのつのステップと、それぞれの選定の急所を解説します。

ステップ1:現状の課題抽出と「クラウド」の決断
まずは現在のワークフローで何が負担になっているかを明確にします。「紙カルテの出し入れに時間がかかる」「レセコン入力の二度手間を減らしたい」といった現場の声をリストアップしましょう。 ここで最も重要な選定ポイントは、クラウド型であることを大前提にすることです。2027年以降の標準規格への自動対応や、どこでもカルテが見られる利便性は、今後のクリニック経営において必須のインフラとなります。

ステップ2:比較・デモでの「親和性」チェック
候補を絞ったら必ず実機デモを行います。医師の操作性だけでなく、周辺システムとの連携とDX対応力を厳しくチェックしてください。 予約システムや電子処方箋など、他システムとスムーズに連動するかどうかが、導入後の時短効果を左右します。また、事務負担を最小限にしたいなら「レセコン一体型」、自由度を求めるなら「ORCA連動型」といった、自院のスタイルに合うレセコン形態の見極めもこの段階で行います。

ステップ3:運用ルールの策定と研修
導入が決まったら、現場でのトラブルを防ぐためのマニュアル整備とスタッフ研修を行います。 電子カルテは入れて終わりではなく、使いこなして初めて価値が出ます。メーカーのサポート体制が充実しているか、操作画面が直感的でスタッフがすぐに馴染めるかといった使いやすさの視点が、最終的な定着率を決定づけます。

4. 次世代を担う電子カルテ8選

2027年以降の標準化を見据え、今から導入・買い替えを検討するなら、自動アップデートや外部連携に強いクラウドベースのシステムが必須条件となります。ここでは、現代のクリニック経営を支える主要な電子カルテ8選をご紹介します。

1)CLINICS(株式会社メドレー)
【レセコン一体型・クラウド】
診療・経営・患者体験のすべてを一元管理するオールインワンシステム。予約、WEB問診、オンライン診療、会計までが一画面で完結。AIアシストによる入力効率化や患者アプリとの親和性が極めて高く、直近の導入シェアでトップクラスの支持を誇ります。
引用:CLINICS

2)エムスリーデジカル(エムスリーデジカル株式会社)
【レセコン一体型・クラウド】
AI自動学習機能により、過去の傾向から処置や処方を予測提案。iPadやスマホでの操作性も高く、新規開業医から圧倒的なシェアを得ています。
引用:エムスリーデジカル

3)Medicom Cloud(ウィーメックス株式会社)
【レセコン一体型・クラウド】
直感的なUIで迷わず操作でき、電子処方箋などの医療DX施策にも迅速に対応。場所を問わないクラウドの利便性に加え、長年の知見を活かした入力補助が診察を強力に支えます。効率的な診療と正確な運用を両立できる一台です。
引用:Medicom Cloud

4)MAPs for CLINIC(株式会社EMシステムズ)
【レセコン一体型・クラウド】
レセコン大手によるクラウドモデル。調剤薬局向けシステムとの連携実績が豊富で、診療科ごとに最適化された専門テンプレートを多数標準搭載しています。
引用:MAPs for CLINIC

5)CLIUS(株式会社DONUTS)
【ORCA連動・クラウド】
洗練されたUI/UXデザインで、直感的かつ迷わない操作性を実現。端末を選ばず動作も軽快で、AIによる入力補助機能も充実した実力派のクラウドシステムです。
引用:CLIUS

6)Qualis Cloud(株式会社ビー・エム・エル)
【レセコン一体型・クラウド】
検査受託最大手のBMLが提供。外注検査の依頼から結果取り込みまでがスムーズで、使い手の好みに合わせた画面レイアウトのカスタマイズ性に定評があります。
引用:Qualis

7)セコムOWEL(セコム医療システム株式会社)
【レセコン一体型・クラウド】
在宅医療と外来診療の両立をコンセプトに設計。セコムグループの堅牢なセキュリティ基盤により、訪問先からの操作や多職種間でのリアルタイム共有も安心です。
引用:セコムOWEL

8)BrainBox CloudⅡ(株式会社ユヤマ)
【レセコン一体型・クラウド】
調剤機器メーカーの知見を活かした「処方チェック機能」が強力。AIによる問診や病名予測など、診察をサポートするインテリジェントな機能が充実しています。
引用:BrainBoxCloud Ⅱ

まとめ

2027年度から本格化する電子カルテの標準化クラウドベースのシステム推奨によって、医療現場のデジタル環境は今、大きな分岐点を迎えています。もはや「導入するかどうか」ではなく「どのシステムで次世代の医療DXに対応するか」が問われるフェーズに入りました。市場のトレンドは明確にクラウドへとシフトしており、2027年の標準化対応を控え、その勢いは今後さらに加速していくでしょう。今、私たちが選ぶべきは、単なる記録のための道具ではなく、変わり続ける国のルールに無理なく対応し続けられるプラットフォームです。これらの条件を兼ね備え、次世代のスタンダードとして選ばれているのがCLINICSです。CLINICSは、クラウド型電子カルテを中心に、医療DXをAIと一体化したオールインワンシステム。事務負担を劇的に軽減し、将来の医療環境にもいち早く適応します。自院にふさわしい最適な選択を、よろしければご提案いたします。これからの医療環境を見据えた準備を、ぜひお手伝いさせてください。

株式会社メドレー CLINICS事務局
株式会社メドレー CLINICS事務局
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