【自動釣銭機検討中の方必見】おすすめメーカー16選を紹介!安価に導入する方法も解説します
自動釣銭機を採用すると、スタッフは会計業務にかかる時間を削減し、ほかの業務に集中する時間を持てるようになります。また、院内の業務全体をスムーズにする効果も期待できるシステムです。本記事では、おすすめメーカー16社の紹介や安価で導入する方法を詳しく解説します。
目次[非表示]
- 1.自動釣銭機(セミセルフレジ)とは
- 1.1.精算方法の種類
- 1.1.1.POSレジ+有人
- 1.1.2.セミセルフレジ(自動釣銭機)
- 1.1.3.セルフレジ(自動精算機)
- 1.2.自動精算機(セルフレジ)と自動釣銭機(セミセルフレジ)の違い
- 2.自動釣銭機の価格相場
- 3.自動釣銭機を安価に導入する3つの方法
- 4.自動釣銭機導入で得られる4つのメリット
- 4.1.1.会計時の釣銭計算のミスを防げる
- 4.2.2.スタッフのレジ締め作業を削減する
- 4.3.3.患者の待ち時間の削減
- 4.4.4.感染症のリスクを軽減できる
- 5.自動釣銭機導入前に知っておきたい注意点とポイント
- 5.1.1.自院の電子カルテと連携できるか確認する
- 5.2.2.スタッフと相談して運用方法を明確にする
- 5.3.3.設置スペースと機種のサイズを確認する
- 5.4.4.スタッフと患者の視点で操作がしやすいか確認する
- 5.5.5.費用を確認する
- 6.自動釣銭機メーカー16選
- 6.1.1.スマレジ(スマレジ株式会社)
- 6.2.2.ハヤレジ(ハヤレジ株式会社)
- 6.3.3.Clinic POS(株式会社クリニックキオスクBIZ)
- 6.4.4.RAD-300(株式会社グローリー)
- 6.5.5.NOMOCa-Regi(株式会社GENOVA)
- 6.6.6.ECS-777(富士電機株式会社)
- 6.7.7.BCPOS(株式会社ビジコム)
- 6.8.8.HappySelf(株式会社寺岡精工)
- 6.9.9.自動釣銭機 VITESE(ヴィッテス)VT-330(東芝テック株式会社)
- 6.10.10.つりぺい君(旭精工株式会社)
- 6.11.11.ACE-100(ローレルバンクマシン株式会社)
- 6.12.12.硬貨紙幣つり銭機CR-30シリーズ(沖電気工業株式会社)
- 6.13.13.レセPOS(株式会社ポスコ)
- 6.14.14.紙幣・硬貨一体型釣銭機FAL2(日本電気株式会社)
- 6.15.15.PLUM REGI(株式会社NNG)
- 6.16.16.つり銭機300シリーズ(株式会社モリタ)
- 7.まとめ
自動釣銭機(セミセルフレジ)とは
自動釣銭機(セミセルフレジ)とは、受付で会計を行う際に、現金の受け取りと計算、適切な釣銭を計算した上で払い出しを自動で行う機器です。
最近ではコンビニや飲食店、ショッピングモールだけでなく、病院やクリニックでも導入されている事例が増えています。自動釣銭機の導入により、効率的かつ、スムーズな会計処理が可能です。
精算方法の種類
ここからは、自動釣銭機を含めた精算方法の種類についてお伝えします。現状の精算方法との違いを整理する一助として、参考にしてください。
POSレジ+有人
1つ目は、POSレジ+有人です。非常に多くの店舗で普及しているタイプで、金銭のやりとりだけではなく、在庫管理システムとも連動しているPOSレジを使って精算します。
POSレジ+有人の場合、対応できる人員がそばにいるため会計がスムーズに進み、分析の情報源になる売上データの登録は自動的にできる利点があります。ただし、スタッフの配置が必要なため、マンパワーの観点では通常のレジと変わらない点に注意が必要です。
セミセルフレジ(自動釣銭機)
セミセルフレジは、漢字では「自動釣銭機」と表記するように、金銭の授受・釣り銭の受け渡しを自動化する製品です。商品のバーコードをスタッフがスキャンし、レジに併設された精算機で客が支払うシステムです。
セミセルフレジでは、精算までの準備はスタッフが担当するため、操作に慣れていない方でも比較的簡単に利用できます。なお、POSレジ同様に有人対応が基本です。業務の負担軽減は図れますが、セルフレジに比べると工数削減はやや限定的です。
セルフレジ(自動精算機)
セルフレジは、商品のバーコードスキャンから精算まで、すべて患者自身が行うレジです。医療機関で導入されているセルフレジは、患者が診察券を機械に読み取らせて精算を行う機種がよくみられます。
医療機器以外の事例では、最近は「RFIDタグ」と呼ばれるシステムが導入され、指定の場所に商品を置くだけで金額を読み取ってくれる製品も見かけるようになりました。「RFIDタグ」を用いたセルフレジでは、バーコードをスキャンする手間を最小限に抑えられます。
自動精算機(セルフレジ)と自動釣銭機(セミセルフレジ)の違い
自動精算機(セルフレジ)と自動釣銭機(セミセルフレジ)の主な違いは、スタッフの関与度合いにあります。自動精算機は患者だけで会計手続きを完結できるシステムであり、スタッフの介入はほぼ不要です。
一方、自動釣銭機は精算部分の業務を効率化する製品です。受付スタッフがバーコードや診察券の読み取りなど精算の準備を整え、患者が機械に現金を投入するシステムです。患者はそれほど手間を要しませんが、必要に応じてスタッフのサポートが必要となります。
それぞれの違いを理解すると、自院の業務フローに最適なシステムを選ぶ基準の参考として役立つでしょう。
自動釣銭機の価格相場
自動釣銭機の価格は機種によって異なりますが、一般的な相場は初期費用で約30万円〜100万円程度です。ただし、自動釣銭機本体のみの価格であり、電子カルテとの連携を考える場合は、別途、追加費用が発生するケースもあります。
医療機関が導入を検討する際には、具体的なニーズや予算に合わせた適切な機器の選定が重要です。
自動釣銭機を安価に導入する3つの方法
自動釣銭機を安価で導入する方法について、3つのパターンにわけて解説していきます。負担を少なくするための参考として役立ててください。
1.補助金・助成金
自動釣銭機の導入には、補助金・助成金の活用が考えられます。具体的には、以下3つの補助金・助成金制度が対象です。
- IT導入補助金
- 業務改善助成金
- ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
いずれかの制度を利用すれば、自動釣銭機を安価に導入できる可能性があります。なお、各制度の詳細や申請手続きについては、それぞれの補助金制度の要領に従い、申請しなければなりません。メーカーごとに利用できる補助金が異なるため、必ずメーカーにご確認ください。
2.リース
自動釣銭機を安価に導入する2つ目の方法はリースです。リースは一般的に5年以上の契約期間が設定されており、長期利用に向いています。リースの魅力は、レンタルよりも1日当たりの支払いが安価である点です。
そのため、自動釣銭機を導入する際に最も経済的な方法といえるでしょう。ただし、リースを選ぶ場合は、資産計上が必要な点に留意してください。
3.レンタル
自動釣銭機を短期間だけ導入する際には、レンタルがおすすめです。レンタルは通常数日から利用可能であり、購入前に試用するケースに最適です。
また、レンタルの場合は購入時のように資産計上が不要で、経費として計上されます。
自動釣銭機導入で得られる4つのメリット
自動釣銭機導入で得られる4つのメリットを解説していくので参考にしてください。
1.会計時の釣銭計算のミスを防げる
自動釣銭機の導入によって、ヒューマンエラーの発生を効果的に防げます。従来の手作業による会計処理では、計算ミスや操作ミスが発生する可能性が完全にゼロにはできないためです。
たとえば、1人の会計でエラーが生じると、前後の患者の会計情報を確認し、原因を特定する必要があるため、スタッフへの負担が大きくなります。そこで、自動釣銭機が入れば、金銭のやり取りに関するヒューマンエラーを最小限に抑えられます。
2.スタッフのレジ締め作業を削減する
レジ締めにかかる時間を大幅に短縮が可能です。通常、病院やクリニックでは診療前後に現金の過不足を確認するレジ締め作業が必要ですが、自動釣銭機では現金残高が自動的に計測されるため、手間が省けます。
レジ締め作業(キャッシュカウント)に係る業務時間を大幅に削減でき、診察終了後のレジ締め作業も簡素化が見込めます。また、自動釣銭機の活用により、預り金の入力や釣り銭の計算などの手間が自動化され、会計処理の効率化も可能です。
3.患者の待ち時間の削減
会計に関するスタッフの手間が削減されれば、患者の待ち時間短縮につながります。レジ打ちによる会計作業では手作業での金銭の授受が必要でしたが、自動釣銭機ではプロセスが効率化され、スタッフはほかの業務に時間を充てられるようになります。
診療から会計までの流れがスピーディになれば、患者の待ち時間も従来より削減できるでしょう。
4.感染症のリスクを軽減できる
自動釣銭機の導入は、感染症のリスクを軽減する重要な手段であるともいえます。従来の会計処理では、スタッフが紙幣や硬貨に触れる機会が多かったため、感染リスクが存在しました。
しかし、自動釣銭機が導入できれば、リスクの低減に有効です。特に病院やクリニックなどの医療機関では、清潔な環境の保持は最優先事項といえます。自動釣銭機は、院内の感染対策強化に貢献するでしょう。
自動釣銭機導入前に知っておきたい注意点とポイント
ここからは、自動釣銭機の導入前に知っておきたい注意点とポイントを紹介します。自院に合ったメーカー選定の一助として、ぜひ参考にしてみてください。
1.自院の電子カルテと連携できるか確認する
自動釣銭機がスムーズに運用されるためには、電子カルテとの連携が重要です。まず、導入を検討する自動釣銭機が自院が使っている、もしくは使う予定の電子カルテシステムと連携可能かメーカーに確認しましょう。
連携が可能であれば、患者の情報や会計情報のやり取りがシームレスになり、正確かつ効率的な会計処理が実現します。また、IDの入力や確認など余計な手間が省けるため、スタッフの業務負担が軽減され、患者の待ち時間短縮にも役立ちます。
2.スタッフと相談して運用方法を明確にする
スタッフも納得した上で自動釣銭機を導入・運用開始するために、事前にスタッフと運用方法を相談し、明確にしておきましょう。
選定において、それぞれの機種がもつメリット・デメリットについてスタッフを交えて確認し、意見を集約することで、スタッフを含めた全員が満足できる選定ができます。一方で、院長がひとりで導入を進めてしまうと、スタッフの協力を得られない可能性があるため、スタッフの意見も反映した上で運用方法を検討しましょう。
3.設置スペースと機種のサイズを確認する
自動釣銭機の導入には、設置場所の確保が必要不可欠です。機種ごとにサイズは異なるため、設置場所のスペースに収まるかどうか確認しましょう。
また、場合によっては設置スペースの調整や追加の工事が必要になるかもしれません。特に、受付カウンターは医療機関の顔であり、特注で作られているケースもあります。自動釣銭機の導入にあたっては、設置場所や機種のサイズ、追加工事の有無を事前に確認したうえで、話を前に進めましょう。
4.スタッフと患者の視点で操作がしやすいか確認する
自動釣銭機導入にあたり、スタッフと患者が操作しやすいかは入念な確認が必要です。スタッフの操作としては、窓口業務をこなすうえで直感的に操作ができるかどうかがポイントになります。また、故障時の対応についても、対処しやすい表示や操作になっているかも重要です。
一方の患者側視点でも、精算がスムーズにできるかどうか、デモ環境での確認が必要です。できれば複数人で、年齢層を変えると正しい評価が得られるでしょう。
5.費用を確認する
自動釣銭機の導入には初期費用がかかりますが、長期的な視点で考えると、人件費の削減や顧客満足度の向上による投資回収が期待できます。従って、導入時の初期費用だけでなく、長期的な運用を見据えて判断することが重要です。
初期費用の投資が、結果的には事業全体の効率化と収益向上につながることを考えると、費用面だけにとらわれず選定するのが良いでしょう。
自動釣銭機メーカー16選
自動釣銭機のメーカー16社を紹介します。
メーカー名 |
商品名 |
スマレジ株式会社 |
スマレジ |
ハヤレジ株式会社 |
ハヤレジ |
株式会社クリニックキオスクBIZ |
Clinic POS |
株式会社グローリー |
RAD-300 |
株式会社GENOVA |
NOMOCa-Regi |
富士電機株式会社 |
ECS-777 |
株式会社ビジコム |
BCPOSの自動釣銭機連動 |
株式会社寺岡精工 |
HappySelf |
東芝テック株式会社 |
自動釣銭機VITESE(ヴィッテス)VT-300 |
旭精工株式会社 |
つりぺい君 |
ローレルバンクマシン株式会社 |
コンパクト&スピーディ釣銭機「ACE-100」 |
沖電気工業株式会社 |
硬貨紙幣つり銭機CR-30シリーズ |
株式会社ポスコ |
レセPOS |
日本電気株式会社(NEC) |
紙幣・硬貨一体型釣銭機FAL2 |
株式会社NNG |
PLUM REGI |
株式会社モリタ |
つり銭機300シリーズ |
1.スマレジ(スマレジ株式会社)
引用:株式会社スマレジ
スマレジは各種レセコンとの連携により、受付スタッフがスマレジで会計内容を確認し、スムーズな精算が可能です。さらに、自動釣銭機と連動して現金を衛生的に取り扱えるため、誤決済を防止します。
また、キャッシュレス決済にも対応し、クレジットカード、ICカード、QRコードなどさまざまな決済手段と連携し、現金対応では難しい高額精算にも対応します。
2.ハヤレジ(ハヤレジ株式会社)
引用:ハヤレジ株式会社
ハヤレジ株式会社が提供する「ハヤレジ」は、セミセルフレジ型の自動精算機です。再来受付や会計、お薬引換券の発行など、多彩な機能を一台に集約し、スタッフの業務効率化やミスの削減、患者の待ち時間短縮にも寄与します。
また、現金を授受したり会計をスムーズに処理したりできる、扱いやすい設計となっているため、患者満足度の向上も期待できる自動釣銭機です。
3.Clinic POS(株式会社クリニックキオスクBIZ)
Clinic KIOSKは、幅広い医療機関で支持を受け、使いやすさはもちろんのこと、再来受付機能もオプションで利用可能です。また、インフルエンザの季節には券売機としても活用できるため、患者の待ち時間短縮も期待できます。
さらに、多彩なオプションが用意されているため、自院に合わせたカスタマイズも可能です。支払い方法も、現金のほかにクレジットカードやQRコード決済など、幅広く対応しています。
4.RAD-300(株式会社グローリー)
引用:株式会社グローリー
グローリー株式会社のRAD-300は、大学病院でも多くの導入実績があるつり銭機とPOSがセットとなった機種です。
クリニックでの会計業務効率化に寄与するだけでなく、担当スタッフが現金に触れる機会を軽減できるため衛生的な運用が可能です。また、連携に対応したレセコンであれば、バーコード読み取りによる会計処理によって、正確性が担保されます。
5.NOMOCa-Regi(株式会社GENOVA)
引用:株式会社GENOVA
NOMOCa-Regiは、クリニック専用のレジ自動釣銭機として開発されています。電子カルテ・レセコンとのデータ連携を標準とし、会計における大部分の無人化が可能です。
受付スタッフのタスクを削減し、クリニックの待ち時間短縮や生産性向上によって、患者満足度の向上も期待できる自動釣銭機です。
6.ECS-777(富士電機株式会社)
引用:富士電機株式会社
富士電機の「ECS-777(トリプルセブン)」は、縦置きに対応しており、特にスペースに制約のある病院やクリニックに最適です。
見やすいガイドランプ表示が特徴で、機械に不慣れな方や高齢者でも迷わずスムーズに支払いができます。ブラック&ホワイトのシンプルなカラーリングで、どんな空間にも調和します。
7.BCPOS(株式会社ビジコム)
引用:株式会社ビジコム
BCPOSは、セミセルフレジタイプの自動精算システムです。レセコンで発行された領収書のバーコードを読み取り、正確かつ迅速に会計できます。
自動釣銭機の現金投入口は患者側に向けられているため、患者自身で支払い方法の選択が可能です。現金や各種キャッシュレスに対応しており、患者の利便性を高めます。また、正確に現金を管理できるため、レジ締めの時間短縮にも貢献します。
8.HappySelf(株式会社寺岡精工)
引用:株式会社寺岡精工
株式会社寺岡精工の「Happy Self」は、設置場所に合わせてカウンター型か一体型を選べる自動精算機です。使いやすさにこだわり、初めての利用者や高齢者にも親しみやすい操作性を備えています。
また、音声ガイダンスも利用可能で、操作をサポートします。クレジットカード決済、電子マネー決済、QRコード決済など、幅広い支払い方法に対応可能です。
9.自動釣銭機 VITESE(ヴィッテス)VT-330(東芝テック株式会社)
引用:東芝テック株式会社
東芝テックのVITESE(ヴィッテス) VT-330は、使いやすい操作性が際立つ自動釣銭機です。硬貨出金口が中央に配置されており、取り出しもスムーズでストレスがありません。そのため、患者の利便性が向上し、導入しても不満はでにくい機種といえるでしょう。
また、釣銭機の操作時において、状況に応じて6段階にわたるブザー音の音量を細かく調整できます。異常時には、音の変化のサポートにより、ユーザーを適切に案内します。
10.つりぺい君(旭精工株式会社)
引用:旭精工株式会社
旭精工のつりペイ君は、コンパクトながらも優れた収納能力を持ち、硬貨や紙幣の補充が少なくて済む便利な自動釣銭機です。導入費用が従来の機種に比べて低いのも魅力です。
安全性を向上させるため、患者が触れる部分には抗菌性素材を採用しています。また、硬貨投入口や釣銭受取口には抗菌性プラスチックが使用されており、LCDタッチパネルには抗菌保護フィルムが貼られているため衛生的に使えて安心です。
11.ACE-100(ローレルバンクマシン株式会社)
LAURELの自動釣銭機「ACE-100」は、コンパクトで使いやすい点が特徴です。セルフレジとしても活用可能で、多くの病院やクリニックで利用されています。
紙幣は上部から投入するスタイルで、スムーズな入金が可能です。また、4.3インチの大きな液晶タッチパネルでボタンや文字が大きく表示されるため、初めて使う方でも迷うことなく会計を済ませられます。
12.硬貨紙幣つり銭機CR-30シリーズ(沖電気工業株式会社)
引用:沖電気工業株式会社
CR-30シリーズは、使いやすさを重視した硬貨紙幣つり銭機です。4.3インチの大型タッチパネルディスプレイを搭載し、直感的な操作が可能です。
また、電磁ロックが標準装備され、鍵不要で装置を引き出せるため、鍵の管理に関する手間が省けます。利便性の部分では、紙幣を横型でスムーズに出し入れでき、高速な処理能力で、釣銭の出金や現金の補充が迅速です。
さらに、セルフクリーニング機能が備わっており、センサーを自動で掃除できるため、お手入れの手間を軽減します。
13.レセPOS(株式会社ポスコ)
引用:株式会社ポスコ
レセPOSはポスコが提供しているPOSシステムで、多くのレセコンや電子カルテと連動しています。レセコンからデータを取り込み、自動的にレジへ反映してくれるため、従来と比較すると効率的な会計が可能です。
さらに、患者ごとの未収金を表示したり、保険診療や自費診療、物販販売を区別したりしやすい特徴も有しています。
14.紙幣・硬貨一体型釣銭機FAL2(日本電気株式会社)
引用:日本電気株式会社
NECが提供している紙幣・硬貨一体型釣銭機FAL2は、紙幣と硬貨を一体型で処理する高性能な釣銭機です。入金場所をライトで照らして利用者に分かりやすい設計になっています。
また、異物が混じった場合でも即座に検知し、安全性を確保します。素早い入出金処理が特徴で、硬貨999円の出金に約1秒、紙幣9000円の出金に約2.4秒と業界トップクラスのスピーディーな出金が可能です。
15.PLUM REGI(株式会社NNG)
引用:株式会社NNG
株式会社NNGの「PLUM REGI」は、卓上タイプの自動精算機で受付カウンター上に設置できるため、スペースに制約のある医療機関に最適です。
受付機能も兼ね備えており、受付から会計までの一連のプロセスに対応しているのが特徴です。また、指定した枚数の出金や金種のカウントなども可能で、金銭管理の手間を軽減します。
16.つり銭機300シリーズ(株式会社モリタ)
引用:株式会社モリタ
株式会社モリタの「つり銭機300シリーズ」は、初心者の方でも使いやすいオペレーション環境を可能にしています。
また、稼働履歴の機能が備わっており、万が一トラブルが発生しても迅速に対応できる点も医療機関にとっては魅力の一つになるでしょう。
まとめ
自動釣銭機の導入により、患者が支払いを自ら処理し、スタッフの負担を軽減できます。患者の待ち時間が短縮されるほか、スタッフが現金に触れないため衛生面でも利点があります。
自動釣銭機の採用は、業務の効率化や顧客満足度の向上など、多くの利点が期待できます。ぜひ自動釣銭機の導入を検討してみてはいかがでしょうか。