親身で手厚いサポートで
他社システムとも連携

目黒みらい内科クリニック 院長 太田先生
目黒みらい内科クリニック|太田 啓介 院長
一般内科/糖尿病内科/呼吸器内科

インタビュー日:2020.8.28

※インタビュー当時のご活動状況であり、現状とは異なる場合がございます

太田院長略歴

浜松医科大学卒業後。現 目黒みらい内科クリニック 院長
 日本赤十字社医療センター 内科研修医
 日本赤十字社医療センター 呼吸器内科
 東京大学医学部附属病院 糖尿病代謝内科
 東京大学大学院 医学系研究科内科学専攻 学位取得(医学博士)
 新日鐵住金株式会社 本社産業医
 東京地下鉄株式会社 人事部健康支援センター 産業医/糖尿病外来担当
 松原アーバンクリニック

①CLINICSを選んだ理由

オンライン診療との親和性の高さに期待

太田先生:当院は2019年4月に開院したのですが、その前に勤務していた訪問診療のクリニックでメドレーのCLINICSオンライン診療について説明を聞く機会がありました。その時はじめてオンライン診療の詳細について知ったのですが、将来自分が開業するときにはオンライン診療も行いたいな、と考えるよいきっかけになりました。

開業が決まり電子カルテを選ぶ段階でメドレーのホームページを確認したところ、2018年4月よりCLINICSカルテの提供が始まったことを知ったのです。その当時、オンライン診療システムと電子カルテを一緒に提供している会社はメドレー以外になく、CLINICSオンライン診療との親和性の高さを期待して、CLINICSカルテを導入することにしました。

忙しい世代の役に立つ医療提供

太田先生:訪問診療に携わる前は大企業の専属産業医として会社員生活をしていた時期もありました。実際に会社で働いている方の生活を肌で感じつつ、垣間見ることが出来たのはとても貴重な経験となりましたし、その後訪問診療の経験を重ねることで、生活者としての視点が養われた気がします。開業の際、それまでの自分の体験を踏まえ、より患者さんの生活に寄り添った診療が提供できるのではないかと思ったのです。特にオンライン診療には、仕事や子育てで忙しい世代の方の役に立てる可能性を感じていました。

②実際に使用した感想

オンライン診療と同じ画面上での操作がメリット

太田先生:オンライン診療との親和性はある意味期待以上でした。
COVID-19の流行に伴いオンライン診療を行っている医療機関の診療風景を報道で見る機会がありました。オンライン診療を行う端末と電子カルテの端末が異なる場合、どうしても診察をしている医師の視線と顔の動きが大きくなってしまうことが気になりました。患者さんの顔を見つつ、診療内容を電子カルテに入力する必要があるのでやむを得ないとは思いますが、オンライン診療を受けている患者さんの立場で考えてみると、診療中に自分から注意が離れたように感じ不安になることもあるのではないかと思いました。

その点、CLINICSオンライン診療とCLINICSカルテは、同じパソコンの画面上で操作できることが大きなメリットだと感じています。オンライン診療の際、診療内容をCLINICSカルテに入力する場合でも最小限の視線や顔の動きで操作が可能です。オンライン診療を受けている患者さんも、医師の視線が大きくずれないことで安心感があるのではないかと思います。

また同じ画面上で操作できることからカルテの入力ミスも少なくなるのではないでしょうか。

それ以外では患者さんの個人情報の入力が容易であること、メッセージの送付や資料の共有ができることも気に入っています。資料の共有機能は診察前の保険証やお薬手帳などの確認に利用でき、またセキュリティもしっかりしているので安心感も大きいですね。

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他社と比べても、手厚いサポートを実感

太田先生:以前他社のクラウド型電子カルテを利用していたことがあるのですが、サポートは電話のみの対応でした。CLINICSカルテ、CLINICSオンライン診療は両方とも電話でのサポートはもちろん、チャットによるサポートも受けられるのがとても便利です。
チャットはCLINICSカルテの画面から簡単に質問を入力し、相談できるのがメリットですね。返信を頂くには少し時間が必要なものの、返信内容がとても丁寧です。そのため、スタッフも気になったことがあればまずチャットで問い合わせをすることが多いですね。チャットでの相談は、クリニックの電話回線を塞がない点も大変気に入っています。もちろん緊急のときには電話ですぐに対応してもらえますし、サポートにつながりやすいのも安心です。

またCLINICSオンライン診療には患者さん用の電話相談窓口もあるのですね。オンライン診療の際に患者さん側に何らかのトラブルが発生した場合、電話相談窓口を案内すれば相談、対応してもらえるので大変助かっています。

CLINICSカルテ導入時に「オンプレミス型の電子カルテに比べ、クラウド型電子カルテは導入医療機関が増えてくるとサポートが次第に手薄になることがある」という話を聞いたことがありました。ところが実際は使い始めてから今まで変わらぬ手厚いサポートを受けられており、杞憂で終わってよかったなと感じています。

他社システムとの連携にも安心感

太田先生:現在CLINICSカルテと連携しているのはUbie株式会社のAI問診Ubie、コニカミノルタ株式会社のUnite α、アークレイ株式会社のMEQNET SMBG Viewerです。 当初連携が上手くいかなかった場合でも、他社の担当者の方と相談、打ち合わせの上でシステムを改良し、徐々に使いやすい形にして下さったのでとても感謝しています。CLINICSカルテで過去に連携実績のないシステムの導入も相談したことがあるのですが、その場合でも「連携できるかどうか聞いてみます」と親身な返答のもと、熱心に対応してくれました。

我々医療機関側の要望を何とか実現できないものか、という姿勢で動いて下さるのがとてもありがたいですし嬉しいですね。今後テクノロジーの進歩に伴い診療の役に立つ新たなシステムが出てきた時でも、CLINICSカルテとの連携を気兼ねなく相談できる。この安心感は大きいと感じています。

またCLINICSカルテはほぼ毎週何らかの機能アップデートが行われています。これにより使い始めた当初と比較すると格段に使いやすくなっている実感がありますね。

③オンライン診療を利用している疾患

治療の継続が必要な患者さんをオンラインで診察

太田先生:当院はCOVID-19の流行に伴い初診のオンライン診療が解禁された2020年4月に始めました。ご利用いただいている方の年齢は30歳代〜40歳代の方が多いですね。当院にすでに通院されている患者さんに加え、感冒症状の方や気管支喘息の方が多い印象があります。
特に気管支喘息は、症状の適切なコントロールのために吸入ステロイド薬を中心とした治療の継続が大切な疾患ですが、治療により症状が落ち着いているものの、新型コロナウイルスの影響で医療機関を受診するのが心配な患者さんに多くご利用いただいています。

④今後メドレーに期待していること

より良い医療を一緒に作りたい

太田先生:これまで約1年半CLINICSカルテを利用してきてよかった、使いやすくなったと感じているのですが、正直導入当初は不安に思っていたこともありました(笑)。今となっては思い出話ですが(笑)。

実際、CINICSカルテの改修、進化には目を見張るものがありますし、CLINICSオンライン診療との親和性も期待以上でした。両者をしっかり活用することで、患者さんと向き合える時間が増えている実感があります。今後もメドレーとは、患者さんのためによりよい診療が出来るよう、よりよい医療を作っていけるよう一緒に協力して頂ける関係でいたいと思っています。またAIを含めた新しい技術やシステムを取り込み活用したり、連携を広げて行っていただけることを期待しています。


「目黒みらい内科クリニック」概要
 

医療機関名:目黒みらい内科クリニック
所在地:東京都品川区上大崎2-13-26 メイプルトップビル3F
TEL: 03-6721-6672
 
目黒みらい内科クリニックのオンライン診療予約ページ/メニューはこちら

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