紙カルテから 使いやすい CLINICSカルテに

神田耳鼻咽喉科医院|留守 卓也 院長
耳鼻咽喉科

インタビュー日:2020.10.20

※インタビュー当時のご活動状況であり、現状とは異なる場合がございます

留守院長略歴

千葉大学医学部卒業。現 神田耳鼻咽喉科医院 院長。
 千葉大学医学部付属病院 研修医
 横須賀共済病院 研修医
 東京都健康長寿医療センター研究所 分子遺伝部門 研究員
 Vanderbilt University (US), Division of Molecular Biology, Research Fellow
  (米国バンダービルト大学 分子遺伝部門 研究員)
 千葉大学大学院医学研究院修了 医学博士号修得
 千葉県こども病院 耳鼻咽喉科 医長
 千葉大学医学部 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 助教
 東京都立駒込病院 頭頸部腫瘍科・耳鼻咽喉科 医長
 千葉大学大学院医学研究院 非常勤講師(~現在)
 医療法人社団桐和会グループ 耳鼻咽喉科
 九州保健福祉大学 非常勤講師(~現在)
 医療法人社団敬仁会 神田耳鼻咽喉科医院 院長(~現在)

目次

①継承のきっかけ:自分の目指している医療を実現したい

②導入前の課題:電子カルテの導入は必須

③CLINICSを選んだ理由:必要な機能が備わっていて使いやすいCLINICSカルテ

④実際に使用した感想:利便性が高いカルテ・アプリ予約も患者に浸透・クラウドを活用したサポート

⑤今後メドレーに期待していること:今後のアップデートにも期待

①継承のきっかけ

自分の目指している医療を実現したい

留守先生:長く公立の総合病院でがん治療に従事したのちに、民間の病院で3年間勤務したのですが、大きな病院に戻るかどうか、次のステップについて考える時期がありました。その頃に、大学の先輩で開業されていた先生が高齢で辞めるので、後継者を探しているという話を聞き、開業を考えるようになりました。

もともと開業したいとは思っていなかったのですが、そこは長い歴史のあるクリニックで検査器具も充実していましたし、継承開業として恵まれた条件だったため、自分の目指している方向性を実現できると思い、開業に至りました。

耳鼻咽喉科で開業すると、たくさんの患者さんを短時間で診ることが求められるので、飽きてしまったり燃え尽きたりする人もいます。自分は一人ひとりの患者さんにじっくりと向き合った医療をしたいと思っていました。そういった意味で自分の目指している医療を実現できることが、私にはとても重要でした。

②導入前の課題

電子カルテの導入は必須

留守先生:紙カルテの問題として、閲覧性が統一されていない点がありました。手書きのカルテの記録が読みにくい・ほぼ読めない、ということはよくありますね(笑)。 これまでの経過がひと目でわかること、また当院では自分以外の先生が診療にあたることもあるので、電子カルテの導入は必須と考えていました。

③CLINICSを選んだ理由

必要な機能が備わっていて使いやすいCLINICSカルテ

留守先生:電子カルテの中で、オンプレ型は開業前に勤務していた病院で使ったことがあり、候補として考えていました。ですが、実際に検討を進める中で、耳鼻咽喉科開業においては、オンプレ型の多くは過分だと感じました。

クリニックごとにカスタマイズしやすいオンプレ型のカルテもあったのですが、画面や操作性が複雑で、実際に診療をしていくことを想像すると、4名ほどいる60代のスタッフには使いづらいのでは、と思いました。結果、診療を行う上で最低限の機能があるものを候補に入れようと思い、クラウド型電子カルテも含めて検討を進めました。

最終的には、ユーザーフレンドリーな操作画面を持つCLINICSカルテに決めました。一人で医療を提供できるわけではないので、ITリテラシーが一般的な人、場合によってはほとんど分からない人が使うこともあるので、高機能だけでは難しいなと思ったのです。

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④実際に使用した感想

利便性の高いクラウド電子カルテ

留守先生:評価している点は、どこでも必要なときにカルテを見ることができる点です。私は自宅とクリニックがかなり離れているため、これはとても大きいですね。圧倒的です。家でも通勤途中でも、その日の対面診療・オンライン診療の予約を確認したり、事前準備を行ったりすることができます。事後の保険解析、いわゆるレセプト業務を病院以外で実施することができます。もちろん、個人情報なので取り扱いには気を遣いますが、直接診察以外は、どこでも仕事ができるのは、本当に便利だと思います。

アプリ予約も患者に浸透

留守先生:予約に関しては、CLINICS予約・オンライン診療アプリCLINICSで予約することが患者さんに浸透してきました。ご高齢の患者さんも、お孫さんに入力してもらい予約したと喜んで話してくれました。

一方で、オンライン診療はリアルな医者・患者の関係を助けるツールの側面が強いと感じています。
来院して、診察を受けて患者さんが納得して帰っていく、そういう点では耳鼻咽喉科の診療は飲食などのサービス業にとても似ていると思っていて、リアルでの診察での信頼関係を継続しつつ、その助けとしてのオンライン診療という位置付けで、活用していくのが現状理想的だと感じています。
現状の診療報酬ではオンライン診療の費用を賄うことが難しいこともあり、私の導入の目的は「当院に通院している患者さんを豊かにしてあげたい」という点になります。

クラウドを活用したサポート

留守先生:よくやってくれていると思います(笑)。
唯一感じていることとしては、ITリテラシーが比較的高くないと満足感を感じづらいサポート内容も一部あるな、ということです。
電子カルテは普及してきましたが、実際にはクリニックで使う人のITリテラシーはさまざまです。チャットや電話、メールでのサポートで十分だと思う人もいれば、対面でサポートしてもらわないと不安になってしまう人もいますよね。

ただ、バーチャルで素早くサポートを行うことで、クラウドを活用した新しい価値を生んでいるのは理解しているので、今後もお願いしたいです。

⑤今後メドレーに期待していること

今後のアップデートにも期待

留守先生:改善してもらいたい点もありますが、こちらの要望を聞いて改良してもらったことも多々ります。
オンライン上で機能の更新がリアルタイムで行われるという点で、クラウド型の良さは感じられていますので、是非、今後よりアップデートされることを期待しています。


「神田耳鼻咽喉科医院」概要
医療機関名:医療法人社団敬仁会 神田耳鼻咽喉科医院
所在地:千葉市花見川区検見川町3-300-11
TEL: 04-3271-6275

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