今日の問診票とは?評判・口コミ・料金を解説!|CLINICSカルテ
今日の問診票は、従来のAI問診票とは異なり、2,000名の著名医師たちが携わったマニュアルを元に作られています。AI問診票の中でもおすすめのシステムの1つですが、すべての医療機関と相性がよいというわけではありません。
したがって、特徴や機能といったさまざまな面を確認し、自院の課題解決につなげられるか判断する必要があります。当記事では、今日の問診票の機能や実際に導入している医療機関の口コミについて解説します。
目次[非表示]
- 1.今日の問診票とは
- 1.1.今日の問診票の料金
- 1.2.今日の問診票の機能・特徴
- 1.2.1.全般
- 1.2.2.さまざまな状況に対応
- 1.2.3.AIの文字入力支援
- 1.2.4.高齢者に対応したUI
- 1.3.サポート体制
- 1.4.対応可能な診療科
- 1.5.電子カルテとの連携有無
- 2.今日の問診票が選ばれる理由
- 3.今日の問診票の評判・口コミ
- 4.まとめ
今日の問診票とは
今日の問診票とは、医学情報データベース(通称CDS)が組み込まれた、国内初AI搭載の本格診療支援システムです。
医学情報データベースには、著名医師2,000名が携って制作や更新をしていて、3,000疾患そして700もの所見やすべての処方薬情報を掲載しています。今日の問診票によって、初診カルテの作成時間を大幅に削減することができるでしょう。
参考:株式会社プレシジョン
今日の問診票の料金
今日の問診票の料金体系は、以下4項目を合致させたものとなります。
- 基本料金
- 初期導入費用
- iPad等の機器代金
- オプション費用
基本料金とは今日の問診票のサービスを利用する上で必要な料金であり、初期導入費用とはパソコンの設定や導入支援など、今日の問診票を導入するにあたってかかる費用です。
また、各医療機関に合わせて、iPad等の機器を購入してもらう場合があり、その際は一度郵送して設定し、返送する流れとなるため、別途5,000円ほどかかります。オプション費用とは、今日の問診票のカスタマイズを希望する場合にのみかかる費用です。
今日の問診票の機能・特徴
今日の問診票の特徴・機能を次の4項目に分けて紹介します。
- 全般
- さまざまな状況に対応
- AIの文字入力支援
- 高齢者に対応したUI
それぞれ詳しくみていきましょう。
全般
今日の問診票の全般的な機能は以下の通りです。
- AI問診票
- 著名医師による電子教科書
- 自由にカスタマイズ可能
- 万全なセキュリティ体制
今日の問診票にはAIが搭載されています。そのため患者の主訴を元に質問が作成され、自動的にカルテの下書きを作成させることが可能です。
また、医療機関は患者の個人情報を遵守しなければなりませんが、今日の問診票は各医療機関に合わせたセキュリティ体制が整っているため安心です。
さまざまな状況に対応
今日の問診票は、さまざまな状況に対応できます。代表的なシーンとして次の6つが挙げられます。
- 入力はタブレット・スマートフォン両方
- 場所を問わない
- 紙の問診票から簡単に移行
- あらゆる電子カルテと連携
- QRコードを用いて移行
- Bluetoothを用いていて移行
さまざまな状況に対応させられることで、情報のシームレスな連携や一元管理、共有ができるようになり、業務の効率化を推進できるでしょう。
AIの文字入力支援
今日の問診票は、AIによる文字入力を支援してくれます。具体的には「お薬手帳のスキャナー」と「紹介状のスキャナー」です。
お薬手帳を写真に収めると、自動的に写真のデータ化が行われます。そしてワンクリックでカルテに転記させることが可能です。
お薬手帳は患者の処方薬情報としてとても大事であるため、記入ミスや記入漏れがあってはなりません。しかし手書きやパソコン入力だと、どうしてもそのミスが起きてしまう場合があります。
このようなミスを防ぐためにも、今日の問診票を利用するとよいでしょう。同様に、患者の紹介状も写真に収めると自動的にデータ化してくれます。医療従事者が1つ1つ打ち込む手間がなくなるため、非常に便利です。
高齢者に対応したUI
今日の問診票は、沢山のテストを繰り返し、高齢者でも対応できるものになっています。「切符を買える方なら誰でも使える」という考え方で作られたAI問診票です。
実際に70歳以下の高齢者に利用してもらった結果、97%以上の患者が問題なく入力できたと回答しています。高齢者が入力する際のポイントは、なるべく質問数を少なくすることです。
サポート体制
今日の問診票は、電話やメールにてサポートしてくれます。電話は月曜日から土曜日の8:30〜17:00のみ、メールであれば24時間365日対応可能です。
対応可能な診療科
今日の問診票は、数多くの診療科に対応しています。特に内科外来や時間外の診療といった患者の訴えが多い診療科に使われることが多い傾向です。
電子カルテとの連携有無
今日の問診票はほとんどの電子カルテと連携することができます。したがって、医療機関ごとに合わせることが可能です。
今日の問診票が選ばれる理由
今日の問診票が、医療機関に選ばれる理由は以下の3点が挙げられます。
- 業務の効率化
- 新型コロナへの対策
- 医療提供のサポート
それぞれ詳しくみていきましょう。
業務効率化
今日の問診票を利用することで業務の効率化につながります。なぜなら、カルテへの転記作業は基本的にコピー&ペーストのみで、誰でも簡単に操作できるからです。
また、お薬手帳や紹介状のスキャンもスムーズにできます。今日の問診票により、従来の業務でかかっていた手間を大幅に削減できるでしょう。
新型コロナへの対策
今日の問診票は、入力に時間も場所も問いません。自宅でも入力できます。つまり人と人との接触を防ぐことができるので、新型コロナウイルスによる感染防止にもつながるでしょう。
実際に新型コロナウイルス感染症の症状に該当する患者が居ても、遠隔診療ができるので安全です。
医療提供のサポート
今日の問診票では、医療提供のサポートをしてくれます。
患者の症状を元にAIがさらに問診を行い、その結果から考えられる疾患を提示してくれるため、医療従事者の負担軽減にもなるでしょう。
今日の問診票の評判・口コミ
今日の問診票を導入している医療機関からの評判・口コミは、以下の通りです。
- 「この病院、進んでるね」と患者さまの評判に。ミスが許されない名前や住所など誤記入防止にも貢献
- 事前トリアージを行い、非接触オペレーションを確立。スタッフの精神的負担と作業工数が激減!
- 手間が省けて便利!・早く帰れるようになった!・精神的負担が軽減!
引用:今日の問診票公式サイト
まとめ
今回はAI問診票の中でも特におすすめする、今日の問診票について紹介しました。今日の問診票は、他のAI問診票とは違い、著名医師2,000名が携わったデータベースが組まれた問診票です。
今日の問診票は、機能面が優れていることはもちろん、高齢者にとっても大変使いやすいものになっています。AI問診票としての機能もあるため、AI機能が備わったWeb問診票を導入したいという医療機関は、今日の問診票の導入を検討してみるとよいでしょう。