
【2023年最新版】おすすめのweb問診システム12選!紙の問診との違いとは?
新型コロナウイルスの流行や医療DXの推進がきっかけとなり、「web問診システム」の導入事例が増えてきました。
web問診システムを上手く運用できれば、病院だけでなく患者の負担も大きく減らせるでしょう。当記事ではweb問診と紙の問診との違い、おすすめのweb問診システムについて紹介します。
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「web問診」と「紙の問診」の違い
ここではweb問診と紙の問診の違いについて解説します。どのような違いがあるのか、それぞれ詳しくみていきましょう。
紙の問診票に記入する場合
紙の問診表とは、初診や久々に来院した患者に対して、問診表を渡し記入してもらう従来の問診方法です。紙の問診表に記入する場合の一般的な流れは次のようになります。
- 患者が問診表に記入してもらう:5分程度
- スタッフが問診表への回答に対して質問:2分程度
- 問診表をカルテへ記入:2分程度
上記の場合、問診表のステップだけでも、患者が診察を受けるまでに最低10分はかかる計算です。患者の混雑具合などによっては、それ以上にかかる場合もあるため、病院と患者双方に負担がかかっています。
web問診の場合
web問診とは、紙の問診表に記入する従来のやり方ではなく、web上で記入する問診表です。患者は来院前の場合はスマホやパソコン、来院時の場合は院内にあるタブレットといったデバイスを使用して記入します。
web問診に記入する場合の流れは主に次のとおりです。
- 来院前に問診表を記入(0秒)もしくは来院後に記入(2分程度)
- 問診表をカルテへ記入:5秒程度
来院前に問診表を記入してもらっていれば、当然来院時に問診表を記入する必要がないため、時間がかかりません。仮に来院後に記入してもらう場合も項目を選択するだけのため、紙の問診表と比較して記入時間の短縮が可能です。
また、カルテへの記入も問診結果画面のQRコードをパーコードリーダーに読み込み、電子カルテに貼り付けるだけで済みます。web問診であれば問診のステップが2分程度ですむことから、大幅は時間短縮が可能です。
近年はweb問診と電子カルテが連携できるシステムも増えているため、読み込み作業が不要な場合もあります。
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おすすめのweb問診システム12選
ここではおすすめのweb問診システムを12つ紹介します。それぞれのシステムについて詳しくみていきましょう。
1.メルプweb問診
「メルプweb問診」は問診表示カスタマイズやお知らせ、問診集計といった機能が備わっているweb問診システムです。MedicomやHi-SEEDなど、さまざまな他システムと連携ができます。
導入費用は10万円、月額費用は15,000円と比較的低コストで使用できるのも大きな魅力といえるでしょう。
参考:メルプWeb問診
2.i mon
「i mon」はアイ・ティ・エス株式会社が開発・提供しているweb問診システムです。クラウドサーバーとの連携によって、電子カルテへの転記や端末での問診情報入力を可能としています。
医事会計システムや電子カルテシステムとの連携が可能なものの、他システムとの連携は要問合せとなっており、導入費用や月額費用も別途問い合わせをして見積もりを取らなければなりません。
参考:タブレット問診入力システム[i mon] - アイ・ティ・エス株式会社【札幌・東京】
3.SymView
「SymView」はMediaContentsFactoryが開発・提供しているweb問診システムです。
こちらもクラウドサーバーと連携しており、電子カルテへの転記や端末での問診情報入力を行えます。導入費用は27万円と高めですが、月額費用は12,000円と低コストです。
4.Ace
「Ace」は株式会社ARSが開発・提供しているweb問診システムです。上記と同様にクラウドサーバーとの連携・管理ができるため、電子カルテへの転記や端末で情報入力した問診データなどをシームレスに共有できます。
他システムとの連携や導入費用、月額費用については要問い合わせとなっています。
5.Dr.TAP
「Dr.TAP」は電子カルテ連携やオリジナル問診、シューマなどの機能が実装されているweb問診システムです。
ORCA(日医標準レセプトソフトオルカ)やDr.TAPの予約受付・予防接種管理システムと連携できます。
参考:『Dr.TAP』 | FIC 株式会社福島情報処理センター
6.問診票入力システム
「問診票入力システム」はトップオフィスシステム株式会社が開発・提供しているweb問診システムです。
問診結果一覧や患者情報の取り込み・新規作成、診療科目別問診内容設定などの機能が実装されています。トップオフィスシステム株式会社が提供している電子カルテ(ANNYYS_D)との連携も可能です。
参考:問診票入力システム
7.Mac24-Tab
「Mac24-Tab」は株式会社マクロスジャパンが開発・提供しているweb問診システムです。電子カルテとの連携はもちろん、質問振り分けといった多彩な機能が実装されています。
マクロスジャパンが提供している電子カルテとの連携が可能な他、セコム医療システムが提供している電子カルテの連携が可能です。
参考:電子問診システム(複数診療科対応)|株式会社 マクロスジャパン
8.My clinic 問診票
「My clinic 問診票」はエンパワーヘルスケア株式会社が開発・提供しているweb問診システムです。マルチデバイス対応で簡単に操作できるよう設計されており、オリジナル問診ページの作成やシューマ図の手書き記入などの機能が実装されています。
電子カルテとの連携も可能ですが、連携を視野に入れている場合は連携可能が確認することをおすすめします。
参考:MyClinic問診票
9.Medical TQ
「Medical TQ」は株式会社ユー・アイ・エスが開発・提供しているweb問診システムです。オリジナル問診票や問診テンプレート追加といった機能が実装されています。
初期費用は10万円で月額費用は端末5台あたり3,000円となっており、非常に低コストでの使用が可能です。
参考:Medical TQ
10.AI問診UBie
「AI問診UBie」はUbie株式会社が開発・提供しているweb問診システムです。AIによる事前問診や患者が入力した情報の医師語への変換、問診内容の電子カルテ反映など、多彩な機能が備わっています。
富士通のOPE EGMAIN-GX・LXをはじめ、代表的なシステムとの連携ができるため、非常に使い勝手のよいシステムといえるでしょう。
参考:ユビーAI問診
11.Confy
「Confy」はアイテック阪神阪急株式会社が開発・提供しているweb問診システムです。
健診システムとの連携によるweb予約や受信日をメールで通知するお知らせメール機能といった、さまざまな業務を効率化してくれる機能が充実しています。
参考:Confy (コンフィ) | アイテック阪急阪神の予約・問診・結果参照のWebサービス
12.wellness Monsin
「wellness Monsin」は株式会社アドバンスブレインが開発・提供しているweb問診システムです。
問診表作成やデータ取り込み、メール送信といった機能が実装されています。電子カルテや予約・受付などのシステムとの連携が可能です。
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まとめ
web問診を導入すれば、従来の紙による問診にかかる時間を大幅に削減できるため、業務の効率化が可能です。患者の待ち時間も短縮できるため、病院と患者どちらの負担も減らせるでしょう。
ただ、おすすめのweb問診システムをみてもわかるとおり複数のシステムがあり、特徴や機能、費用は大きく異なります。したがって、web問診システムを導入する際は導入目的を明確にし、自院に最適なシステムを選ぶことが大切です。