6割以上が花粉症に対して「もっと対策したい」と回答。症状の重い方は5人に1人がオンライン診療を利用、 受診負担やコロナへの不安の軽減を実感 〜メドレーが花粉症治療とオンライン診療に関する調査を実施〜

2022.2.3 お知らせ

株式会社メドレー(本社:東京都港区、代表取締役社長:瀧口 浩平)は、花粉症の症状がある全国の20〜50代の男女を対象に「花粉症治療とオンライン診療についてのアンケート」を実施し、300名から回答を得ました。

 

【調査結果 概要】
・症状が重い方の半数以上が1〜2月から花粉症対策を開始
・市販薬を利用する方は全体の4割、医療機関を受診して処方薬を利用する方は3割
・6割以上が自身の花粉症対策について「もっと対策したい」
・花粉症対策の悩み 1位「対策にお金がかかる」2位「自分に合った対策方法がわからない」
・花粉症治療で医療機関に行かない理由は「めんどう」「お金がかかりそう」などの受診負担に加え、コロナ感染への不安も
・半数以上の方が市販薬と処方薬とでは種類や効き目などに違いがあることを知らない
・症状が重い方の5人に1人はすでにオンライン診療を利用している
・花粉症治療でオンライン診療を活用することのメリットは手軽さのほか、コロナ対策の声も多数
・オンライン診療を受けたことがない理由は「やり方がわからない」「かかりつけ医がやっていない」「近隣に対応する医療機関がない」など


<回答者の花粉症重症度について>
重度(対策をしても日常生活に支障がある):11.6%
中等度(薬を飲めば日常生活に支障なく過ごせる):51.0%
軽度(薬を飲まなくても日常生活に支障がない):37.3%
※医療機関での診断結果は関係なく自覚症状による回答です


【調査結果 詳細】
■症状が重い方の半数以上が1〜2月から花粉症対策を開始

春の花粉症対策は何月から始めるか尋ねたところ、重度の方の半数以上が1〜2月から開始しており、重症度が高いほど対策開始時期が早いことがわかりました(n=281)。


■市販薬を利用する方は全体の4割、医療機関を受診して処方薬を利用する方は3割
どのような花粉症対策をしているかを尋ねたところ、「マスクをつけている」が最も多く、「市販薬を飲む」「医療機関で診察を受け処方してもらう」が続きました。特に処方薬の利用は重症になるほど割合が高い傾向がありました(n=300)。

■6割以上が自身の花粉症対策について「もっと対策したい」
自身の花粉症対策についてどう思っているかを尋ねたところ、「もっと対策したい」と回答した方が62.2%で、6割以上の方が自身の花粉症対策に満足していないことがわかりました(n=281)。


■花粉症対策の悩み 1位「対策にお金がかかる」2位「自分に合った対策方法がわからない」
花粉症対策の悩みを尋ねたところ、「対策にお金がかかる」が37.3%で最も多く、「自分に合った対策方法がわからない」が36.3%と続きました(n=300)。

■花粉症治療で医療機関に行かない理由は「めんどう」「お金がかかりそう」などの受診負担に加え、コロナ感染への不安も
花粉症治療で医療機関に行かない理由を尋ねたところ、「医療機関に行くのがめんどうだから」「医療機関に行くとお金がかかりそうだから」「医療機関に行くと待ち時間がかかりそうだから」という受診の負担に関する回答が上位を占め、「コロナ禍で医療機関に行くのが不安だから」という回答が続きました(n=300)。


■半数以上が市販薬と処方薬とでは種類や効き目などに違いがあることを知らない
花粉症治療のための市販薬と処方薬とでは種類や効き目などに違いがあることを知っているかを尋ねたところ、半数以上が知らないという結果になりました(n=300)。

 


■症状が重い方の5人に1人はすでにオンライン診療を利用している
「花粉症治療にオンライン診療が活用できる」ことを知っているかを尋ねたところ、重度の方の20%が「オンライン診療を受けたことがある」と回答しました。重症度が高いほど、オンライン診療の利用率と認知率が高いという結果になりました(n=300)。


■花粉症治療でオンライン診療を活用することのメリットは手軽さのほか、コロナ対策の声も多数
花粉症治療でオンライン診療を活用することのメリットを尋ねたところ、「時間がない時に良い」「自宅で手軽に診療できる」などといった時間の節約や手軽に受診できそうといった回答が多く見られました。また、「コロナ対策になる」と考えている方も多いことがわかりました。


《花粉症治療でオンライン診療を活用することのメリット/ 一部抜粋》
・時間がない時に良い
・処方箋を出してもらえる
・外に出かけるときに花粉症に苦しまなくても済む
・コロナ対策になる
・自宅で手軽に診療できる
・居住地が変わっても同じ先生にみてもらえること
・遠方であっても診察を受けることが出来る
・交通費の節約
・小さい子どもがいても家なら安心できる


■オンライン診療を受けたことがない理由は「やり方がわからない」「かかりつけ医がやっていない」「近隣に対応する医療機関がない」など
オンライン診療を受けたことがない理由を尋ねたところ、「やり方がわからない」「対面と比べて不安」といった理由に加え、「かかりつけ医・近隣の医療機関がやっていない」「オンライン診療をしている病院を知らない」といった回答も多くありました。


《オンライン診療を受けたことがない理由 / 一部抜粋》
・やり方がわからないため
・近隣に対応する医療機関がない
・かかりつけ医がやっていない
・オンライン診療をしている病院を知らないから
・対面でないと不安がある
・オンラインで的確な診断がしてもらえるか不安
・通信環境が整っていない
・花粉症にはあまり効果がなさそう
・価格が高そうだから


■まとめ
今回の調査では、6割以上が花粉症対策について「もっと対策したい」と考えている一方で、「自分に合った対策方法がわからない」などの悩みを抱えていることがわかりました。花粉症の治療のために医療機関を受診する方は全体の3割程度ですが、医療機関では個人の症状に合った市販薬とは異なる薬を処方できることが広く理解されると、自分にあった対策を見つけられる方が増えるかもしれません。
また、医療機関を受診しない主な理由は「めんどうさ」ですが、オミクロン株の流行によって医療機関の受診をためらう方がさらに増えてしまうことが予想されます。すでに重度の花粉症の方の5人に1人がオンライン診療を利用していますが、このような状況下において、オンライン診療は医療機関を受診するためにますます重要な手段となります。受診の負担やコロナへの不安を感じることなく、医療へのアクセスが必要な方が当たり前の選択肢としてオンライン診療を活用できるよう、メドレーは引き続き適切な普及に貢献してまいります。


【調査概要】
調査名称:花粉症治療とオンライン診療についてのアンケート
調査対象:花粉症の症状がある全国の20〜50代の男女
調査方法: インターネット調査
調査日: 2022年01月14日
有効回答数:300件
※各回答項目の割合(%)は、端数処理の関係上、合計が100%にならない場合があります


■調査結果の引用時のお願い
本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、出典元の表記をお願いします。
例:「『メドレー』の調査によると」「『メドレー』調べ」など

■詳しくは、下記ページをご覧ください
​​​​​​​https://www.medley.jp/release/20220203.html

■本件に関するお問い合わせはこちら
 https://www.medley.jp/contact/