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【最新版】おすすめの放射線科情報システム(RIS)メーカー11選をご紹介します

医療現場では業務効率化を図るために、さまざまな分野でシステム化が進んでいます。それぞれの診療科や業務に特化したシステムがあり、今回紹介する放射線科情報システム(RIS)は放射線科に特化した情報システムを指します。この記事では放射線科情報システム(RIS)の特徴や、おすすめのシステムを紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.放射線科情報システム(RIS)とは?
    1. 1.1.画像保存通信システム(PACS)との違い
    2. 1.2.病院情報システム(HIS)との違い
  2. 2.各システムと連携するメリット
  3. 3.おすすめの放射線科情報システム(RIS)メーカー11選
    1. 3.1.1.富士フイルム
    2. 3.2.2.エクセル・クリエイツ
    3. 3.3.3.イメージワン
    4. 3.4.4.コニカミノルタジャパン
    5. 3.5.5.アストロステージ
    6. 3.6.6.メディカルクリエイト
    7. 3.7.7.インフォコム
    8. 3.8.8.キッセイコムテック
    9. 3.9.9.ケアストリームヘルス
    10. 3.10.10.PSP
    11. 3.11.11.ジェイマックシステム
  4. 4.まとめ

放射線科情報システム(RIS)とは?

放射線科情報システム(RIS:Radiology Information System)とは、放射線科で活用できる情報管理システムのことです。主に患者の予約状況を管理できる他、患者ごとの検査した情報の確認も可能です。

画像保存通信システム(PACS)との違い

画像保存通信システム(PACS、Picture Archiving and Communication Systems)は、医療機関からの画像データを使って活用するシステムです。データ活用だけでなく保管も可能です。

従来はフィルムを用いた方法が主流でしたが、フィルムは経年劣化が起こりやすい特性があります。その点、システムであれば長期間保存しても劣化することはありません。

病院情報システム(HIS)との違い

病院情報システム(HIS、Hospital Information System)とは、病院に関連する情報全般を扱っているシステムを指します。具体的には電子診療録システムや会計システム、処置実施情報入力システムなどが挙げられます。RISとの連携も可能であり、さまざまな使い方が可能です。


各システムと連携するメリット

RISやHIS、PACSなど病院業務に関連するさまざまなシステムと連携することで、医療現場の業務効率化を図ることができます。患者に関連する情報を一元管理することで、患者が複数の診療科を受診した場合でもスムーズな連携が可能です。


おすすめの放射線科情報システム(RIS)メーカー11選

放射線科情報システム(RIS)にはさまざまな種類があります。ここではおすすめのメーカーを11種類紹介していきます。

放射線科情報システム(RIS)メーカー

製品名

特徴
富士フイルム

F-RIS

放射線部門のワークフローをサポート

エクセル・クリエイツ

FORZ統合システム

他のシステムと連携可能

イメージワン

Connectio RIS

高い操作性

コニカミノルタジャパン

NEOVISTA M-RIS

必要な機能のみ集約

アストロステージ

Nazca RIS

すべて自社開発ソリューション

メディカルクリエイト

放射線診断管理システム(RiSMEC)

柔軟な導入が魅力

インフォコム

iRad-RS

スムーズな連携が可能

キッセイコムテック

PAXiSシリーズ

小規模なシステム

ケアストリームヘルス

Clinical Collaboration Platform

標準化対応

PSP

ARISation

スムーズな情報提供

ジェイマックシステム

放射線部門業務システム(RIS)ACTRIS

自由な画面設定

1.富士フイルム

引用:F-RIS|富士フイルム

富士フイルムが運用しているF-RISは、電子カルテといった他のシステムと連携できる放射線科情報システムです。電子カルテから患者に関連する情報をスムーズに読み取ることができます。

2.エクセル・クリエイツ

引用:FORZ統合システム|エクセル・クリエイツ

エクセル・クリエイツが運用しているFORZ統合システムは、他のシステムと連携可能です。読影・撮影オーダー取込をすることもできます。

3.イメージワン

引用:Connectio RIS|イメージワン

イメージワンが運用しているConnectio RISは、操作性の高さと見やすさが特徴の放射線科情報システムです。撮影から患者の情報管理まで、業務管理が一括で行うことができます。

4.コニカミノルタジャパン

引用:NEOVISTA M-RIS|コニカミノルタジャパン

コニカミノルタジャパンが運用しているNEOVISTA M-RISは、必要な機能のみを集約し、使いやすさに長けている放射線科情報システムです。

オーダーエントリーシステムを連携することで、入力を防ぐことができます。撮影件数の多い実績管理が自動で集計できるため、円滑な管理業務が可能です。

5.アストロステージ

引用:Nazca RIS|アストロステージ

アストロステージが運用しているNazca RISは、他のシステムと連携できる拡張性の高い放射線科情報システムです。すべて自社開発ソリューションであるため、最先端の技術が提供されやすい点も魅力です。

6.メディカルクリエイト

引用:RiSMEC <放射線診断管理システム>|メディカルクリエイト

メディカルクリエイトが運用しているRiSMEC <放射線診断管理システム>は、治療計画システムやPACSなどと連携することにより放射線治療に必要な情報を一元管理できます。

7.インフォコム

引用:iRad-RS|インフォコム

インフォコムが運用しているiRad-RSは、システム構築の経験を活かし、放射線科の業務に必要な情報が集約されたシステムです。電子カルテから患者の情報を送信でき、スムーズな患者管理が可能です。

8.キッセイコムテック

引用:PAXiSシリーズ|キッセイコムテック

キッセイコムテックが運用しているPAXiSシリーズは、コンパクトなシステムであり小規模な病院にもおすすめできる放射線科情報システムです。患者ごとの検査状況を一元把握できます。

9.ケアストリームヘルス

引用:Clinical Collaboration Platform|ケアストリームヘルス

ケアストリームヘルスが運用しているClinical Collaboration Platformは、IHE-J SWF・PAMといった標準化に対応している放射線科情報システムです。

病院の運用に合わせた柔軟な設計ができる点が魅力です。PACSやHISといった他のシステムとシームレスな連携ができるため、業務効率化が図れるでしょう。

10.PSP

引用:ARISation|PSP

PSPが運用しているARISationは、放射線画像撮影業務で活用する情報をスムーズに伝達する放射線科情報システムです。撮影室の待ち時間や混雑情報まで確認できます。

11.ジェイマックシステム

引用:放射線部門業務システム(RIS)ACTRIS|ジェイマックシステム

ジェイマックシステムが運用している放射線部門業務システム(RIS)ACTRISは、大学病院や地域総合病院などさまざまな規模の病院で活用されている放射線科情報システムです。


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まとめ

放射線科情報システム(RIS)は、放射線科に特化した情報システムで、患者の情報を一括管理するのに便利です。他のHISやPACSといった病院業務関連のシステムと連携させることで、業務効率化につながりやすいでしょう。放射線科情報システムは製品により特徴が異なるため、この記事を参考に病院に合ったシステムを導入しましょう。

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執筆監修者:CLINICS編集部
執筆監修者:CLINICS編集部
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