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ポケットドクターとは?評判・口コミ・料金を解説!
ポケットドクターとは?
ポケットドクターとは、予約から決済までスマートフォンアプリですべて行えるオンライン診療サービスです。経済産業省主催の「ジャパンヘルスケアビジネスコンテスト2016」でグランプリを受賞しました。患者はアプリ「ポケットドクター」で診療予約した上で、オンライン診療を受けることができます。診療費はクレジットカードで決済可能です。また、処方箋や薬は自宅配送で渡せるため、患者は通院する必要はありません。
ポケットドクターの料金・プラン
ポケットドクターの利用プランは、トライアルプランとゴールドプランの2種類があります。月額利用料は、トライアルプランの場合2ヵ月限定で無料、ゴールドプランの場合月額33,000円です。ただし、初期費用やより具体的なプラン内容については公式ホームページに記載がないため、確認しましょう。
ポケットドクターの機能
ポケットドクターの機能は、以下の通りです。
- 音声通話
- ビデオ通話
- スナップショット共有
- 赤ペン・指差し
- ミュート
- 保留
- 音声録音
- ヘルスケア機器連携
- クレジットカード決済
- 薬・処方箋の配送管理
- 患者管理
ポケットドクターの導入事例
ポケットドクターは、さまざまな医療機関で導入されています。諸事情により通院が困難な患者や、通院時間を確保しにくい多忙な患者の声に応える方法として導入している病院が多い傾向です。また、地域の高齢化が進み、車での通院が困難な患者や、付き添いを必要とする患者の声に応えポケットドクターを導入した病院もあります。患者の症状を考慮した上で、オンライン診療が可能な患者にはポケットドクターを用いて診療しているようです。
ポケットドクターのサポート
月額利用料が必要なゴールドプランでは、患者への周知や想定患者の提案といった定期的にサポートを受けることができるため、かなり踏み込んだ相談ができそうです。一方、利用料が2ヵ月限定無料のトライアルプランでは、使用方法に関する内容のみサポートを受けることができます。サポート内容の詳細は、資料請求や問い合わせたほうがよいでしょう。
ポケットドクターの主な機能
ポケットドクターの主な機能として次の4つが挙げられます。それぞれ詳しくみていきましょう。
1)ヘルスケア機器との連携
患者が血圧や体温といったデータをアプリで管理している場合、ポケットドクターと連携することで医療機関との情報共有が可能です。連携するためには、iOSの場合はApple標準アプリの「ヘルスケア」、Androidの場合は「OMRON Connect」およびそれらのアプリと連携できるヘルスケア機器が必要です。
2)遠隔リモート・オンライン決済機能
遠隔リモート機能によって医療機関側は自由にオンライン診療の予約枠を登録することが可能です。また、オンライン決済機能も備わっているため、診療費用をクレジットカードで決済することができます。
3)遠隔指示機能
オンライン診療中に、画像や映像に赤ペンで丸を付けたり、指差しマークを表示させたりすることが可能です。患者に言葉だけで「この部分を写してほしい」と伝えるのが難しい場面でも、画面上で簡単に指示を出すことができます。
4)薬・処方箋配送
薬・処方箋配送の方法として次の2つが挙げられます。
院外処方
医療機関から患者の自宅に処方箋を配送。受け取った処方箋をかかりつけの調剤薬局へ持参し、薬を受け取って完了です。
院内処方
院内処方の場合は、医療機関から患者の自宅に薬を直接配送。患者は医療機関に薬を取りに行く必要はありません。
ポケットドクターのメリット
ポケットドクターを導入することで得られる主なメリットは、オンライン診療の課題ともいえる意思疎通がしやすく、ヘルスケア機器と連携ができる点です。対面診療では実際に指さしといったコミュニケーションが可能ですが、通常のテレビ電話ではできません。しかしこのポケットドクターは高画質な上、印を付けたり指さしマークを表示させたりできるため、患者が誤解するのを防ぐことができます。また、通院の場合、血圧や体温は医療機関で測定します。しかしオンライン診療では患者自身で測定するほかありません。ポケットドクターと患者のヘルスケア機器とを連携させることで、測定データを医師と共有できます。連携可能なヘルスケア機器を使用している患者に限られますが、測定データの共有は非常に大きなメリットです。
ポケットドクターの評判・口コミ
通院が困難な患者に寄り添うことができる上、スマートフォンの操作に不慣れな患者でも簡単に操作できるとの声が最も多くみられました。またランニングコストの安さや、立地条件が良くない医療機関でも診察件数が増加したと、医療機関にとって想像以上に喜ばしい結果を得られているようです。
まとめ
ポケットドクターはランニングコストが安いだけではなく、オンライン診療の可能性を広げたシステムといえるでしょう。オンライン診療には何かを見せたり説明したりする難しさがありますが、そのような問題をクリアできる遠隔指示機能は画期的です。また、体温や血圧を院内で測ることができない問題点も、患者のヘルスケア機器およびアプリと連動し医師と共有することで問題をクリアしているシステムといえるでしょう。

執筆監修者
CLINICS事務局
株式会社メドレー
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