2020.12.03
―クリニックの特徴を教えてください
柴山 謙太郎 先生:クリニックの特徴としては専門性の高さが挙げられます。もちろん専門領域以外の患者さんも来られますが、最近は特に循環器領域で専門性の高い診療をご希望される患者さんの割合が高いです。
当院では運動負荷心エコーを含めた専門的な検査を多く行っており、常に心エコーを行える生理検査技師と循環器検査を施行できる看護師を複数ずつ配置して運営しています。
CLINICSカルテを用いることで生理検査や画像検査へ簡単にアクセスできるため、専門性の高い診療が可能となっています。
―オンライン診療はどのようにご活用されていますか?
柴山 謙太郎 先生:オンライン診療では、患者さんが当院のセカンドオピニオンを希望して、結果として当院まで検査を受けに来院されるというケースが多数ありました。開院当初からオンライン診療を活用できる状態にしていましたが、COVID-19の流行があり当初の予定よりも早く実際に利用することとなりました。
―CLINICSカルテを導入されたきっかけを教えて下さい
柴山 謙太郎 先生:クリニック外からでもカルテ情報にアクセスすることができるため、クラウド型電子カルテを選択しようと考えました。
そのなかでCLINICSカルテを選定した理由は、将来的に取り組みたいと思っていたオンライン診療も行えるからです。また、院内機器との連携や電子カルテの細かい機能の仕様まで「こうしたい」を伝えたときに、他社より比較的柔軟に取り組んでくれる前向きな姿勢を感じたことにも好感を持ちました。
ー実際にご利用されていかがですか?
柴山 謙太郎 先生:良い点としては、パソコンの台数に関わらず金額や仕様が一定なので金銭面でも運用面でも負担が少ない点です。
従来の電子カルテでは、1つPCを増やすだけでもインストールなどの手間がかかり、端末購入費用も負担する必要がありました。今後クリニックを拡大していく場合に、従来のオンプレミス型の電子カルテではパソコンを増やす際のさまざまな負担が大きくなるため、クラウド型の電子カルテを採用したことは良い選択であったと思っています。
ー改善してほしい点はありますか?
柴山 謙太郎 先生:機能追加などのアップデート時に、クリニックごとにシステムの仕様に柔軟性を持たせてほしいなというのはあります。
現在は電子カルテ機能に変更があった場合、一律すべてのクリニックで変更されることがあります。しかし、その変更がクリニックにとって運用上重大な機能の変更となってしまうときがあります。例えば、会計に関する機能が追加・修正された際に、1日の最後に行う外来締めの方法に変更が生じてしまったことがありました。
このような変更を行うかについて、クリニックごとに判断できる仕様などにすれば解決できると思っています。
ーサポートはいかがですか?
柴山 謙太郎 先生:院内サーバーを設置して使う従来型の電子カルテの場合、何か問題が発生した際に解決するためにクリニックに来てもらうサポートが必要になってしまいます。一方で、クラウド型の電子カルテではパソコン以外のトラブルは、仮想空間上でサポートしてもらえるので、すぐに対応してもらえる安心感がありますよね。
実際に導入するときに、直接のサポートが必要なときには身軽に来ていただけたこともあり、それも助かるなと思っています。
「東京心臓血管・内科クリニック」概要
医療機関名:東京心臓血管・内科クリニック
所在地:東京都中央区日本橋人形町1丁目7−7 笠原ビル 3階
TEL: 03-5641-1177
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