CLINICSカルテの料金・価格・費用

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診察予約システムとは?概要からメリット・デメリット、おすすめの診療予約システムを徹底解説!


近年、病院やクリニックでは業務効率化のために、診療予約システム・ウェブ予約システムが導入され始めています。導入され始めているとはいったものの、まだまだ導入されていない病院・クリニックは多いです。

当記事では、これから診療予約システムを導入しようと考えている方に向けて、診療予約システムの概要や種類、メリット・デメリットなどについて解説していきます。


目次[非表示]

  1. 1.診療予約システムとは?
  2. 2.診療予約システムの種類
  3. 3.診療予約システムを導入する病院側の5つのメリット
    1. 3.1.1.受付スタッフの予約業務を削減できる
    2. 3.2.2.電子カルテとの連携することで業務の効率化
    3. 3.3.3.混み具合の平均化
    4. 3.4.4.飛び込み診療の削減
    5. 3.5.5.再来院・新規患者の獲得増加
  4. 4.診療予約システムの2つのデメリット・注意点
    1. 4.1.1.コストがかかる
    2. 4.2.2.スマホの操作が苦手な方をサポートする必要がある
  5. 5.診療予約システムを選ぶ際のポイント
  6. 6.おすすめの診療予約システム26選
    1. 6.1.【予約システム】
      1. 6.1.1.1.CLINICS予約
      2. 6.1.2.2.メディカル革命 by GMO
      3. 6.1.3.3.ドクターキューブ
      4. 6.1.4.4.医療機関特化型LINE診療予約システム「Lacoon」
      5. 6.1.5.5.ヨヤクル
      6. 6.1.6.6.診察予約2022
      7. 6.1.7.7.Bee診察予約 
      8. 6.1.8.8.Airリザーブ
      9. 6.1.9.9.アポクル
      10. 6.1.10.10.stores予約
      11. 6.1.11.11.スマイリーリザーブ
      12. 6.1.12.12.ワクチン&診療予約システム「Emidel」
      13. 6.1.13.13.受付業務の効率化を目指すなら「CureSmile」
      14. 6.1.14.14.wakumy
      15. 6.1.15.15.FAST LIST
      16. 6.1.16.16.MEDICALPASS
      17. 6.1.17.17.iTICKET Smart Cloud
      18. 6.1.18.18.テルミー i
      19. 6.1.19.19.ビスカ
      20. 6.1.20.20.selecttype
      21. 6.1.21.21.チェックオン
      22. 6.1.22.22.Dr.24(ドクター24)
    2. 6.2.【ポータルサイト型の予約システム】
      1. 6.2.1.1.CLINICSプロモーション
      2. 6.2.2.2.EPARK
      3. 6.2.3.3.ドクターズファイル
      4. 6.2.4.4.病院なび
  7. 7.まとめ

診療予約システムとは?

診療予約システムとは、クリニックや病院に訪れようとしている方がインターネット上で診察の予約ができるシステムです。従来の電話での予約と違い、インターネットに繋がるデバイスさえあれば、場所・時間を問わず診察の予約ができることが特徴です。

診療予約システムの種類

診療予約システムにはいくつかの種類があり、自院の診療科やワクチン接種の有無などによって適した種類が異なります。診療予約システムの種類は次のとおりです。

  • 順番待ち予約
  • 時間指定予約
  • 時間帯予約

「順番待ち予約」とは、病院やクリニックに訪れた方から予約ができるシステムです。待合場所に番号発見器や予約番号が記載されたモニターを設置することで、予約番号を周知させます。

「時間指定予約」とは、患者が決めた時間に予約を入れるシステムです。診療時間が正確に決まっているため、待ち時間なく診察を受けることができ、ストレスなく病院やクリニックを利用できます。

「時間帯予約」とは、順番待ち予約と時間指定予約を混ぜた新たな予約システムです。30分〜1時間の予約時間を設け、来院した順に診療が開始される仕組みとなっています。

時間に融通が利くことや急病の患者が飛び込みで入ってきても対応できる点もメリットです。


診療予約システムを導入する病院側の5つのメリット

診療予約システムを導入する病院側のメリットは大きく分けて5つあります。それぞれ詳しくみていきましょう。

1.受付スタッフの予約業務を削減できる

診療予約システムの導入によって、予約業務を削減できるでしょう。今までであれば、患者と受付で日程を調整したり、電話対応で予約を受け付けたりといった対応が必要でした。

しかし、予約診療システムを導入すれば、システム上で予約業務を進めることができるため、予約業務に時間を割く必要がありません。また、予約履歴もシステム上で管理できるため、事前に確認作業を行えます。

2.電子カルテとの連携することで業務の効率化

さらに、診療予約システムと電子カルテを連携することで、より受付業務を効率化することが可能になります。電子カルテと連携すれば、予約している患者情報が自動で電子カルテに転記されるため、受付業務をより効率化することが可能です。

情報入力やカルテを探す手間もなくせるため、入力ミスによる再入力や確認作業がなくなり、他の業務に集中できるでしょう。受付スタッフの業務量が減ることで、患者の待ち時間削減にも繋がります。

ただし、診療予約システムのなかには電子カルテとの連携に対応していないものもあるため、連携有無について導入前に確認する必要があります。

3.混み具合の平均化

診療予約システムでは、設定で予約管理や調整ができるため、混み具合を平均化できます。事前に混み具合が想定されている時間帯に、病院・クリニック側が予約枠の人数を制限することで、制限した人数以上の予約が入らないようになります。

また、混み具合を予約システム上で表示することで、患者を空いている日時に誘導できるため、混み具合のコントロールが可能です。

4.飛び込み診療の削減

診療予約システムを導入することで、予約を取っていない飛び込み患者の診療が減ります。飛び込み診療を削減できれば、受付業務の手間がなくなります。

また、電話問い合わせで予約時間を聞かれたとしても、診療予約システム上での確認を促すことができるため、電話による予約対応業務の削減も可能です。

5.再来院・新規患者の獲得増加

診療予約システムを導入することで、再来院・新規患者の獲得増加が見込めるでしょう。

電話予約よりもウェブ予約を好む患者も増加しています。そのため、診療予約システムを導入していないクリニックよりも、診療予約システムを導入しているクリニックを受診する患者も増えています。ホームページからの新規患者の流入が期待できるでしょう。

また、診療予約システムによっては、予約画面にメッセージを流せる機能がある場合があります。例えば、予約画面に「◯◯シーズンですので、ワクチン接種をぜひ」といったアナウンスを流すことで、患者にワクチン接種を促すことも可能です。


診療予約システムの2つのデメリット・注意点

診療予約システムのデメリット・注意点は大きく分けて2つです。それぞれ詳しくみていきましょう。

1.コストがかかる

当たり前ですが、診療予約システムを導入するためには、初期費用や月額費用といったコストがかかります。システムによって導入費用は異なりますが、機能がしっかりと取り揃えられている診療予約システムの場合、コストは高くなりがちです。

診療予約システムを導入する前に、複数のシステムの値段や機能を比較し、自院に最適な診療予約システムを導入しましょう。

2.スマホの操作が苦手な方をサポートする必要がある

中にはスマホ操作に慣れていない患者もいます。特に高齢の方はネットに慣れておらず、受付や電話が主な予約手段です。
こうした患者にもスムーズにシステムを利用してもらえるよう、使い方のガイド資料を用意したり、実際に予約手順を丁寧に説明したりすることが重要です。万全なサポートが、円滑な予約手続きに繋がります。


診療予約システムを選ぶ際のポイント

診療予約システムを選ぶ際のポイントは次のとおりです。

  • 自院の診療科や提供している診療内容、理想の運用に適しているか
  • 自院の電子カルテと連携できるか
  • 初期費用や月額費用
  • 運営会社に信頼がおけるかどうか
  • セキュリティ面の安全性
  • システム導入後のサポート体制

診療予約システムは導入するだけでは、意味がありません。導入後にどういった方法で運営・活用していくのかが重要になります。

費用面やシステム機能の豊富さはもちろん、導入後のサポート体制、運営会社が信頼できるかどうかも診療予約システムを選ぶ際には欠かせないポイントです。


おすすめの診療予約システム26選

ここではおすすめの診療予約システムを紹介します。それぞれどのような特徴・性能があるのか比較しましょう。

【予約システム】

1.CLINICS予約

「CLINICS予約」は、医療機関専用の予約ページを簡単に作成できるシステムです。
患者はスマートフォンやパソコンから24時間いつでもWeb予約が可能で、営業時間外でも予約受付ができます。空き時間のみが選択できるUIを採用しており、ユーザーは迷うことなく予約登録が可能です。

さらに、CLINICSカルテと連携することで、予約が自動的にカルテに取り込まれます。患者情報の一元管理により、診察効率が向上します。CLINICSアプリを使用して予約した患者は、キャッシュレス決済も可能で、会計待ち時間の短縮を図ることも可能です。

また、CLINICSアプリを利用して患者から保険証画像を受信したり、明細書などのファイルを送信することもできます。予約枠の上限設定や診療メニューの柔軟な設定も可能なため、効率的な予約管理が実現します。

参考:CLINICS予約|現場の声を取り入れた誰もが使いやすい医療機関向け予約システム

2.メディカル革命 by GMO

「メディカル革命 by GMO」は大手インターネットサービス会社GMOが発信しているサービスで、Web上の予約だけでなく、アプリでの予約も可能になっています。

LINEを使った予約が可能になっているため、どの世代でも簡単に予約ができます。また、システム内に入力された患者情報や診察内容を元に自動で電子カルテを作成してくれるため、カルテの入力が不要です。メディカル革命 by GMOは、効率化や利便性を追求した診療予約システムです。

参考:メディカル革命

3.ドクターキューブ

「ドクターキューブ」は、予約が行いやすいシステムで簡易的なWeb診察も行ってくれます。また、機能性も高く高齢者や子供といったどの年代でも活用しやすい診療予約システムになっています。

参考:ドクターキューブ

4.医療機関特化型LINE診療予約システム「Lacoon」

 「Lacoon(ラクーン)」は、ハヤレジ株式会社が提供する、医療機関向けの専用LINE予約システムです。 このシステムを使えば、LINEを介して手軽に予約ができ、IDやパスワードの心配がありません。 

また、家族の受診予約をまとめて管理できる便利な機能も備えています。 契約前には30日間の無料体験も可能で、安心して導入を検討できます。

Lacoonの特徴は、日々の診療予約の他に、順番予約や具体的な時間指定も可能な点です。予防接種や新型コロナワクチンの予約にも活用できます。また、院内ディスプレイや診察券発行、自動再来受付機など、オプション設備も充実しています。

参考:LINEで診療予約 Lacoon

5.ヨヤクル

「ヨヤクル」は、インターネットでの予約だけでなくタッチパネルやバーコード、自動音声予約が可能になっています。

ヨヤクルのシステムを活用すれば、インターネットを活用したデバイス操作が苦手な方であっても簡単に予約ができます。予約状況や待ち時間はいつでも確認が可能ですので、待ち時間なく診察を受けることができる点も特徴です。

月額費用も9,000円と安価で、予算が少ない病院やクリニックであっても安心して導入できます。

参考:ヨヤクル

6.診察予約2022

「診療予約2022」は、順番待ち・時間帯予約版・複合版のシステムに分かれています。操作もシンプルで、予約や確認も数クリックで完了します。

また、診療予約2022は初期費用が0円ですので、導入しやすい診療予約システムです。順番待ち版・時間帯予約版ともに月額10,000円、複合版は月額15,000円の費用設定となっているため、導入後もコストをかけず運営を進めることができます。

参考:診療予約システム

7.Bee診察予約 

Bee診察予約は、多くの医療従事者の声が反映された診療予約システムです。導入すると、患者は自宅からオンラインで24時間予約できるようになります。

また、リアルタイムで順番を確認できるため、クリニック内の混雑も回避することが可能です。LINEオプションも販売しているため、より利便性が向上しています。

参考:医療・診療予約システム|Bee診察予約|クリニック・診療所向け

8.Airリザーブ

Airリザーブの導入により、予約受付やキャンセル対応、医師のスケジュール調整も効率化できます。

Airリザーブは、初期設定に手間がかからず診療スタイルに適した予約管理設定が可能です。また、Airリザーブはシステム開発にかかるコストが抑えられているため、低価格で導入できます。

セキュリティ対策も万全であるため、安心して利用できるでしょう。

参考:Airリザーブ

9.アポクル

アポクルは、初期費用無料、3ヵ月間お試しで利用できるのが特徴です。

アポクルは、時間帯予約や順番待ち予約を選んで使えます。クリニックのニーズに適した予約方法などにカスタマイズできるため、業務効率をアップさせやすい点もメリットです。

アポクルは、月額料金10,000円から利用できるため初期導入の負担も軽減できます。診療予約システムの費用を抑えたい人は、アポクルを検討してみてください。

参考:アポクル

10.stores予約

「STORES 予約」は初期費用0円で導入可能な予約システムです。多彩な業種に適用できるシンプルなデザインが特徴で、簡単な操作で本格的な予約サイトを構築できます。

クレジットカード決済や豊富な機能により業務効率向上も実現でき、Google予約や集患・販売促進ツールも提供しています。STORES 予約はサポートも充実しており、幅広い導入実績があります。無料フリープランも用意されているため、予約システムの失敗を避け、柔軟な運用が可能です。

参考:予約システム STORES 予約 |15万社導入!無料で始められる

11.スマイリーリザーブ

「スマイリーリザーブ」は、株式会社スマイリーマムが提供するクラウド型診療予約システムです。順番予約と時間予約を組み合わせた柔軟な予約方法を採用し、予約方式の変更も無料で対応してくれます。通常は順番予約を採用し、インフルエンザ予防接種のような特定の予約には時間予約を設定できます。

また、患者データの転送機能が備わっており、システム操作にかかる負担を軽減します。機能とコストのバランスが優れており、途中での予約方式変更も追加費用は発生しません。
導入時の負担を減らすため、患者データの一括登録サービスが標準で提供されています。

参考:スマイリーリザーブ

12.ワクチン&診療予約システム「Emidel」

「Emidel」は、初期費用が0円で月額5,000円というコストパフォーマンスに優れた診療予約システムです。診療時間や順番の呼び出し・お知らせ、診察後の予約情報の自動削除、再診予約、CSV出力などの機能が利用でき、最短5日で導入可能です。初期設定も任せられるため、急いで導入したい場合やシンプルな予約システムを手軽に試したい場合に最適です。

インフルエンザや新型コロナウイルスのワクチン予約、発熱外来にも即対応できます。また、ホームページ付き予約システムプランも提供しているため、クリニックの運用状況に応じてプランを選択することが可能です。

参考:Emidel

13.受付業務の効率化を目指すなら「CureSmile」

「CureSmile」は、Web、電話、LINEを活用した柔軟な予約システムです。オプションの「ラクLINE」(月額2,000円)を利用すれば、LINEを使った予約ができます。順番予約や時間予約、お知らせ通知、呼び出し通知、複数人予約などがカスタマイズ可能です。

急な診察時間の変更やワクチンの入荷状況のお知らせを一斉に配信するなど、病院・クリニックの運営スタイルに合わせたサポートを提供しています。デジタル診察券やバーコード診察券、セルフチェックインなどの機能で受付業務をスムーズに行えます。また、着信表示機能「パッパ」や呼び出しシステム「コール君」、次回予約タッチパネルなどのオプションも多数用意され、受付スタッフの効率化を促進します。

参考:診療予約システムCureSmile

14.wakumy

「Wakumy(ワクミー)」は、クリニック向けの時間帯予約システムで、待ち時間の削減と医療機関の収益最大化を両立できる予約システムです。患者やスタッフの利便性を重視したシンプルな設計が特徴です。WEB問診Symviewとの完全連携により、オンライン診療や問診確認がスムーズに行え、患者はLINEで簡単にログインできます。

使いやすいUIと導線設計で、初めての利用でも簡単に予約でき、クリニック側でも空き枠が把握しやすくなっています。さらに、ほぼ全ての電子カルテ端末との連携が可能で、PHCグループWEMEXのメディコムHRFとの患者情報の自動連携にも対応可能です。

参考:予約システム Wakumy ワクミー|株式会社レイヤード

15.FAST LIST

「FAST LIST」は、PUGZ web designが提供するクリニック向けの診療予約システムです。シンプルな設計で、午前午後を分けた順番予約を基本としています。

会員登録不要で、患者は常時予約可能です。急患モードでは、来院していない患者に診察が止まっていることを通知できます。プランは3種類あり、診療予約システムの機能に違いはありません。ホームページ未所持者は「ホームページプラスプラン」で作成・管理が可能です。

参考:FAST LIST

16.MEDICALPASS

MEDICALPASSは、スマートフォンに完全に対応している診療予約システムです。

MEDICALPASSは、直感的に使えるシンプルな設計であるため、初めて診療予約システムを使う人も安心して利用できます。またパッケージが標準化されているため、低価格で利用できるのが特徴です。

低価格で診療予約システムを利用したい人は、MEDICALPASSを検討してみてください。

参考:MEDICALPASS

17.iTICKET Smart Cloud

iTICKET Smart Cloudは、院内サーバーが不要であり、シンプルかつ使いやすいのが特徴です。

iTICKET Smart Cloudにはライトプランやスタンダードプラン、プロプランという3つのプランがあります。クリニックの状況に合わせて、3つのプランから選択できるのがiTICKET Smart Cloudのメリットです。

タブレットや専用プリンタなど、機器のレンタルもできます。

参考:iTICKET Smart Cloud

18.テルミー i

テルミー iは、インターネットや自動応答電話から予約できる診療予約システムです。

テルミー iを導入すると、クリニック内における患者の待ち時間を確認できます。また、診療予約システムだけでなく診療券受付システムなども販売しているため、ワンストップでの利用も可能です。

充実したサポート体制も整っているため、安心して利用できます。

参考:テルミー i

19.ビスカ

ビスカは、操作が簡単で直感的に使えるため、初めての人もすぐに利用できるのが特徴です。

診察室や医療スタッフの数に合わせてカスタマイズすることができます。また、導入前から導入後までスタッフが訪問してサポートしてくれるため、トラブルが起きても安心です。

参考:​ビスカ

20.selecttype

selecttypeは、病院予約や初診予約などクリニックのさまざまな予約に必要な機能が充実した、診療予約システムです。

診療予約システムに加えて、健康診断の予約機能も搭載されています。また、診療科目・担当医ごとに予約カレンダーの作成が可能です。

selecttypeの導入により患者の来院を管理しやすくなるため、業務効率をよりアップできます。

参考:selecttype

21.チェックオン

チェックオンとは、医療スタッフと患者側のどちらも利用しやすい診療予約システムです。

チェックオンの予約方式は、順番待ちと時間指定どちらにも対応しているため、さまざまなクリニックの診療体制に適応できます。また、パソコンやスマートフォン、電話音声予約など幅広い方法にも対応しているのが特徴です。

LINE通知機能も追加されたため、患者にとって利用しやすい仕様になっています。

参考:チェックオン

22.Dr.24(ドクター24)

「Dr.24」は、株式会社マクロスジャパンが提供する診療予約システムです。時間制と順番制の2種類の予約方式をサポートし、クリニック側で予約内容や診察枠の管理を簡単に把握できます。

さらに、患者の予約枠から電子カルテを開いたりオーダー入力も可能です。タッチパネル対応のデバイスで視覚的で分かりやすい操作が可能で、初めて利用する人でも扱いやすい特徴があります。

電話予約では、患者はプッシュ式の電話から専用番号にダイヤルし、ガイダンスに従って予約を取る方法を採用しています。ネット予約は診察券所持者が対象で、パソコンやスマホから予約サイトにアクセスして予約を取ることが可能です。

参考:診療予約システム Dr.24(ドクター24)|株式会社 マクロスジャパン

【ポータルサイト型の予約システム】

1.CLINICSプロモーション

CLINICSプロモーションは、医療機関向けの多機能なプロモーションツールです。医療機関紹介ページを作成することで、患者が選ぶ際に必要な基本情報や診療内容、料金、スタッフ紹介などを掲載します。

さらに、予約受付管理機能を使い、医師やスタッフのニーズに応える使いやすいUIで患者の予約を効率的に管理することが可能です。医療機関専用の予約ページを作成できるため、紹介文や診療メニューの掲載、予約料の設定などを柔軟に行える点も魅力です。

また、30分ごとの予約枠を細かく設定し、急な休診日や状況に応じたスケジュール調整も容易に行えます。 CLINICSプロモーションは、医療機関の運営を支援し、患者との円滑なコミュニケーションを実現します。

参考:CLINICSプロモーション

2.EPARK

「EPARK」は株式会社EPARKが開発・販売している予約診療システムです。EPARKでは、他システムとの連携や患者もスタッフも簡単に操作ができるといった特徴があります。

また、24時間対応のオンラインサービスによっていつでもどこでも事前予約が可能です。その上、予約の重複を防ぐことができ、スタッフ全員が同じツールで最新状況を確認することができるためミスが起きにくい環境を作れます。

参考:EPARK

3.ドクターズファイル

「ドクターズ・ファイル」は、医療機関向けの包括的なサービスです。写真による親近感や安心感の提供や、信頼性の高い取材記事の提供、分かりやすい記事で診療方針や専門的な内容を伝えるのが特徴です。

さらに、「ドクターズ・ファイルアポ」との連動により、WEB予約の受付や管理を容易に行えます。WEB予約の導入により、スタッフが不在でも患者の予約受付が可能になり、受付機会の損失を最小限に抑えられます。

また、導入後も運用面での疑問や問題があれば、サポートデスクが迅速に対応してくれるため快適にサービスを利用することが可能です。
ドクターズ・ファイルの活用により、患者への利便性向上と医療機関の効率化を実現します。

参考:ドクターズ・ファイル

4.病院なび

「病院なび」はeヘルスケアによって運営されている医療ポータルサイトで、全国23万件以上の医療機関や薬局が登録されており、利用者数は月間1000万人に昇ります。各医療機関のページには、特徴や基本情報の他に、ページアクセス数や受診しやすい時間帯、対応可能な疾患、専門的な治療、診察できる難病などが掲載され、利用者の口コミも参考にできます。

また、東邦薬品株式会社が提供している「初診受付サービス」は、病院なびとの連携が可能で、さらなる集患効果を求めているクリニックにおすすめです。初診受付サービスの便利な点は、問診機能が組み込まれていることです。

事前に患者情報を受け取り、スムーズな受付を実現します。受付情報はメールやFAXで確認することが可能です。「初診受付サービス」は利用料が無料ですが、月額費用は3,000円かかります。

参考:病院なび

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まとめ

診療予約システムには、新規患者の獲得であったり、電子カルテと連携できたりといった複数のメリットがあります。しかし、導入するための費用がかかったり、既存患者の離脱を招いたりといったデメリットがある点を覚えておきましょう。

診療予約システムは導入するだけではなく、機能を使いこなすことで、当記事でご紹介したメリット・デメリットを最大限に発揮します。診療予約システムを導入するのであれば、「どのような目的で使用するのか」を明らかにし、業務効率化や新規患者獲得をしましょう。

執筆監修者:CLINICS編集部
執筆監修者:CLINICS編集部
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