【クリニック向け】集患に活用できるSNSとは?種類別の特徴や運用手順、メリット・デメリットも解説
「集患に利用できるSNSを知りたい」
「SNSを利用するメリットは?」
上記のような疑問を抱えている院長先生も少なくありません。
インターネットが普及した現在、SNSから通う病院を決めている人が増えつつあります。しかし、SNSの種類は多いため、どのツールを利用していいのかわからない人も多いはずです。
当記事では、集患に活用できるSNSの種類別の特徴やメリット、デメリットなどを紹介します。当記事を読めば、自分のクリニックの集患に適したSNSがわかります。ぜひ参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.集患に活用できるSNSの種類別の特徴
- 1.1.LINE公式アカウント
- 1.2.Twitter
- 1.3.Instagram
- 1.4.Facebook
- 1.5.ブログ
- 2.SNSでの集患に向いているクリニックの特徴
- 2.1.クリニックの認知度を広めたい
- 2.2.競合医院との差別化を図りたい
- 2.3.写真や動画などで魅力を伝えたい
- 2.4.SNSになれたスタッフがいる
- 3.集患でSNSを活用する3つのメリット
- 3.1.1.手軽に始められて更新しやすい
- 3.2.2.新規患者に認知されやすい
- 3.3.3.クリニックのブランディングにつながる
- 4.集患でSNSを活用する3つのデメリット
- 5.SNS運用の手順
- 5.1.ステップ1.アカウントを作成する
- 5.2.ステップ2.投稿内容を決める
- 5.3.ステップ3.投稿する
- 6.まとめ
集患に活用できるSNSの種類別の特徴
集患に活用できるSNSの種類別の特徴は、以下の通りです。
- LINE公式アカウント
- ブログ
それぞれ詳しく解説します。
LINE公式アカウント
LINE公式アカウントは、再診率・治療継続率の向上、ワクチンや新しい治療を提供を開始した際の集患に適しています。
LINE公式アカウントは開封率が高いのが特徴です。健診の案内やワクチンの案内、次回予約日の連絡など、重要な情報を効率よく伝えられます。
また、LINE公式アカウントでは一斉送信機能を利用できます。友達追加されている患者に対して、送りたいメッセージを一斉で送れるためスタッフの負担を軽減することが可能です。
Web予約やWeb問診、クリニックのホームページのリンクなどをリッチメニューと呼ばれるトーク画面上のメニューに配置することができます。
クリニックで新規患者を集めるには、Twitter運用がおすすめです。
Twitterは文章での投稿がメインのSNSであり、クリニックが取り組みやすい方法の一つです。写真や動画よりも、情報を端的に伝える必要があります。
またリアルタイムで現状を伝えられるのも特徴です。
先生方がお持ちの医療知識は、先生にとっては当たり前でも患者は知らないケースがほとんとです。医師しか知らない専門知識を患者に提供できるため、患者に喜ばれるSNS運用の方法の1つです。
Instagramは、クリニックの雰囲気を患者に伝えるのに有効なツールです。
誰しもはじめて病院・クリニックにかかる時は緊張するものです。そこで、院内の様子やスタッフの声、地域活動などを伝えることで、患者が安心して来院することが可能です。
画像を用いることで非常にわかりやすく伝えることができます。また、患者は過去の投稿も閲覧可能なため、一度投稿すれば患者に半永続的に情報提供することができる点もメリットです。
Facebookも、Instagramと同様に、クリニックの雰囲気や信頼性を伝えるのに有効なツールです。
Facebookでクリニックのページを作成したうえで、定期的に新しい情報を投稿しましょう。潜在的な患者も含めて幅広い年齢層に、最新の情報を提供できます。
Facebookの投稿はユーザーによる「いいね!」やコメント、シェアなどで広く共有され、レビュー効果を得やすいのも特徴です。
ブログ
SNS集患を検討している場合は、SNSからは少し離れますが、ブログもおすすめです。
ブログでは、クリニックのスタッフが自分たちの専門知識や経験を生かして、患者に対して価値ある情報を提供できます。
さらに、ブログはSEOとしても有効です。クリニックに関連するキーワードを含めた内容にすると、検索結果で上位表示されるため、クリニックの視認性を高められます。
SNSでの集患に向いているクリニックの特徴
SNSでの集患に向いているクリニックの特徴は、以下の通りです。
- クリニックの認知度を広めたい
- 競合医院との差別化を図りたい
- 写真や動画などで魅力を伝えたい
- SNSになれたスタッフがいる
それぞれ詳しく解説します。
クリニックの認知度を広めたい
クリニックの認知度を広めたい場合、SNSを活用するのも一手です。
SNSは、クリニックの認知度を広めるのに効果的なツールです。SNSは手軽に開設でき、情報の更新も容易であるため、クリニックの情報を幅広い年齢層に伝えられます。
メールアドレスや電話番号があれば、手軽に開設可能です。認知度アップを目指している場合、SNSは有効です。
競合医院との差別化を図りたい
SNSを活用すれば、競合医院との差別化を図れます。クリニックの特色や強みを強調した内容にすると、患者に選ばれやすい傾向です。
例えば、診療内容や医師の専門知識を生かした投稿、クリニック内の様子などが挙げられます。通院前に、クリニックの様子がわかるため来院のハードルが下がりやすいのが理由です。
また、医院の理念や取り組みを伝えて、患者とのコミュニケーションを大切にすれば、患者の満足度を高められるでしょう。
写真や動画などで魅力を伝えたい
SNSは、写真や動画でクリニックの魅力を伝えやすいツールです。
患者がクリニックを選ぶ際に参考にしているのは、サービス内容だけではありません。クリニックやスタッフの雰囲気で来院するか否かを決める人もいます。
特にInstagramでは写真や動画を投稿しやすいため、クリニックの雰囲気やスタッフの顔を載せるだけで、通院する際のハードルがぐっと下がるのです。
SNSになれたスタッフがいる
SNSになれたスタッフがいる場合は、SNSを大いに活用して集患につなげましょう。
SNSの運用には、慣れが必要です。今まで運用した経験がないと、どのようにSNSを活用していいのかがわからないものです。
SNSの有効活用には、SNSになれたスタッフが欠かせません。患者に受けやすい投稿を知っているスタッフがいると、効果的な運用が可能です。
集患でSNSを活用する3つのメリット
集患でSNSを活用するメリットは、以下の3つです。
- 1.手軽に始められて更新しやすい
- 2.新規患者に認知されやすい
- 3.クリニックのブランディングにつながる
それぞれ詳しく解説します。
1.手軽に始められて更新しやすい
SNSによる集患は、手軽に始められて更新しやすいのが魅力です。
SNSの活用は、特別な専門知識や大きな予算は必要ないため、手軽に始められます。また、スマートフォンやPCからいつでもアクセス可能なため、情報の更新も簡単です。
隙間時間や業務の空き時間などを有効活用して、運用を始めてみてはいかがでしょうか。
2.新規患者に認知されやすい
SNSを活用すると、新規患者に認知されやすいのも特徴です。
SNSは多くの人々が日常的に活用しています。特にTwitterやInstagramは、ユーザー数も多く若年層から高齢者層まで利用している人が多い傾向です。
その中には、あなたのクリニックをまだ知らない潜在的な人も多いでしょう。クリニックの魅力を発信すれば、たちまちクリニックの認知度を高められます。
3.クリニックのブランディングにつながる
SNSの活用は、クリニックのブランディングにつながります。
SNSではクリニックの特色や強み、提供している医療サービスなどを伝えることが可能です。とはいえ、どのようなクリニックを運営しているのか、患者に伝えるのは簡単ではありません。
そのため、SNSはブランディングにつながるツールとして活用でき、信頼関係の構築にもつながります。
集患でSNSを活用する3つのデメリット
集患でSNSを活用するデメリットは、以下の通りです。
- 1.スタッフに負担がかかる
- 2.すぐに効果が出ない
- 3.トラブルにつながる可能性がある
SNS運用の手順
SNS運用の手順は、以下の通りです。
- ステップ1.アカウントを作成する
- ステップ2.投稿内容を決める
- ステップ3.投稿する
それぞれ詳しく解説します。
ステップ1.アカウントを作成する
最初にすることは、SNSのアカウント作成です。
SNSのアカウントを作成するには、メールアドレスと電話番号が必要です。アカウントを登録するのに、時間はあまりかかりません。
また、アカウントを作成したあとはプロフィールを記載する必要があります。クリニックの住所や名前などの詳細を記載しましょう。
ステップ2.投稿内容を決める
続いてのステップは、投稿内容を決めることです。
投稿内容としては、クリニックの詳細や提供している医療サービス、最新情報などがおすすめです。特にサービス内容は、患者が最も気になる内容といっても過言ではありません。
ニーズに沿った内容を投稿できると、ユーザーからの反応などが増えるはずです。患者が求めるニーズを十分リサーチしたうえで、適切な投稿を作成してみてください。
ステップ3.投稿する
投稿内容を作成したあとは、実際の投稿です。投稿したコンテンツは、そのまま放置せず「どれくらいのインプレッションがあるか」などを把握する必要があります。
ユーザーからの反応が薄い場合は、フォロワー数にもよりますが投稿内容がニーズに沿っていない可能性が高いかもしれません。投稿に対しての反応やコメントによって、次回作成する投稿内容を決めるようにしましょう。
まとめ
ここまで、当集患に活用できるSNSの種類別の特徴やメリット、デメリットなどを紹介しました。
SNSに力を入れると、クリニックの雰囲気やサービス内容を伝えやすくなり新規患者の獲得につながります。当記事を参考に、SNSを活用した集患を目指してみてください。