2020.10.28
―クリニックの特徴を教えてください
山邉裕一郎先生:当診療所は唐津市街より少し離れた田舎町にあります。明治33年に曽祖父が開設し祖父へと引き継がれ現在は父が3代目です。一般内科と訪問診療を行っています。患者さんはほとんどが地域の方で昔からご家族で来院され顔見知りの方が多いことが特徴です。
父は80歳で現在も現役で診療をしています。私は非常勤として週3回診療を手伝っています。
―電子カルテ導入の背景を教えてください
山邉裕一郎先生:導入のきっかけは使用していたレセプトコンピュータのサポートの期限が迫っていたことと、私はいずれクラウド型電子カルテを導入したいと考えていたこともあり、良い機会だったので父に相談をしたら「じゃあ入れるか」となりました。
導入に向けて話がスムーズにできたのは父がパソコンを上手く使っていた点もあります。
―クラウド型電子カルテを検討されたのはなぜですか?
山邉裕一郎先生:患者さんのカルテを全てのパソコンで見ることができること。いつでもどこでもカルテを開くことができるのがいいなと思いました。私が診療所にいなくても外からカルテを開くことができ、父と情報を共有できます。また訪問診療時には紙カルテに代わりパソコンを持って行くと患者さんの状況、検査の指示、処方等の情報をそこから即座に送ることができるので会計業務も迅速に行うことができる。便利ですよね。
カルテのデータを安全に保存できる点でもクラウド型電子カルテに魅力を感じていました。万が一診療所が被災した場合オンプレミス型だと院内のサーバーが全ての情報を失うことになりかねません。情報を守るためにクラウド型電子カルテが安全にデータを保存できると思い導入を検討しました。
―CLINICSカルテをご導入された理由について教えてください
山邉裕一郎先生:きっかけになったのはメドレーの豊田剛一郎先生の著書「ぼくらの未来を作る仕事」を読んでいたことです。いつかそういう時代がくるかなと思っていました。導入にあたっては妹がクラウド型電子カルテを使っていたので、私も調べてみるとメドレーも電子カルテを提供していることを知り、とりあえず話だけ聞いてみようということになりました。
オンラインで実際に画面をみせてもらったら、カルテ画面がとても見やすく父も気に入ってくれました。診療内容や検査結果、処方内容を含めた全体像を一画面で確認できる点が非常に良かったですね。私の診療所では高機能の電子カルテではなく、紙カルテのような感覚で記載できる電子カルテが合うと思い導入を決めました。
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