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自動釣銭機の役割を徹底解説|仕組みや運用方法、メーカー10選もご紹介

近年、スーパーマーケットやコンビニ、病院、クリニックなどで自動釣銭機を導入するケースが増えています。現金の受け渡しがなくなり店舗側の負担が減らせるほか、待ち時間の軽減や、現金の受け渡しがないなど、衛生面でも利点があります。

そのため、顧客満足度向上にもつながるなど、様々なメリットがあるのです。この記事では、自動釣銭機の特徴や種類、おすすめのメーカーを紹介していきます。

目次[非表示]

  1. 1.自動釣銭機とは?
    1. 1.1.自動釣銭機の種類と運用方法
  2. 2.自動釣銭機を導入する3つのメリット
    1. 2.1.1.会計時のミスを防げる
    2. 2.2.2.人件費の削減につながる
    3. 2.3.3.感染症のリスクを軽減できる
  3. 3.自動釣銭機を導入するデメリット
    1. 3.1.1.導入にコストがかかる
    2. 3.2.2.エラーに対処しなければならない
    3. 3.3.3.設置場所が必要になる
  4. 4.自動釣銭機のおすすめメーカー10選
    1. 4.1.1.ローレルバンクマシン株式会社
    2. 4.2.2.株式会社ビジコム
    3. 4.3.3.NEC
    4. 4.4.4.株式会社GENOVA
    5. 4.5.5.沖電気工業株式会社
    6. 4.6.6.株式会社寺岡精工
    7. 4.7.7.東芝テック
    8. 4.8.8.富士電機
    9. 4.9.9.旭精工株式会社
    10. 4.10.10.スマレジ株式会社
  5. 5.まとめ

自動釣銭機とは?

自動釣銭機はPOSターミナルと連動することによって、現金の入出金を自動的にすることができるシステムです。お金のやり取りを自動的に進めることができるため、店員の負担が減り業務効率化につながります。さらに、顧客にとっても現金の渡し忘れや金額間違えなどがなくなるため、顧客満足度の向上につながるのです。

自動釣銭機の種類と運用方法

自動釣銭機には、次の2種類の運用方法があります。

  • 入金優先運用
  • 釣銭優先運用

入金優先運用とは、お客様に頂いたお金を自動釣銭機に入金し、機械で自動出金した釣銭をお客様にお渡しする運用です。金額入力の手間が省け違算が防げる点が大きな特徴です。セルフレジにも対応しており、直接現金に触れないですむことから、衛生面においても安心であるため、病院やクリニックでも導入が増えています。

デメリットは釣銭優先運用と比べて処理スピードが遅く、顧客を待たせる可能性があることです。さらに、入金をする際にエラーが出た場合や、実際に預かった金額と機械が認識した金額にずれがあるケースにおいてはトラブルになる可能性があり注意が必要です。

釣銭優先運用は、従来と変わらない流れであり、まず預り金を店員が機械に入力します。そして顧客に釣銭を支払って会計したあとに、預り金を投入します。最初の現金の投入が不要であることから釣銭の支払いが迅速になり、顧客の待ち時間を減らせます。

釣銭補充もスムーズにできることから、業務負担を減らすことも可能です。ただし、預り金の登録ミスや計算間違いには注意が必要です。



自動釣銭機を導入する3つのメリット

自動釣銭機を導入するメリットとして次の3つが挙げられます。

  • 会計時のミスを防げる
  • 人件費の削減につながる
  • 感染症のリスクを軽減できる

1.会計時のミスを防げる

自動釣銭機を導入することで、釣銭の金額を間違えたり渡しわすれたりすることがなくなります。

釣銭の間違いは、たとえ小さな金額であっても顧客に迷惑をかけてしまいます。自動釣銭機を導入することで釣銭間違いをなくすことができるため、顧客満足度向上につながるのです。

さらに、会計時にミスをすると顧客対応などの業務が増えます。自動釣銭機を導入することで、こうした余分な業務を増やさないことですむため、店舗側の負担を減らすことが可能です。

2.人件費の削減につながる

自動釣銭機を導入することで業務効率化ができ、人件費の削減につながります。これまではお金の受け渡しを店員がする場合、店員が2人体制になることも少なくありませんでした。

しかし、自動釣銭機を導入することで、決済業務を顧客がおこなうようになるため、店員の負担が減ります。さらに会計をスムーズにできることから、顧客の待ち時間が減り、顧客満足度向上が期待できます。

3.感染症のリスクを軽減できる

自動釣銭機を導入することで、感染症のリスクを軽減できます。顧客が自動釣銭機に直接お金を投入するため、店員に手渡しすることがなくなります。

そのため、感染症のリスクが減り、病院やクリニックなどでも導入しやすいというメリットがあります。



自動釣銭機を導入するデメリット

自動釣銭機を導入する場合には次のデメリットもあるので注意が必要です。

  • 導入にコストがかかる
  • エラーに対処しなければならない
  • 設置場所が必要になる

1.導入にコストがかかる

自動釣銭機を導入するときに初期費用がかかります。しかし、長期的にみれば人件費を削減できますし、さらに顧客満足度が上がることから売り上げ向上が見込めます。そのため、初期費用だけでなく長期スパンで判断するべきでしょう。

2.エラーに対処しなければならない

自動釣銭機に限らず機械を使う際には、エラーへの対処をしなければいけない可能性があります。さらに、通常のレジではおこらないようなトラブルになるケースがあるので注意が必要です。

3.設置場所が必要になる

自動釣銭機を導入するには設置場所の確保が必要です。ほかにも追加工事が必要になる場合があるので、前もって何が必要なのか把握するようにしましょう。


自動釣銭機のおすすめメーカー10選

自動釣銭機のおすすめメーカーは次の10社です。


メーカー
サービス・システム名
1
ローレルバンクマシン株式会社
ACE-100
2
株式会社ビジコム
BCPOSの自動釣銭機連動
3
NEC
NEC自動釣銭機FAL3
4
株式会社GENOVA
NOMOCa-Regi(ノモカレジ)
5
沖電気工業株式会社
硬貨紙幣つり銭機 CR-20シリーズ
6
株式会社寺岡精工
HappySelf(G2)
7
東芝テック
自動釣銭機 VITESE(ヴィッテス) VT-330
8
富士電機
ECS-777
9
旭精工株式会社
つりペイ君
10
スマレジ株式会社
スマレジ

1.ローレルバンクマシン株式会社

引用:紙幣硬貨入出金システムSmart-R|ローレルバンクマシン株式会社

ローレルバンクマシン株式会社のACE-100は、上部から紙幣を投入する形状であることからスムーズな入金が可能な自動釣銭機です。さらに、硬貨もスムーズに入金可能なので、顧客満足度を上げることができます。加えて釣銭の取り忘れがあると、ランプが光ってブザーで知らせてくれます。

2.株式会社ビジコム

引用:BCPOSの自動釣銭機連動|株式会社ビジコム

株式会社ビジコムの「BCPOSの自動釣銭機連動」は、オンプレミスでもクラウドでも利用可能な自動釣銭機です。POSレジを導入可能で、煩雑な会計処理にも対応することができます。キャッシュレス決済や電子マネーなどさまざまな決済方法にも対応しています。

3.NEC

引用:自動釣銭機FAL3ファルスリー|NEC

NECのNEC自動釣銭機FAL3は、現金を管理する上で高いセキュリティを誇る自動釣銭機です。入出金処理のスピードが速く顧客満足度を上げるきっかけとなります。さらに、現金を入金する場所が光ったり環境負担低減をしたりなどさまざまな特徴があります。

4.株式会社GENOVA

引用:NOMOCa-Regi(ノモカレジ)|株式会社GENOVA

株式会社GENOVAのNOMOCa-Regi(ノモカレジ)は、会計業務を減らし業務効率化につなげられるクリニックや歯医者専用の自動釣銭機です。現金以外にもクレジットカードやキャッシュレス支払いにも対応しています。

5.沖電気工業株式会社

引用:硬貨紙幣つり銭機 CR-20シリーズ|沖電気工業株式会社

沖電気工業株式会社の硬貨紙幣つり銭機 CR-20シリーズは、処理速度が速く業務効率化や顧客満足度向上につながる自動釣銭機です。普段の運用から保守作業まで簡単に操作できることが特徴です。店員が現金に触れないことから、会計ミスも減らせます。

6.株式会社寺岡精工

引用:HappySelf(G2)|株式会社寺岡精工

株式会社寺岡精工のHappySelf(G2)は、自動釣銭機のほかにフルセルフレジ、対面セルフレジと3種類の使い方ができる自動釣銭機です。セルフ切り替えボタンを押すだけで簡単に切り替えが可能であり、業務効率化につなげることができます。

顧客がスムーズに会計処理ができるように、直感的な操作ができる点も特徴です。セルフチェックアウト機能があることから最小限の担当者で対応できるため、人材不足対策にもなります。

7.東芝テック

引用:自動釣銭機 VITESE(ヴィッテス) VT-330|東芝テック

東芝テックが運営している自動釣銭機 VITESE(ヴィッテス) VT-330は、シンプルな操作が特徴の自動釣銭機です。

商品のお渡しまでスムーズに進めることができ、顧客満足度向上につながります。入金口や効果出金口などが操作しやすい設計となっており、キーレス機能や硬貨オーバーフロー機能などの連動機能もあります。

8.富士電機

引用:ECS-777|富士電機

富士電機のECS-777は、自動で計算や出金をおこなうため支払いに関連するミスを減らすことが可能です。さらに、自動入金であることから業務効率化につなげることができます。ガイドランプが点灯することから、顧客がスムーズに入金できることも大きな特徴です。

9.旭精工株式会社

引用:つりペイ君|旭精工株式会社

旭精工株式会社のつりペイ君は、高品質でありながらコストパフォーマンスのよい自動釣銭機です。従来の自動釣銭機と比べて必要な設置面積は8割程であり、設置に大きなスペースを必要としません。さらに、小型でありながら硬貨は従来の自動釣銭機の2倍以上収納可能であり、補充の手間を減らせます。

10.スマレジ株式会社

スマレジとは

引用:​​​​​​​スマレジ

スマレジ株式会社が運営するスマレジは、高性能で低価格なクラウド自動釣銭機です。

2022年10月現在で登録店舗数は11.8万店舗となっており、売り上げ分析や在庫管理などさまざまな機能があるのが特徴です。サービス業や医療機関、飲食店、小売店などさまざまな業界において導入されています。



まとめ

自動釣銭機を導入することによって顧客が支払い処理をするようになり、店員の負担が減らせます。さらに、顧客にとっても待ち時間が減るほか、店員が現金に触れないことから衛生面においてもメリットがあります。自動釣銭機を導入することで、業務効率化や顧客満足度の向上などさまざまな効果を期待できます。

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執筆監修者:CLINICS編集部
執筆監修者:CLINICS編集部
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