新橋メディカルアートクリニック|白坂 麻子 理事
インタビュー日:2022.06.17
※インタビュー当時のご活動状況であり、現状とは異なる場合がございます
今回は、医療法人社団若葉の会新橋メディカルアートクリニック 理事の白坂理事に「AGA(男性型脱毛症)」におけるオンライン診療の活用方法についてお伺いしました
Q.オンライン診療を導入した“キッカケ”はなんでしょうか?
白坂理事:オンライン診療を導入する以前は、遠方の方に対して、電話診察で対応をしていました。
その後、遠方の方だけでなく既存患者様の利用も視野に入れ、患者様目線でも安心して診察が出来るだと考え、オンライン診療(ビデオ通話)の導入を検討しました。
4社ほどオンライン診療のサービスからお話を伺い、CLINICSオンライン診療を導入することに決めました。
Q.4社の中で、CLINICSを選ばれた理由もお伺いしてよろしいでしょうか?
白坂理事長:オンライン診療のサービスの使いやすさから決めました。
会社自体がITに強そうと感じ、これから伸びていきそうなサービスだと感じた点も大きかったです。
ーCLINICSをお選びいただきありがとうございます。
Q. 現在、オンライン診療の利用率はどのくらいでしょうか?
白坂理事:コロナの感染者が多い時期は、おそらく8割から9割の方がオンライン診療を利用していました。
今現在でも、患者様の約80%がオンライン診療を利用してくださいます。
Q. 初診は対面で来院されて、再診からはオンライン診療の場合が多いですか?
白坂理事:そうですね。やはり、初診からオンライン診療の方は多くはいらっしゃいません。
はじめは、医師の顔を見て安心したい方が多いのだと思います。
そして、2回目以降は、特に副作用もなく体調面に問題がなければオンライン診療を許可しています。
一度オンライン診療をしていただけると、そのままオンライン診療を希望される方が多いです。
Q. オンライン診療に抵抗を感じる患者は多くありませんか?
白坂理事:4年前と比べるとオンライン診療という言葉が、患者様の中で一般的な言葉になったと感じます。
「そんなことができるのですか」というリアクションがとても少なくなりました。
コロナ禍によってオンライン診療が増えたことで、抵抗のない患者様が増えたような気がします。
スマホ操作が苦手な患者様には、窓口でスタッフがアプリの登録のお手伝いなどをする場合もあります。
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Q.患者様にオンライン診療を利用いただくまで、苦労はありましたか?
白坂理事:ほとんど苦労はありませんでした。自由診療のAGA治療だったからだと思いますが、ほとんどの患者様方がスムーズにオンライン診療をご利用いただけました。
そのため、何か特別なことを行ったわけではなく、患者のニーズと診察方法がマッチしていたのだと思います。
Q.どのような点が、患者様のニーズとマッチしていると感じますか?
白坂理事:患者様側は処方薬が欲しいというニーズ、クリニック側はきちんと薬を飲み続けて欲しいというニーズにマッチしていると思います。
当院でのAGA治療は、薬を飲む治療です。毎日薬を飲み続けていただくことが重要なため、オンライン診療で完結できています。
もちろん副作用がでた場合などは、必ず来院して頂きます。
Q. オンライン診療のメリットがあればぜひお聞かせください。
白坂理事:まずは患者様側の「手軽さ」だと思います。
薬を処方してもらい効果が出ればと考えている患者様は、特にオンライン診療に満足いただいています。
お仕事がお忙しい方がほとんどですので、処方薬がポストに届くことや好きな時間に診察を受けられること、移動時間がかからないことがメリットだとお伝えしています。
また、クリニック側の手間も減りました。
オンライン診療では、対面で来院された際のご案内から窓口会計、次回ご予約などがアプリで完結するため、スタッフの手間が減りました。
Q. 集患にあたって、今実施されていることはございますか?
白坂理事:新規患者様の当院を知ったきっかっけで一番多い理由は、通院されている患者様からのご紹介です。
当院に通う患者様が、「ここのクリニックで処方される薬を飲んだら髪が生えたよ」と紹介してくださるケースが多いです。
既存の患者様から知人に紹介するときに「オンライン診療もできるよ」と案内をしてくれる場合もあります。
−貴重なお時間をいただきありがとうございました。
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