On診(オンシン)オンライン診療とは?機能・料金を解説!
新型コロナウイルス感染症の影響により、オンライン診療の需要が高まっています。オンライン診療では感染症対策になるほか、待ち時間の軽減や家族が参加できるなど、さまざまなメリットがあります。
この記事では、大規模病院向けオンライン診療システムであるOn診(オンシン)の特徴や機能、メリットなどを詳しく説明します。
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On診(オンシン)とは?
引用:https://findex.co.jp/products/medical/onshin/index.html
On診(オンシン)は、大規模な病院向けのオンライン診療サポートシステムです。テレビ電話ツールでなくクラウド型であり、電子カルテとシームレスな連携ができるのが特徴です。非対面で行えない診察を除いては、院内で受診するのと変わらないレベルでオンライン診察を行うことができます。
使用には次のような動作環境が必要です。
院内サーバ |
オペレーティングシステム:Microsoft Windows Server 2016 Std 以上
DBMS:Microsoft SQL Server 2019 Std
CPU:Intel Xeon Xeon E-2224 以上
メインメモリ:16GB以上
HDD:1TB以上
|
クライアント構成 |
オペレーティングシステム:Windows10
メインメモリ:8GB
対応ブラウザ:Microsoft Edge, Chrome, Firefox
|
モバイル端末 |
Android, iOS端末最新のChrome, Safari |
On診の料金・稼働までの期間
料金は公式のホームページに記載されていないため、問い合わせが必要です。
On診の機能
On診は、中小規模病院や診察所で活用されていたオンライン診療のプラットフォームを、大子規模病院向けに構築したシステムです。そのため、複雑なシステム運用ができるようになりました。受診から薬の受け取りまでをシームレスにオンラインで進められるサービスです。
保守内容
On診における保守内容は次のようになっています。
- 対応内容:稼動時初期教育(オペレーション説明、マニュアル配布)、運用開始時立会い障害発生時の電話サポート、リモート又はオンサイト対応
※毎月のログ確認は、リモート接続可能な保守用VPN環境が有る場合に限定されます。
保守費用にはシステム規模、保守内容によって異なります。クラウドシステムにつき、クラウド利用料(ランニングコスト)が必要になります。
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On診の3つの特長
On診には次の3つの特長が挙げられます。
- 医療機関側・患者側のメリットが多い
- 待合室で待っている感覚でオンライン診療を行うことができる
- 電子カルテと連携可能
1.医療機関側・患者側のメリットが多い
On診は医療機関側・患者側のメリットが多いシステムで、病院側では従来の病院での診察と変わらず診察を行うことができるため、通常の電子カルテと同じような管理が可能です。
患者側においても、受診時間が短くなり自宅で待つことができるので、感染症対策にもなります。家族も同席しやすい点も魅力だといえるでしょう。
2.待合室で待っている感覚でオンライン診療を行うことができる
On診は待合室で待っている感覚でオンライン診療を行うことができます。従来の病院での受診と同じように、オンライン上でも順番に待機します。
3.電子カルテと連携可能
On診は電子カルテと連携可能です。既存の電子カルテとクラウドで連携するため、充実したセキュリティ体制が敷かれています。さらに、検査や触診など、非対面で対応できない内容以外は、従来の病院と同じレベルでの診察を提供できます。
On診は従来の病院での診察をオンライン上で行うため、複数の診察室や診察科のマネージメントを電子カルテと同じように管理することが可能です。
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On診を活用したオンライン診療の流れ
On診を活用したオンライン診療の流れは次のようになります。
- 予約登録・事前準備
- オンライン診療
- 会計・処方箋
- 薬局
1.予約登録・事前準備
On診を活用したオンライン診療を運営するには予約登録や事前準備が必要です。患者は次のことを準備する必要があります。
- 保険証や電子メール、クレジットカード、調剤薬局情報登録
- オンライン診断テスト
2.オンライン診療
オンライン診断において、医師側と患者側でするべきことが異なります。
医師側
オンライン診療が始まると、医師は入室し、診察や診察における説明をします。さらに、診察内容を電子カルテに記載し、処方箋を発行します。
患者側
患者側はログイン前に本人確認を行います。必要な場合は家族が同席する場合もあります。準備ができたら、オンライン診察室で医師が入室するのを待ちます。
3.会計・処方箋
診察が終わったら、会計処理を行い処方箋の対処をします。会計処理を実施し、必要な場合はカード決済後、院外処方箋をオンラインでファックスします。最終的に原本に押印して薬局に郵送する必要があります。
4.薬局
薬局では、処方箋がファックスで届いたら受診して、患者の自宅へ郵送します。電話で患者に服薬指導を行い、最終的に郵送処方箋の原本を管理します。
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まとめ
On診(オンシン)は、大規模病院向けのオンライン診療支援システムです。電子カルテとシームレスに連携でき、従来の病院での診察と同様、オンライン上で順番に患者を診察していきます。
病院側にとっては業務負担の軽減や、患者にとっては家族参加や混雑回避、受診時間を短縮できるなど、メリットが多くあるのが特徴です。