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オンライン診療サービスを手がけるヘルステック企業4社 | 各社の概要と特徴

新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大がもたらした危機により、昨今、一気に医療のデジタル化が進みました。医療ヘルスケア関連のクラウド型サービスは、急激に注目度を高め、市場を拡大しています。

そこで今回は、オンライン診療サービスを手がけるヘルステック企業7社をご紹介します。各社の概要と特徴も解説しますので、それぞれどのような特徴があるのか、見ていきましょう。

関連記事:【医療機関必見!】オンライン診療の特徴から導入方法までわかりやすく徹底解説!


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ヘルステックとは


そもそも、ヘルステックとはどのような意味なのでしょうか。基本的な知識から解説していきます。

ヘルステック(HealthTech)とは、健康という意味の【Health】と、技術という意味の【Technology】を掛け合わせて生まれた造語です。ヘルスケアや医療にテクノロジーを融合し、新たな価値を創造するための取り組みのことを指しています。

最近ではお見合い相手もAIが見つける時代になっている現在、デジタル技術の進歩は目覚ましいものがあります。ヘルステックはその真っただ中の技術と言えるのです。

ヘルステックの分かりやすい例が、健康家電のスマート化です。体重計や万歩計、スマートフォンなどが特定の個人の健康データを収集し、クラウドにアップします。アップされたデータをもとにAIが解析し、健康状態をユーザにフィードバックするなどの仕組みが整いつつあります。

カロリー計算や栄養素計算をしたり、健康指数を知らせたりなど、データを活用して病気の予防や健康増進に取り組むヘルステックのサービスが生まれはじめています。ヘルステックは、デジタル技術の進歩とともに生まれた概念ともいえるでしょう。


遠隔医療・オンライン診療の必要性

ヘルステックのもう一つの大きな実例が、遠隔医療・オンライン診療です。奇しくも新型コロナウイルスの蔓延によって大きく進んだ遠隔医療・オンライン診療ですが、もともとは地域間の医療格差や専門医不足を改善するために進められてきました。

オンライン診療とは、スマートフォンやパソコン、タブレットなどの電子機器を使用し、実際に対面することなくオンラインのみで診察をすることです。多くの場合はテレビ電話機能を活用し、お互いに顔を見ながらのリアルタイムでの診療を実現しています。

昨今の新型コロナウイルス感染症対策としても活用されており、厚生労働省からもオンライン診療の積極的な活用が提言されています。「実際に会わずにに診察できる」ことは、ヘルスケアとテクノロジーが融合されたヘルステックの大きな分野と言えるでしょう。


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オンライン診療サービスを手がけるヘルステック企業4社

ヘルステックは、今後の医療の未来に欠かせないものです。特にオンライン診療サービスについても、手掛ける企業が増加しています。


今回は、オンライン診療を手がけている企業を4社ピックアップしました。

  • 株式会社メドレー
  • メディカル・データ・ビジョン株式会社
  • LINEヘルスケア株式会社
  • 株式会社カラダメディカ

それぞれ詳しくチェックしていきましょう。


1.株式会社メドレー

https://www.medley.jp/


「医療ヘルスケアの未来をつくる」をコンセプトに、幅広い医療分野で技術提供を行っている株式会社メドレーは、オンライン診療システム「CLINICS(クリニクス)」をリリースしています。

CLINICSは「CLINICS予約」「CLINICSオンライン診療」「CLINICSカルテ」の3つのプロダクトからなっており、CLINICSひとつでオンラインでの診療予約からオンライン診療、電子カルテの入力、決済、処方箋の配送までできるシステムです。

メドレーのサービスである、オンライン診療システム「CLINICS」とかかりつけ薬局支援システム「Pharms(ファームス)」を合わせると全国7,000以上の医療機関に導入されています。

参照:https://ssl4.eir-parts.net/doc/4480/ir_material_for_fiscal_ym/108759/00.pdf


ほかにも、下記のような医療関連プラットフォームを提供していますので、興味のある方は是非チェックしてみてください。

患者のための医療情報サービス「MEDLEY」

老人ホーム探しサイト「介護のほんね」

https://clinics.medley.life/



2.メディカル・データ・ビジョン株式会社


「オンラインドクターバンク」は、パソコンやスマートフォンなどの情報通信機器を通じた患者さまと医療機関(医師)をつなぐオンライン診療プラットフォームです。

医師は既往歴や受診歴などの患者情報を確認してから診察を行います。

オンラインドクターバンクの最大の特徴が、患者と医療をつなげるツールでありながら、医療機関をつなげるツールでもあるという点です。オンライン診療をする病院と近隣の診療所とで、患者の紹介や逆紹介など、相互連携を強化することも可能なのです。まさに、医療とテクノロジーの融合と言えるでしょう。



3. LINEヘルスケア株式会社


LINEヘルスケア株式会社は、オンライン診療サービス「LINE ドクター」を提供しています。LINEドクターは、LINEアプリ上で診療の予約、ビデオ通話での診療、決済を完結することのできる「オンライン診療サービス」です。

LINEで直接医師に病院に行く前の不安や自宅でのセルフケアなどについて相談できる「健康相談サービス」は、2020年8月時点ですでに累計30万件の相談リクエスト数を突破しています。

 
4. 株式会社カラダメディカ


カラダメディカは、オンライン診療とオンライン服薬指導の両方を実施できるシステム「CARADA オンライン診療」や、「ルナルナ オンライン診療」を運営している企業です。特に後者は、女性には耳なじみのあるアプリなのではないでしょうか。

「CARADA オンライン診療」は、予約・ビデオ通話での診察・決済・薬または処方箋の受け取りの全てが自宅で行える「完全オンライン診療アプリ」です。

「ルナルナ オンライン診療」は、基本はCARADA オンライン診療と同じシステムですが、産婦人科でのオンライン診療時に「6桁の番号」を医師に伝えるだけで「ルナルナ」に記録してある生理日や基礎体温の情報を見てもらいながら受診することができます。女性の病気の早期発見のため、このヘルステックが非常に役立つことでしょう。


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まとめ

ヘルステックは多くの企業が研究を重ねている技術です。今後、超高齢化社会になっていく日本にとって、遠隔医療やオンライン医療は欠かせないシステムになっていくことでしょう。今後の動向に注視して、早期のヘルステック導入を検討してもいいのではないでしょうか。

関連記事:【2022年最新版】オンライン診療システム(サービス)を徹底比較!


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