自動精算機メーカー18選を紹介!メリットや費用を抑えるポイントも解説します
自動精算機にはさまざまなメーカーや機種があるため、自院に合ったメーカーを選ぶのに苦労している方もいるのではないでしょうか?
本記事では、自動精算機メーカー18社を紹介し、導入のメリットや費用を抑えるポイントについて解説しています。ぜひご覧ください。
目次[非表示]
- 1.自院に合った自動精算機の選び方
- 1.1.自院の電子カルテと連携できるか
- 1.2.幅広い機能・システム連携に対応しているか
- 1.3.医療業界での導入実績は豊富か
- 1.4.対応している決済手段は豊富か
- 1.5.自院のスペースに入るか
- 1.6.操作性に問題はないか
- 2.自動精算機のおすすめメーカー18選
- 2.1.1.ハヤレジ(ハヤレジ株式会社)
- 2.2.2.スマレジ(株式会社スマレジ)
- 2.3.3.Clinic KIOSK(株式会社クリニックキオスクBIZ)
- 2.4.4.テマサックプロ( 株式会社 カワニシバークメド)
- 2.5.5.Flexcom Pay(日本金銭機械株式会社)
- 2.6.6.NOMOCa-Stand(株式会社GENOVA)
- 2.7.7.診療支払機FHP-S11(グローリー株式会社)
- 2.8.8.FIT-A (株式会社アルメックス)
- 2.9.9.セルフォート(日立チャネルソリューションズ株式会社)
- 2.10.10.卓上再来受付自動精算機(株式会社カナデン)
- 2.11.11.Smart!(株式会社ユー・エス・ケイ)
- 2.12.12.PLUM REGI(株式会社NNG)
- 2.13.13.ハッピーセルフ(株式会社寺岡精工)
- 2.14.14.セルフレジ380シリーズ(株式会社モリタ)
- 2.15.15.セルフレジJP(株式会社パルサー)
- 2.16.16.FIT-A (株式会社ノーザ)
- 2.17.17.Mer’C(島津メディカルシステムズ株式会社)
- 2.18.18.セミセルフレジ(株式会社ビジコム)
- 3.自動精算機で得られるメリット
- 3.1.スタッフの手間の削減
- 3.2.患者の待ち時間の削減
- 3.3.釣銭の渡し間違い防止
- 3.4.未収の防止
- 4.自動精算機導入に使える補助金
- 5.まとめ
自院に合った自動精算機の選び方
さまざまなメーカーの中から自院に合った自動精算機を選定するためには、全部で7つのポイントを押さえておく必要があります。
自院の電子カルテと連携できるか
自動精算機の選定に際し、自院の電子カルテとの連携できるかどうかは非常に重要です。なぜなら、連携がスムーズであれば、会計情報や患者情報を自動的に反映でき、正確な会計が可能となるためです。
また、スムーズな連携により、電子カルテ側の会計情報の消し込みを行えるなど、スタッフの手間が削減され、待ち時間も短縮が期待できます。
一方で連携がうまくいかない場合、手動での入力作業が必要になるため、連携している場合よりも時間がかかってしまう可能性があります。導入を検討する際には、自院の電子カルテとスムーズに連携できるかどうかを必ず確認しましょう。
幅広い機能・システム連携に対応しているか
自動精算機の導入に際して、使える機能やシステム連携の幅広さは、将来的な拡張を見据えると、重視すべきです。技術の進歩により、患者が来院した際のチェックイン機能を持つタイプや、再来予約を受付可能なタイプなどが販売されています。
医療業界での導入実績は豊富か
自動精算機を導入する際には、医療業界での導入実績が豊富かどうかは見逃してはいけないポイントです。
企業によっては特定の業種に焦点を当てて開発する場合があり、医療業界に強いメーカーや飲食業界に強いメーカー、宿泊業界に強いメーカーなど様々です。自院にとって最適な自動精算機を選ぶためには、事前に医療業界での導入実績を調査しましょう。
なお、自動精算機のなかには、カスタマイズが可能な製品も存在します。導入の際には、施設の基準や特性に合致する自動精算機の選定が肝要です。
対応している決済手段は豊富か
自動精算機導入において、対応している決済手段の幅広さは患者満足度の観点でも重要です。
最近では現金だけでなく、クレジットカードや電子マネー、QR決済など、支払い手段が増えており、対応を望む声も大きくなっています。そのため、現金以外にも対応した自動精算機が推奨されます。
また、利用可能な紙幣の種類も考慮すべきです。たとえば、5,000円札や10,000円札に対応していない自動精算機では窓口での両替が必要になり、スタッフの負担増が懸念されます。豊富な決済手段への対応や紙幣の取り扱いが可能な自動精算機の選定が、効率的な自動精算機導入の鍵となります。
自院のスペースに入るか
自動精算機は卓上型と床置き型の2種類があり、タイプごとにサイズが異なります。導入を検討する際には、設置したいスペースに収まる機器でなければ、見た目や動線を損なってしまうでしょう。
したがって、自院のスペースを考慮しながら、卓上型でコンパクトに収めるべきか、床置き型で独立させるべきかを検討し、運用しやすい自動精算機選びが大切です。
操作性に問題はないか
自動精算機の操作性は、導入後の負担感において重要なポイントです。スムーズな操作ができる精算機であれば、患者の待ち時間短縮や、スタッフの負担軽減への貢献に期待がもてます。
そのためには、画面の分かりやすさやタッチパネルの反応速度など、デモ操作での評価が重要です。また、エラーメッセージを理解しやすいか、直感的に必要な画面が呼び出せるか、なども重視しましょう。
自動精算機のおすすめメーカー18選
自動精算機のおすすめメーカーを18選ピックアップしました。
メーカー |
製品名 |
---|---|
ハヤレジ株式会社 |
ハヤレジ |
株式会社スマレジ |
スマレジ |
株式会社クリニックキオスクBIZ |
Clinic KIOSK |
株式会社 カワニシバークメド |
テマサックプロ |
日本金銭機械株式会社 |
Flexcom Pay |
株式会社GENOVA |
NOMOCa-Stand |
グローリー株式会社 |
診療支払機FHP-S11 |
株式会社アルメックス |
FIT-A |
日立チャネルソリューションズ株式会社 |
セルフォート |
株式会社カナデン |
卓上再来受付自動精算機 |
株式会社ユー・エス・ケイ |
Smart! |
株式会社NNG |
PLUM REGI |
株式会社寺岡精工 |
ハッピーセルフ |
株式会社モリタ |
セルフレジ380シリーズ |
株式会社パルサー |
セルフレジJP |
株式会社ノーザ |
FIT-A |
島津メディカルシステムズ株式会社 |
Mer’C |
株式会社ビジコム |
セミセルフレジ |
各メーカーのタイプや費用、対応可能施設規模について紹介します。
1.ハヤレジ(ハヤレジ株式会社)
参考:自動精算機をクリニックへ導入するなら 【 ハヤレジ株式会社 】
タイプ |
セミセルフ |
費用 |
要問合せ |
対応可能施設規模 |
無床クリニック |
ハヤレジ株式会社が提供する「ハヤレジ」は、セミセルフレジ型の自動精算機です。現金の受け渡しや会計処理の締め作業まで、効率化できる設計となっています。
そのほか、再来受付や会計、お薬引換券の発行など、多岐にわたる機能を一台に集約可能です。スタッフの業務効率化はもちろん、ミスの削減や患者の待ち時間の短縮にも寄与する自動精算機といえます。
2.スマレジ(株式会社スマレジ)
参考:スマレジ
タイプ |
セミセルフ |
費用 |
初期費用:約1,000,000円~ |
対応可能施設規模 |
無床クリニック |
各種レセコンとの連携により会計内容が表示できるため、スマレジだけでスムーズに精算が可能です。さらに、自動釣銭機との連動にも対応しており、衛生的な現金の取り扱いや、誤決済防止も期待できます。
また、キャッシュレス決済にも対応しており、クレジットカード、ICカード、QRコード決済など多様な決済サービスと連携し、現金では不安な高額精算でも安心です。
3.Clinic KIOSK(株式会社クリニックキオスクBIZ)
タイプ |
フルセルフ |
費用 |
要問合せ |
対応可能施設規模 |
無床クリニック |
株式会社クリニックキオスクBIZの「Clinic KIOSK」は、幅広い医療機関で支持を受けており、使いやすさはもちろん、再来受付機能もオプションで利用可能です。また、インフルエンザの季節には、予防接種の券売機としても活躍し、患者の待ち時間を短縮できます。
さらに、各医療機関に合わせてさまざまなオプションが用意されており、細かいカスタマイズも可能です。支払い方法も現金だけでなく、クレジットカードやQRコード決済にも対応しています。
4.テマサックプロ( 株式会社 カワニシバークメド)
参考:【医院・歯科・薬局・動物病院・美容】の自動精算機はテマサック|公式 (kawanishi-bm.co.jp)
タイプ |
フルセルフ |
費用 |
要問合せ |
対応可能施設規模 |
無床クリニック |
「テマサックPro」は、キャッシュレス対応や多言語対応を標準機能(無償)として搭載しています。また、患者のクレジットカード・電子マネー・QRコード決済を追加費用なしで柔軟に対応できます。
1000色以上のカラーバリエーションから選択でき、自院オリジナルの自動精算機設置を実現可能です。
5.Flexcom Pay(日本金銭機械株式会社)
参考:Flexcom Pay | キャッシュレス対応精算機 (jcm-hq.co.jp)
タイプ |
フルセルフ |
費用 |
要問合せ |
対応可能施設規模 |
無床クリニック |
Flexcom Payは、クリニックや診療所向けの現金およびキャッシュレス対応の自動精算機です。現金授受の負担軽減、違算の防止、会計待ち時間の短縮、感染症対策など、さまざまな課題解決が期待できるシステムです。
また、低価格でコンパクトな設計でありながら、マルチ決済にも対応しており、電子カルテやレセコンとの連携により、会計業務を効率的に自動化し、コストパフォーマンスにも優れています。
6.NOMOCa-Stand(株式会社GENOVA)
参考:自動精算機をクリニック・歯科でお探しならノモカスタンド (nomoca.net)
タイプ |
フルセルフ |
費用 |
要問合せ |
対応可能施設規模 |
無床クリニック |
NOMOCa-Standは、クリニック向けに導入されている自動精算機・セルフレジのシリーズで、累計で約1300台が導入されています。
当シリーズは、電子カルテ・レセコンとのデータ連携を標準とし、会計における大部分の無人化が可能です。受付スタッフの負担が削減され、生産性の向上や待ち時間短縮など、患者満足度も向上します。
7.診療支払機FHP-S11(グローリー株式会社)
参考:自動精算機をクリニックでお探しならFHP-S11にお任せ (glory.co.jp)
タイプ |
フルセルフ |
費用 |
要問合せ |
対応可能施設規模 |
大病院 |
グローリー株式会社のFHP-S11は、大規模病院向け自動精算機シェア1位や通貨処理機自動つり銭機シェア1位を獲得した実績をもつ機種です。
FHP-S11は、A4からB5、A5サイズまでの多彩な領収書を作成できます。さらに、事務室から機械の状態をモニタリングできるため、エラーが発生した時でも即座に状態を確認できます。
8.FIT-A (株式会社アルメックス)
参考:クリニック向け自動精算機「FIT-A」キャッシュレス決済にフル対応! (almex.jp)
タイプ |
フルセルフ |
費用 |
初期費用:4,356,000円~ |
対応可能施設規模 |
無床クリニック |
株式会社アルメックスの「FIT-A」は、クリニック向けの設計により、コンパクトな350mmの奥行きでありながら、大容量を実現しています。さらに、全種類のお札に対応しているため、釣銭切れや両替対応などの手間を軽減できます。
さらに、クレジットカードや電子マネーなど多彩な決済方法の対応により、会計の際の手間を大幅に削減可能です。
9.セルフォート(日立チャネルソリューションズ株式会社)
参考:自動精算機[セルフォート]│クリニック向け|日立チャネルソリューションズ (hitachi-ch.co.jp)
タイプ |
フルセルフ |
費用 |
初期費用:要問合せ |
対応可能施設規模 |
大病院 |
「セルフォート」は、レセコンや電子カルテとの連携により、業務の効率化と患者間違い防止を実現し、働き方改革に大いに寄与します。
また、手軽で安価なキャッシュレスサービスやタッチレス操作などのオプションも豊富です。患者にとってもスタッフにとっても会計にまつわる利便性が向上するでしょう。
10.卓上再来受付自動精算機(株式会社カナデン)
参考:卓上再来受付自動精算機 | カナデン - Powered by イプロス (ipros.jp)
タイプ |
フルセルフ |
費用 |
要問合せ |
対応可能施設規模 |
中小病院 |
株式会社カナデンの「卓上再来受付自動精算機」は、再来受付と自動精算の2つの機能を1台に集約したシステムです。コンパクトな卓上タイプのため、限られたスペースであっても無理なく設置できます。
顔認証を利用した受付や自動精算が可能で、患者誤認防止に有効な機能を備えています。さらに、診察券の読み取りによって再来受付票を発行し、現金やクレジットカードでスムーズに支払いが可能です。
11.Smart!(株式会社ユー・エス・ケイ)
参考:USK自立型自動精算機「Smart!の特徴」|株式会社ユー・エス・ケイ (usk-i.com)
タイプ |
フルセルフ |
費用 |
要問合せ |
対応可能施設規模 |
要問合せ |
株式会社ユー・エス・ケイのSmart!は、フルセルフタイプの自動精算機でありながら、幅約54cmのコンパクトな設計で場所を取らず、さまざまな場所の設置に対応しています。
使い方も分かりやすく、初めての方や高齢者などでも迷うことなく操作が完結できる設計になっています。また、家族間の支払いを一括でできるため、迅速な決済も可能です。
12.PLUM REGI(株式会社NNG)
参考:精算業務を効率化したいならPLUM REGI【自動精算機】 - PLUM CONNECT (plum-connect.info)
タイプ |
フルセルフ |
費用 |
要問合せ |
対応可能施設規模 |
要問合せ |
「PLUM REGI」は、卓上タイプの自動精算機で、受付カウンターにレジの代わりとしてスムーズに設置できます。よって、スペースに制限のある医療機関に最適です。
精算機能だけではなく受付機能も備えており、受付から会計まで一連のプロセスを任せられます。また、指定した枚数の出金や金種のカウントなども可能で、金銭管理の手間軽減にも役立つ1台です。
13.ハッピーセルフ(株式会社寺岡精工)
参考:寺岡精工 | 自動精算のセルフレジ「ハッピーセルフ」でクリニック運営を効率化。違算解消・非接触も実現 (teraokaseiko.com)
タイプ |
フルセルフ |
費用 |
要問合せ |
対応可能施設規模 |
無床クリニック |
株式会社寺岡精工の「Happy Self」は、設置場所に合わせてカウンター型か一体型を選択できます。初めての利用者や高齢者にも使いやすいシンプル設計で、音声ガイダンスも利用可能です。
また、クレジットカード決済から電子マネー決済、QRコード決済まで、幅広い支払い方法に対応しており、最初に導入する1台としての機能を持ち合わせています。
14.セルフレジ380シリーズ(株式会社モリタ)
参考:【モリタ】セルフレジ[380シリーズ] / 自動つり銭機[300シリーズ] - 特長|歯科情報ポータルサイト デンタルプラザ (dental-plaza.com)
タイプ |
フルセルフ |
費用 |
要問合せ |
対応可能施設規模 |
要問合せ |
株式会社モリタのセルフレジ380シリーズは、自動販売機や駅の券売機と同じシステムを採用しており、操作が簡単で使いやすいのが特徴です。
分かりやすいガイダンスによる案内によって、高齢者でも安心して操作できます。また、稼働履歴機能も備えており、万が一トラブルが発生した場合でも、取引内容や前後の動作確認が可能なため、迅速に対応できる点も魅力です。
15.セルフレジJP(株式会社パルサー)
参考:クリニック専用の自動精算機ならセルフレジJPへ – セルフレジJP (self-regi.jp)
タイプ |
フルセルフ |
費用 |
要問合せ |
対応可能施設規模 |
無床クリニック |
株式会社パルサーの「セルフレジJP」は、医療機関向けに幅広い仕様のセルフレジを提供しています。たとえば、車椅子の方でも利用しやすい端末から、シンプルで使いやすい端末までさまざまな機種が揃っています。
また、タイプもフルセルフレジ、セミセルフレジ、通常のレジ会計から選べるため、自院のニーズに合わせた1台が導入可能です。そのほかにも多言語対応や、音声案内、レセコンのバーコード読み取りによる会計など、付属する機能も豊富です。
16.FIT-A (株式会社ノーザ)
参考:FIT-A | 株式会社ノーザ (nhosa.com)
タイプ |
フルセルフ |
費用 |
要問合せ |
対応可能施設規模 |
無床クリニック |
ノーザ株式会社の「FIT-A」は、歯科医療向けに開発された自動精算機です。紙幣と硬貨の一括入金ができたり、さまざまな電子マネー決済に対応していたりするため、患者の都合に合わせた会計が可能です。
また、奥行き350mmとコンパクトな設計により、スペースを節約して設置したい施設にとっては大きな魅力となるでしょう。
17.Mer’C(島津メディカルシステムズ株式会社)
参考:Mer'C|島津メディカルシステムズ株式会社 (shimadzu.co.jp)
タイプ |
フルセルフ |
費用 |
要問合せ |
対応可能施設規模 |
無床クリニック |
島津メディカルシステムズ株式会社の「Mer’C」は、限られたスペースにも設置可能なコンパクトなフルセルフの自動精算機です。
初めて利用される方や高齢者でも、簡単に操作できるように設計されています。スタッフの手間がかからないため、スムーズな会計手続きと患者の待ち時間短縮が可能です。また、金銭授受の機会をゼロにすることで感染リスクの低減も期待できます。
18.セミセルフレジ(株式会社ビジコム)
参考:ビジコムのクリニック・調剤薬局向けセミセルフレジ ー自動釣銭機(精算機)が使えるPOSレジー | 医療機関・病院・調剤薬局向けソリューション | 株式会社ビジコム (busicom.co.jp)
タイプ |
セミセルフ |
費用 |
初期費用:890,000円~ |
対応可能施設規模 |
中小病院 |
ビジコムのセミセルフレジは、レセコンで発行された領収書のバーコードをレジで読み取り精算するため、正確かつスピーディーに会計できます。また、自動釣銭機の現金投入口が患者側に向けられているため、患者自身が支払いを選択できるのも特徴です。
現金や各種キャッシュレスの支払い方法が利用でき、患者にとっての利便性が高い自動精算機といえます。豊富なレセコンとの連携により、正確な現金管理が実現され、レジ締めの作業時間も大幅に削減が見込めます。
自動精算機で得られるメリット
自動精算機の導入によって得られるメリットは大きく分けて4つあります。
スタッフの手間の削減
自動精算機の導入により、会計の締め作業にかかる時間を劇的に短縮可能です。スタッフは手作業での計算や伝票の整理から解放され、業務効率が向上するメリットがあります。
業務効率がアップすれば、より多くの時間を患者対応やサービス向上に充てることが可能です。また、精算作業の正確性も向上し、人為的なミスも減少させられます。自動精算機は労力を削減し、効率的な業務運営に役立つシステムといえます。
患者の待ち時間の削減
スタッフの手間が削減されると同時に、患者の待ち時間も劇的に短縮されます。従来の手作業に比べて迅速かつ正確な精算が可能になるため、受付から会計までのスムーズなフローが確保されます。
また、スタッフは金銭授受などの作業から解放され、より多くの時間をほかの業務へ代替が可能です。自動精算機の導入は、医療サービスの効率化に寄与するシステムです。
釣銭の渡し間違い防止
自動精算機の導入は、釣銭の渡し間違い防止も重要なメリットです。現金取引では、お釣りのやり取りが頻繁に発生しますが、人為的なミスや混乱が起きる可能性があります。
また、キャッシュレスに対応した自動精算機を導入すれば、正確かつスムーズな取引が実現できるでしょう。自院での現金取引を円滑にし、患者に安心感を提供できるようになります。
未収の防止
自動精算機の導入による大きなメリットの1つは、未収金の防止です。特にキャッシュレスに対応した自動精算機を導入すれば、現金を使用せずにクレジットカードや電子決済を利用できるため、未収金発生に貢献します。
治療内容によって金額の差異が大きくなる医療機関では、現金しか使えない場合、患者が金額を所持していない場合があり、未収の原因となってしまうケースは珍しくありません。
自動精算機を活用すれば、現金以外の支払い方法が対応可能になるため、頭を悩ませる未収問題の解消に役立ちます。安定したキャッシュの確保によって収益管理が向上し、健全な運営の実現につながります。
自動精算機導入に使える補助金
IT導入補助金とは、中小企業や小規模事業者が業務効率化や生産性向上のためにITツールを導入する際に利用できる補助金制度です。は
IT導入補助金を自動精算機導入に活用できる場合がありますが、利用可否は
メーカーによって異なるため、注意が必要です。補助金の詳しい内容については以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。
関連記事:【2023年】自動精算機・釣銭機導入時に利用したい補助金!探し方についても解説 | CLINICS(クリニクス)
まとめ
自動精算機は、スタッフの業務を効率化し、患者の待ち時間短縮とそれによる満足度向上に大いに役立ちます。
高価なものも多いですが、自院に最適な自動精算機を導入できれば、スタッフと患者にとって多くのメリットが期待できます。気になった製品があれば、この機会にメーカーへ問い合わせてみてはいかがでしょうか。