医療機関で働いている方で、上記のような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

電子カルテは種類が多く、クリニックに適したものを選ぶのが難しいと感じる方もいます。そこでおすすめなのが「NEC電子カルテシステム MegaOakシリーズ」です。

当記事ではNEC電子カルテシステム「MegaOakシリーズ」の製品一覧、実際に利用している医療機関の評判・口コミを紹介します。この記事を読むことで、NEC電子カルテシステム「MegaOakシリーズ」について理解を深められるでしょう。

そもそも電子カルテとは？

患者のデータや検査結果、診療記録を電子化したものが電子カルテです。紙カルテは、保管場所が必要であったりデータの共有に手間がかかったりするなど、少なからずデメリットがありました。

電子カルテであればネットワーク上でデータを管理できるうえ、保管場所も必要ありません。スタッフ間で患者のデータを手軽に共有できるため、業務効率もアップしやすいのです。

NEC電子カルテシステム「MegaOakシリーズ」製品一覧

NEC電子カルテシステム「MegaOakシリーズ」製品は、以下の通りです。

• MegaOak/iS
• MegaOakHR
• MegaOak-MI･RA･Is/AZシリーズ

それぞれ詳しく紹介します。

1.MegaOak/iS

MegaOak/iSは、導入後もアップデートし続ける電子カルテです。

医療現場では、時代によって求められるニーズが異なります。MegaOak/iSは、現場のニーズに合わせてアップデートし続けるため、使いやすい状態を維持できるわけです。

文書のテンプレート作成をはじめ、他職種とも連携しやすい機能が搭載されているため業務の効率化を実現できます。MegaOak/iSに搭載されたクリティカルパスなどの充実した機能で、クリニックの業務を円滑に回せるようになるでしょう。

2.MegaOakHR

MegaOakHRは、シンプルでわかりやすい画面設計であるため、初めて触れる方でも安心して利用できる電子カルテです。計算された位置にボタンが配置されているなど、ユーザーファーストを意識したシステムになっています。

またIDとパスワード、指紋などが融合した生体認証対応ソリューションにより強固なセキュリティ対策を誇っているのが特徴です。使いやすさに加えて、セキュリティも万全なので安心して利用できるでしょう。

3.MegaOak-MI･RA･Is/AZシリーズ

MegaOak-MI･RA･Is/AZシリーズは、以下の3つに分けられています。

• 【一般病院向け】MegaOak-MI･RA･Is/AZ
• 【混在型病院向け】MegaOak-MI･RA･Is/AZ Mix
• 【小規模病院向け】MegaOak-MI･RA･Is/AZ Lite

【一般病院向け】MegaOak-MI･RA･Is/AZ

MegaOak-MI･RA･Is/AZは、20〜300床ある一般病院向けの電子カルテです。医療機関のニーズに対応でき、業務効率をアップできる充実した機能が搭載されています。

【混在型病院向け】MegaOak-MI･RA･Is/AZ Mix

MegaOak-MI･RA･Is/AZ Mixは、総病床数20床以上の混在型病院向けの電子カルテです。治療や手術など、患者を幅広くサポートできる機能が搭載されています。

【小規模病院向け】MegaOak-MI･RA･Is/AZ Lite

MegaOak-MI･RA･Is/AZ Liteは、総病床数20〜100床未満の病院向け電子カルテです。充実した機能を低コストで利用できます。

「MegaOakシリーズ」の連携オプション

「MegaOakシリーズ」の連携オプションは、以下の通りです。

• MegaOakアシスト らくらく看護師さん
• MegaOakアシスト 服薬指導
• MegaOak 地域連携室

それぞれ詳しく紹介します。

1.MegaOakアシスト らくらく看護師さん

MegaOakアシスト らくらく看護師さんと連携すれば、スマートフォンを活用して看護師業務をサポートできます。また、看護記録や画像撮影、セーフティマネジメントなど、豊富な機能を簡単な操作で利用することも可能です。

2.MegaOakアシスト 服薬指導

MegaOakアシスト服薬指導との連携で、薬剤に関する業務のサポートが可能です。服薬指導計画機能や服薬指導実施機能、持参薬鑑別機能を利用できます。

3.MegaOak 地域連携室

MegaOak 地域連携室は、かかりつけ医との連携で病院経営の改善をサポートすることが可能です。報告書などの文書を効率よく作成でき、医療スタッフ間でデータを共有しやすくなります。

NEC電子カルテを導入している医療機関の評判・口コミ

NEC電子カルテを導入している医療機関の評判・口コミは、以下の通りです。

• 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
• 橋本市民病院

それぞれ詳しく紹介します。

導入事例1.国立研究開発法人 国立国際医療研究センター

新しい電子カルテシステムは2017年1月から稼働。レスポンスが向上し、必要な時に、欲しい情報を素早く確認することができるようになりました。

同じく新規導入したスマートデバイスと併せて、業務の円滑な遂行に威力を発揮しています。

「私が所属する消化器内科は、急患と外来患者を含めて患者数が非常に多く、緊急内視鏡などの検査や画像を扱うことも多いため、スピーディーな操作性を電子カルテシステムに望みます。今回の更新では、確実に医療の質の向上につながっていると感じています」と同病院の櫻井俊之氏は満足感を示します。

同時に、最新バージョンで新たに実装された「ポータル機能」により、患者情報を一覧表示できる点は、業務効率向上やミスの削減につながっているといいます。

引用：国立研究開発法人 国立国際医療研究センター

導入事例2.橋本市民病院

今年、新システム「MegaOak/iS(NEC)」に更新しましたが、新しいシステムならではの新機能に感心しています。

例えばプロブレムを起点とした指示が可能な「クリニカルデスクトップ」という機能が実装されたことで、各種オーダーや指示、文書の作成など、多岐にわたる業務を一度に行うことができ、使い勝手が大分良くなっていますね。

引用：橋本市民病院

NEC電子カルテに関するよくある質問

 NEC電子カルテに関するよくある質問は、以下の通りです。

• NEC（日本電気株式会社）はどんな企業ですか？
• NEC電子カルテは災害時にも対応していますか？

それぞれ詳しく紹介します。

質問1.NEC（日本電気株式会社）はどんな企業ですか？

NEC（日本電気株式会社）は、クラウドサービス事業の強化を目指している会社です。医療機関を支援するサービスに加えて、電子カルテシステムを安全・安心に接続できる「MegaOak Cloud Gateway」を提供しています。

質問2.NEC電子カルテは災害時にも対応していますか？

NEC電子カルテは、災害時にも対応しています。システム更新や定期メンテナンス、停止時などの場合でも参照系として活用可能です。

まとめ

ここまで、NEC電子カルテシステム「MegaOakシリーズ」製品一覧、実際に利用している医療機関の評判・口コミを紹介しました。NEC電子カルテシステムは、導入後も医療現場のニーズに沿ってアップデートできる電子カルテです。

NEC電子カルテシステムの導入により、医療スタッフの業務効率化を実現できるでしょう。電子カルテの選定で悩んでいる方は、NEC電子カルテシステムを導入してみてはいかがでしょうか。