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クリニック物件を選ぶ際のポイントを徹底解説|物件タイプや物件紹介サイトについてもご紹介

「どんな物件を選べば良いかわからない」

「クリニック経営におすすめの物件はなに?」

クリニック開業にあたり、上記のような不安を抱えている方もいるでしょう。

クリニックを開業する際は、物件選びが重要です。物件の種類や選ぶ際のポイントを押さえておくと、患者が来院しやすいクリニックとなり成功につながるでしょう。

当記事では、クリニックに適した物件のタイプやクリニック物件を選ぶ際のポイント、クリニック物件の紹介サイト5選を紹介します。


CLINICS編集部


クリニック物件のタイプ

クリニック物件のタイプは以下の通りです。

  • ビルテナント
  • 戸建て
  • 医療モール

それぞれ詳しく紹介します。

ビルテナント

ビルテナントは、人が集まりやすい駅前など目立つ場所にあるため、多くの集客が期待できます。そのため、都市部での開業におすすめの物件です。

ビルテナントは、物件を購入しなければ賃料で済むため費用を抑えられます。駅前や繁華街など、一目につきやすい場所で開業できるため認知を得られやすく、集患もしやすいでしょう。

ただし立地は良くても、敷地や院内が狭い傾向にあるため駐車場の確保や拡張が難しい点がデメリットです。

クリニックを拡張する予定がない方は、ビルテナントで問題なく開業できるでしょう。

戸建て

戸建ては、クリニック兼自宅として開業するのに適した物件です。

地方での開業に使用されることが多く、地域に根付いた診療・治療ができるでしょう。戸建ては土地や物件の購入が必要ですが、地元で開業する場合はすでに両方所有している方も多いかもしれません。

地方だと土地が広く駐車場を作りやすいため、車で来院する患者を獲得しやすくなります。

都心から離れた地方での開業を目指す方は、戸建てを検討してみましょう。

医療モール

1つの建物に、さまざまな診療科目が入っているのが医療モールです。

医療モールは、各診療科目同士で連携しやすいため患者に質の高い診察や治療を提供しやすくなります。医療モールはショッピングモールの一角にあるため、買い物のついでに寄れるなど患者が来院しやすい点がメリットです。

また、トイレや駐車場なども他クリニックと共有できるためコストを抑えることができます。


クリニック物件を選ぶ際のポイント

クリニック物件を選ぶ際のポイントは以下の通りです。

  • 賃貸か購入か
  • 周辺の環境
  • 視認性の高さ
  • フリーレント・保証金の交渉
  • 将来的に設備を拡充できるか

それぞれ詳しく紹介します。

賃貸か購入か

クリニック物件を選ぶ際は、賃貸か購入のどちらかに分かれます。

賃貸の場合は医療モールとビルテナント、購入の場合は戸建て物件になるでしょう。「狭い物件で開業したい」「費用を抑えたい」という方は、賃貸がおすすめです。

一方「地方で開業したい」「不動産資産としても残したい」という方は、物件を購入して戸建てでの開業をおすすめします。

どのようなクリニックを開業したいか明確にして、賃貸か購入かを選びましょう。

周辺の環境

周辺環境が落ち着いているクリニック物件を選ぶと、患者が集まりやすくなります。

クリニックは静かで清潔感が必要です。テナントや医療モール物件だと、周辺が騒がしくなりやすく患者の求める環境を実現できない可能性があります。

交通の便が悪い物件もあるため、周辺環境をじっくりとリサーチして開業地を選びましょう。

視認性の高さ

人の目につきやすい物件を選びましょう。

駅前のビル物件などは、遠くからでも人の目につきやすく認知されやすいものです。また、看板やサインを取り付けるとより視認性が高くなります。

戸建ての場合は道脇などに看板を設置すると、車で通った方に認知してもらいやすくなるでしょう。

フリーレント・保証金の交渉

フリーレントや保証金を交渉できるかは、物件選びで重要です。

クリニック開業時のコストは、少しでも抑えたい方がほとんどでしょう。クリニックは一度開業すると撤退する可能性が低いため、保証金の交渉に応じてもらいやすいかもしれません。

また、フリーレント交渉に応じてもらえると、着工まで家賃を支払わずに済みます。

コストを抑えるためにも、フリーレントと保証金について交渉しましょう。

将来的に設備を拡充できるか

将来的に設備を拡充したい方は、広い物件を選ぶのも一手です。

クリニック経営が上手くいくと、設備拡充を計画する方もいるでしょう。しかし、院内が狭いと思うように設備拡充できないでしょう。

将来を見据えたうえで広い物件を選ぶと、経営が上手くいったときに設備拡充しやすくなります。


賃貸物件を選ぶ際のポイント

賃貸物件を選ぶ際のポイントは以下の通りです。

  • 耐震構造やアスベストの有無
  • 医療機器の搬入経路
  • 天井高・電気設備
  • 天井内スペース・室外機置き場の位置
  • 給排水衛生設備
  • 消防設備
  • B工事


クリニック物件の紹介サイト5選

クリニック物件のおすすめ紹介サイトは以下の5つです。

  • CLINIC Support
  • at CLINIC
  • 日経メディカル開業サポート
  • 不動産屋のクリニック開業物件サイト
  • the 医院開業

それぞれ詳しく紹介します。

CLINIC Support

CLINIC Supportは、こだわり条件を設定し理想の物件を探せるクリニック物件の紹介サイトです。

「高い視認性」「ドラッグストア併設」など、さまざまこだわり条件を設定できます。また、開業希望情報を登録するだけで条件に合う物件を提案してもらえるのが特徴です。無料でオンライン相談なども利用できます。

働きながら開業を目指す方におすすめのクリニック物件紹介サイトです。

at CLINIC

at CLINICは、クリニックに特化した物件検索サイトです。

エリアや路線、物件のタイプから理想に近い物件を検索できます。非公開物件も扱っているため、at CLINICを利用しないと出会えない物件も存在するでしょう。

専任アドバイザーが条件に適した物件を紹介してくれるため、忙しい方も安心して物件を探せます。

日経メディカル開業サポート

日経メディカル開業サポートは、コンサルを受けながら開業を進められる点が魅力です。

「時期が決まっていない」「何からはじめていいかわからない」など、不安を抱えている方もプロのアドバイスを聞きながら開業できます。

スタッフの採用や教育など、開業後のサポートも行ってくれるためトラブルのリスクを軽減できるでしょう。

不動産屋のクリニック開業物件サイト

不動産屋のクリニック開業物件サイトは、豊富な物件数や非公開求人を扱っています。

地主の交渉からテナント紹介、医療モール開発など多種多様な物件を紹介してくれる点が魅力です。また、Web診療圏調査を依頼できるため競合や地域の特徴を理解した上で物件を選べます。

人気物件で開業したい方は、不動産屋のクリニック開業物件サイトに登録してみましょう。

the 医院開業

the 医院開業は、厳選されたクリニック物件が多数掲載されています。

無料会員登録すると物件検索に加えて、開業相談や診療圏調査を無料で受けられるのが魅力です。

開業に関する相談をしたい方や厳選された物件を見てみたい方は、the 医院開業を利用してみてはいかがでしょうか。


まとめ

ここまで、クリニック物件のタイプやクリニック物件を選ぶ際のポイント、クリニック物件の紹介サイト5選を紹介しました。

クリニック物件は周辺環境や物件のタイプ、将来的に設備を拡充できるかなど、さまざまな点を考慮して選ぶ必要があります。クリニック物件の紹介サイトを利用すると、条件に近い物件と出会える可能性が高くなるでしょう。

クリニック開業を目指している方は、当記事を参考に理想に近い物件を探してみてはいかがでしょうか。

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