i こころクリニック日本橋|渡邉 功 院長
インタビュー日:2021.10.19
※インタビュー当時のご活動状況であり、現状とは異なる場合がございます
今回は、i こころクリニック日本橋の渡邉院長に、対面よりも早く予約が埋まる 精神科のオンライン診療活用事例についてお伺いしました。
Q. オンライン診療のニーズ・役割をどのように捉えていますか?
渡邉院長:オンライン診療は、遠方からでも通院できることに大きなニーズを感じています。
地方だとクリニックが限られることや、クリニックがあったとしても予約が埋まってしまっておりなかなか予約が取れないという理由があります。
また、精神科でオンライン診療を導入しているクリニックが近隣には少ないため、当院ならではの価値として提供できています。さらに、オンライン診療であれば、家から出られないくらい重症な方でも、自宅から受診できることは大きなメリットです。
Q. オンライン診療を非常の高い頻度で活用いただいておりますが、渡邉院長はオンライン診療が患者さんに定着した感覚をお持ちでしょうか?
渡邉院長:はい、とても感じています。
実際に、精神科のオンライン診療の予約はすぐに埋まるようになりました。
全国から予約できることもあり、対面よりも早く予約が埋まる状態です。
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Q. ニーズがあるとお話頂きましたが、具体的にどのような患者さんがオンライン診療に対してニーズを感じてらっしゃいますか?
渡邉院長:患者さんは遠方からでも通院できることに大きなニーズを感じているようです。
具体的には、以下のとおりです。
① 元々当院に通院していたが、転勤した方
② セカンドオピニオンとして利用する方
③ 地方で自分に合ったクリニックを見つけられていない方
Q. それぞれの患者さんについて、もう少し詳しく伺ってもよろしいでしょうか?
①元々当院に通院していたが、転勤した方
渡邉院長:オンライン診療の強みである遠方からでも受診ができることをメリットに感じてくださる患者さんにご案内しています。
転職して帰省される患者さんへオンライン診療を勧めることはとても多いです。
② セカンドオピニオンとして利用する方
渡邉院長:セカンドオピニオンとしてオンライン診療で当院を利用している患者さんも非常に多いです。
「この薬で本当に問題ないか確認したい」や、「他院に通っていて心配になった。」などの不安を抱えている患者さんが受診されるケースが多くあります。
③地方で自分に合ったクリニックを見つけられていない方
渡邉院長:地方から受診されている患者さんも多いです。
地方のクリニックだと予約が何か月も先まで埋まっていることや、クリニック自体が少なく自分にあったクリニックを見つけられていない方達がオンライン診療を利用されるケースが増えています。
Q. オンラインのご予約を取られる患者さんは具体的にどういった年齢層・症状なのかお伺いしてもよろしいですか?
渡邉院長:年齢層については、比較的若い方が多いです。
症状については、ほぼ寝たきりで家から出られない方から、非常に軽症な方まで幅広くいらっしゃいます。
オンライン診療を活用すれば、家から出られないくらい重症な患者さんであっても、自宅のベッドから受診いただくことができることも非常に大きなメリットだと感じています。
また、元々対面で診察を受けていた方に対して、オンライン診療を実施して、年金の申請のための診断書を作成をしたこともあります。
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