経営分析機能

CLINICSカルテの「経営分析機能」について

経営分析機能は、カルテに保存された診療データを多様な分析軸で自動抽出し、分析画面から閲覧やファイル出力ができる機能です。

「経営分析機能」の機能紹介

経営分析機能はダッシュボード、基本分析、特徴分析、集患支援の4機能に分かれています。

ダッシュボード

医業収入、診療単価、初再診数などの基本分析、特徴分析の内容をサマリーする画面です。「日次」、「月次」の画面で全体像を可視化し、前月、前年同月比を踏まえた中長期的な傾向も簡単に把握する事ができます。

基本分析

「収益」と「診察」に分かれています。「収益」では医業収入、診療単価を「診察」では診察数、カルテ数、初再診数といったデータを表示します。グラフと表を併用し、ダッシュボードで把握した全体像からより深い分析を進めていくことが可能です。
各項目は期間と分析軸ごとに抽出され、診療メニューや医師、予約経路ごとの分析を行うことができます。

特徴分析

「曜日・時間帯」と「オーダー」に分かれています。「曜日・時間帯」では患者の曜日別、時間帯別の来院状況が把握でき、混雑している時間帯が可視化されます。
「オーダー」では診療行為コード、コメントコードから実施件数と医業収入を抽出できます。各項目は月次で分析軸ごとに抽出され、医師、患者の年代や性別ごとの分析を行うことができます。また特定の診療行為を選択し、件数や医業収入を抽出することも可能です。

集患支援

「患者」と「診療圏マップ」に分かれています。「患者」は年齢、性別、新規/既存の3区分で期間ごとの来院患者を分類し患者属性の傾向分析を行うことができます。
「診療圏マップ」は患者の住所郵便番号を利用して、地域ごとの来院患者数を地図上にプロットし、来院傾向を可視化する機能です。患者数は期間、保険区分、新規/既存、年代で抽出することができ、詳細な来院傾向分析を行うことが可能です。

「経営分析機能」の活用イメージ

収益構造の状態を把握し、目指すべき経営指標と照らし合わせる

診察料、管理料と処置行為料の割合や注力している疾患、診療行為の件数などの分析を通して、自院の経営戦略に沿った収益構造になっているかを評価できます。また、医療機器を用いた診療行為件数や医業収益の分析によって効率的な新規設備投資計画の策定が可能となり、継続的な質の高い医療の提供に寄与します。

クリニックの患者動向について定量的に把握する

患者数の増減や初再診数の割合、曜日・時間帯ごとの混雑状況などを可視化できます。これにより、例えば混雑時間帯を避けて患者への受診案内を行うことで、混雑の緩和や待ち時間の短縮につながり、新型コロナウイルスの院内感染対策にも活用することができます。

最適なマーケティング戦略の分析を行う

診療圏マップを用いて周辺の医療機関の分布と患者の居住地域を重ね合わせて可視化することで、地域における自院のかかりつけ機能の評価や、最適なマーケティング戦略の立案に役立てることができます。

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