クリニックにフィットした電子カルテ選びとは?
ー 当院がCLINICSカルテを選んだ理由 ー

神田耳鼻咽喉科医院|院長 留守 卓也先生
耳鼻咽喉科

2020.10.20

紙カルテからユーザーフレンドリーな電子カルテへ

ーご開業のきっかけを教えてください

留守先生: 私の場合、長く公立の総合病院でがん治療に従事したのちに、民間の病院で3年間勤務したのですが、病院の方針と自分の医療の方向性が違うと感じ、大きな病院に戻るかどうか、次のステップについて考える時期がありました。そのとき、大学の先輩で開業されていた先生が高齢で辞めるので、後継者を探しているという話を聞き、開業を考えるようになりました。
もともと開業したいとは思っていなかったのですが、そこは長い歴史のあるクリニックで、検査器具も充実していましたし、継承開業として恵まれた条件で破格だったため、自分の目指している方向性を実現できると思い、開業に至りました。

耳鼻咽喉科で開業すると、たくさんの患者さんを短時間で診ることが求められるので、飽きてしまったり燃え尽きたりする人もいます。自分は一人ひとりの患者さんにじっくりと向き合った医療をしたいと思っていました。そういった意味で自分の目指している医療を実現できることが、私にはとても重要でした。

ー継承前は紙カルテを使われていましたが、電子カルテ導入に至った理由はどのような点ですか?

留守先生: まずは、紙カルテの問題として、閲覧性が統一されていない点がありました。手書きのカルテの記録が読みにくい・ほぼ読めない、ということはよくありますね(笑)。 これまでの経過がひと目でわかること、また本院では自分以外の先生が診療にあたることもあるので、電子カルテの導入は必須と考えていました。

次に、オンプレ型かクラウド型かについて考えました。オンプレ型は開業前に勤務していた病院で使ったことがあり、候補として考えました。が、実際に検討を進める中で、耳鼻咽喉科開業においては、オンプレ型の多くは過分だと感じました。
オンプレ型の良いところは、大学病院や総合病院など大きな病院で使う機能がパッケージングされている点だと考えますが、クリニック用のオンプレ型も検討したうえで、すべての機能を使いこなすのは難しいと思いました。
クリニックごとにカスタマイズしやすい電子カルテもあったのですが、画面や操作性が複雑で、実際に診療をしていくことを想像したときに、4名ほどいる60代のスタッフには使いづらいのでは、と思いました。結果、診療を行ううえで最低限の機能があるものであれば候補に入れようと思い、クラウド型電子カルテも含めて検討を進めました。

最終的には、ユーザーフレンドリーなユーザーインターフェイスを持ち、レセコンであるORCAを内包しているCLINICSカルテに決めました。一人で医療を提供できるわけではないので、ITリテラシーが一般的な人、場合によってはほとんど分からない人が使うこともあるので、高機能だけでは難しいなと思ったのです。

クラウド型のメリットとデメリット

ー実際にご利用してみていかがですか?

留守先生: 評価している点は、どこでも必要なときにカルテを見ることができる点です。私は自宅とクリニックがかなり離れているため、これはとても大きいですね。圧倒的です。家でも通勤途中でも、その日の対面診療・オンライン診療の予約を確認したり、事前準備を行ったりすることができます。同様に、事後の保険解析、いわゆるレセプト業務を病院以外で実施することができます。もちろん、個人情報なので取り扱いには気を遣いますが、直接診察以外は、どこでも仕事ができるのは、本当に便利だと思います。

ー改善が必要だと思われる点はありますか?

留守先生: 患者さんの数が多いクリニックで使うには少し足りないなと思うことはありますね。処置行為や処方内容の入力時に、微調整を素早く行うのが難しいと感じることがあります。
解決策として、考えられる診療と処方のセットを全て組んでいます。新たに付け加えるのではなく、不要なものを削除する方が素早くできるので。あらかじめ用意したセット項目を実際の診療内容に合わせて削除しています。私が使う際は、この方法で解決できていますが、普段別の病院で勤務されている先生方にお手伝いいただくときは、当院の電子カルテに慣れていないので、少し苦労をかけてしまっているなと感じています。

改善してもらいたい点もありますが、一方でこちらの要望を聞いて改良してもらったことも多々あるので、オンライン上で機能の更新がリアルタイムで行われるという点で、クラウド型の良さは感じられています。

ーCLINICS予約、オンライン診療システムCLINICSのご活用状況について教えてください

留守先生: 予約に関しては、CLINICS予約・オンライン診療アプリCLINICSで予約することが患者さんに浸透してきました。ご高齢の患者さんも、お孫さんに入力してもらい予約したと喜んで話してくれました。

一方で、オンライン診療はリアルな医者・患者の関係を助けるツールの側面が強いと感じています。
来院して、診察を受けて患者さんが納得して帰っていく、そういう点では耳鼻咽喉科の診療は飲食などのサービス業にとても似ていると思っていて、リアルでの診察での信頼関係を継続しつつ、その助けとしてのオンライン診療という位置付けで、活用していくのが現状理想的だと感じています。
現状の診療報酬ではオンライン診療の費用を賄うことが難しいこともあり、私の導入の目的は「当院に通院している患者さんを豊かにしてあげたい」という点になります。

ーサポート体制はいかがですか?

留守先生: よくやってくれていると思います(笑)。
ただ、感じていることとしては、ITリテラシーが比較的高くないと満足感を感じづらいサポート内容も一部ある、ということです。
電子カルテは普及してきましたが、実際にはクリニックで使う人のITリテラシーはさまざまです。チャットや電話、メールでのサポートで十分だと思う人もいれば、対面でサポートしてもらわないと不安になってしまう人もいますよね。
バーチャルでサポートを行うことで、クラウドを活用した新しい価値を生んでいるのは理解しているのですが、スタッフのITリテラシーがあまり高くないと、診療中に「先生わかりません」と言われて、診察の妨げとなってしまうこともあると思います。

ー今後メドレーに期待していることはありますか?

留守先生: 患者さんが持参した紙データを管理する「ファイル管理機能」をさらに強化して欲しいです。当院では患者さんが紙で持ってきたものをスキャンして、CLINICSカルテにアップロードすることで管理しています。
一方で、持参する紙の量が多くなってしまうとファイルのアップロードに時間がかかってしまうので、より簡単に管理できるようにして欲しいです。

当院は住宅地にありますので、患者層はお子さんかご高齢の方なので、紙の書類を持ってくる方が多く、患者さんが増えれば増えるほどデジタルのシステムに載せるのが大変になります。ぜひ、今後より簡単に紙データが管理できるようにして欲しいです。

「神田耳鼻咽喉科医院」概要
医療機関名:医療法人社団敬仁会 神田耳鼻咽喉科医院
所在地:千葉市花見川区検見川町3-300-11
TEL: 04-3271-6275

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