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日本産婦人科医会(東京都新宿区、会長:木下勝之)と埼玉県産婦人科医会(埼玉県さいたま市、会長:平田善康)は、株式会社メドレー(東京都港区、代表取締役社長:瀧口浩平)の協力のもと、産後うつの早期発見と発症予防を目的としたオンライン産後2週間健診の有用性を検証する臨床研究(以下「本研究」)を開始します。
■実施の背景
出産から2週間前後の時期は母親自身の身体や気持ちの変化が起こりやすく、育児への不安が生まれやすい時期である一方、出産から1ヶ月健診までの間は外出が少なく、周囲に相談する機会を持ちにくいという課題があります。また、早ければこの時期に産後うつの発症が起こり始めることもわかっています。産後2週間健診で専門家が母子の状態を確認し、母親が専門家に悩みを相談することで、産婦の不安解消や産後うつの早期発見、適切な医療介入等につなげることが重要です。
一方、出産直後の産婦にとっては外出そのものの負担が大きく、さらに新型コロナウイルスや季節性感冒などの流行下において、医療機関で対面診療を受けることへの不安を持つ方も少なくありません。
オンラインでの診療は、外出が難しい産婦にとって利便性が高く、言語的コミュニケーション及び非言語的コミュニケーション(身振り、手振り、顔の表情、視線、姿勢、抑揚、沈黙、服装等)が使えるため、対面診療と同等の対応が可能であると考えています。また、会計までオンラインで完了するため医療機関の業務削減も期待できます。
■本研究の目的
本研究を通じて、産後2週間健診が産後うつのハイリスク患者の早期発見と発症予防に対して有用であることの確認と、オンラインによる健診が対面と同等であることの検証を目的とした臨床研究を行い、今後の普及に向けた利点や課題の抽出を行っていく予定です。
【実施主体】
・公益社団法人 日本産婦人科医会 情報技術(I T)部会 常務理事 平田善康
・埼玉県産婦人科医会 理事 西岡暢子
【協力】
・株式会社メドレー
■「CLINICS(クリニクス)」について
離れた場所にいる医師と患者をビデオチャットでつなぐ「オンライン診療・相談」をスムーズに実施するための各種機能を備えた、利用医療機関数No.1のオンライン診療システムです※。2016年2月の提供開始以降、全国の診療所や大学病院などで幅広く導入されています。
https://clinics-cloud.com/online
※出典:「IoMT(Internet of Medical Things)新市場の将来展望 2021」(富士キメラ総研社、2020年11月)
■日本産婦人科医会 医会概要
代表:会長 木下 勝之
所在地:東京都新宿区市谷八幡町14番地 市ヶ谷中央ビル4階
URL:https://www.jaog.or.jp/
■埼玉県産婦人科医会 医会概要
代表:会長 平田 善康
所在地:埼玉県さいたま市浦和区仲町3-5-1
URL:https://saitama-aog.jp/
■株式会社メドレー 会社概要
代表:代表取締役社長 瀧口 浩平
所在地:東京都港区六本木 3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー22F
URL:https://www.medley.jp
■本件に関する問い合わせ窓口
日本産婦人科医会事務局 平松
電話:03-3269-4739
E-mail:thiramatsu@jaog.or.jp
埼玉県産婦人科医会 担当理事 西岡
電話:048-824-2611
E-mail:nobunsok@nifty.com
■詳しくは、下記ページをご覧ください
https://www.medley.jp/release/20220302.html
■本件に関するお問い合わせはこちら
https://www.medley.jp/contact/
©MEDLEY, INC.