アイクリニック神楽坂|藤田 亜佳里 院長
インタビュー日:2021.11.23
※インタビュー当時のご活動状況であり、現状とは異なる場合がございます
今回は、医療法人社団健鳳会 アイクリニック神楽坂の藤田院長に、眼科でのオンライン診療での診療方法についてお伺いしました。
Q. どのような患者の方からオンライン診療のご予約が入っていますか?
藤田院長:「何年も同じ点眼薬を使用している方」や「ドライアイで眼精疲労用の点眼を使っている方」の予約が多いです。特に、自宅で作業をされている方や、高齢の方と住まれているため外出を控えたい方に多く受診していただいています。
Q. 何度か対面で受診して後に、「また同じ目薬が欲しい」という場合にオンライン診療をご利用いただいているイメージでしょうか?
藤田院長:そうですね。ただし、少なくとも半年に1回ぐらいはかかりつけの医療機関で診察を受けるよう促しています。
もちろん、万が一急性症状だった場合はすぐに当院に来院いただくようにお伝えしています。
Q. 継続してオンライン診療を利用している方もいらっしゃるとのことでした。実際にオンライン診療を受診した患者の反応についてもお聞かせください。
藤田院長:当院では院内処方なので、診療の翌日にはレターパックで自宅に薬を届けることができます。この点を便利と感じてオンライン診療を継続していただいている方が多いです。
当院では保険外負担金として2,000円を徴収しています。
一見高く思えますが、薬局で点眼薬を購入すると高い物であれば2,000円を超える場合もあるため、みなさま納得していただいた上で、オンライン診療にかかってくださっています。
やはり、自己判断で薬局で購入するよりも便利と感じていただけているのかもしれません。
オンライン診療完全ガイドブック
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Q.ちなみに、オンライン診療を利用されている方は何歳の方が多いでしょうか?
藤田院長:患者の年齢層は「30代前後の方」が最も多い傾向にあります。それほど多くはないものの、50代〜60代の方もいらっしゃいます。
Q.高齢のご家族がいる方からのニーズもあるとのことでした。この点についても詳しく教えていただきたいです。
藤田院長:例えば、90代の高齢のご家族と同居している60代の方のケースです。感染対策として外出を自粛しており、通院への不安からオンライン診療を希望され、受診いただきました。
Q. 眼科でオンライン診療を活用するメリットについてもぜひお聞かせいただきたいです。
藤田院長:ドライアイなど、頻繁な受診を必要としない疾患にはオンライン診療がおすすめです。
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