【最新版】オンライン診療の処方箋の受け取り方を解説します
病院やクリニックを受診してお薬が出た場合、最後にお薬の名前が書かれた紙の「処方箋」を受け取ります。それを調剤薬局に持っていって渡すと、お薬を調剤してもらい受け取ることができるのです。
では、オンライン診療の場合、処方箋や薬はどうするのでしょうか。
この記事を読むと以下のことがわかります。
- 医療機関でお薬を受け取る2つの方法
- 新ルールでの処方箋、服薬指導の流れ
- オンライン診療で処方箋を受け取る方法
目次[非表示]
- 1.オンライン診療での処方箋の渡し方とは
- 1.1.医療保険も使える
- 2.医療機関で薬を受け取る方法とオンライン診療で薬を受け取る方法
- 2.1.院外処方
- 2.2.院内処方
- 2.3.オンライン診療における処方箋の受け取り
- 2.4.処方箋の有効期限は?
- 3.まとめ
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オンライン診療での処方箋の渡し方とは
オンライン診療とは、インターネットを使って医師の診察を受けられる医療体制のことです。患者は自宅などで医師とオンラインで面談することで医療を受けられ、医療機関に出向かなくて済みます。
患者がオンライン診療を受けたあと、薬剤師との服薬指導を行うことができます。オンラインにて薬剤師の服薬指導を受けることで、処方箋を自宅に届けることができるのもオンライン診療のメリットです。
医療保険も使える
オンライン診療か健康保険の適用になるのと同様に、処方箋の発行も、処方箋による薬の処方も、服薬指導も、医療保険が適用されます。患者さんは、手数料は別途かかることもありますが、原則3割負担(高齢者の場合負担率が異なる)で処方箋を受け取れます。
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医療機関で薬を受け取る方法とオンライン診療で薬を受け取る方法
ここからは、実際に医療機関で薬を受け取る2つの方法(院外処方と院内処方)、オンライン診療における処方について解説します。それぞれチェックしていきましょう。
院外処方
院外処方とは、病院やクリニック受診したときに処方箋を発行してもらい、クリニックの外の薬局で薬剤を処方してもらう方法です。
この方法の場合、処方箋を受け取る薬局を自分で選択できます。近くの調剤薬局でもいいですし、スーパーの薬局やドラッグストアでも処方してくれることもあります。この院外処方が医療機関における薬剤処方の主流と言えるでしょう。かかりつけ薬局を作れますし、場合によっては毎回違う薬局で処方してもらうことも可能です。
薬剤師が必要以上にお薬が処方されていないか、飲み併せが悪い薬剤が処方されていないか、体質に合わない薬剤が処方されていないかなどの安全面も確認しますので、お薬手帳を持参するようにします。
院内処方
院内処方とは、診察を受けた病院やクリニックでそのまま薬剤を受け取ることです。会計の際にその場でお薬も受け取れますので、別の薬局へ足を運ぶ必要がありません。ですが、基本的にはその医療機関が採用している薬剤しか処方してもらえません。あまり処方薬の多くない歯科などに多い処方法です。
オンライン診療における処方箋の受け取り
オンライン診療の場合、診察から処方まで院内で完結する院内処方に近い方法と、院外処方に近い方法があります。院外処方に近いやり方は、オンライン診療の後処方箋が郵送され、それを持って自分で調剤薬局にいくやり方です。
今回紹介する2020年からスタートしたオンラインでの服薬指導によって、オンラインでの診療後、処方箋が自宅に届くため完全オンラインで受診できます。
ただ、特別な管理が必要な処方箋や対面での服薬指導が必要な処方箋は、郵送が行えない場合があります。事前に医療機関に問い合わせ、自宅に送ってもらえるか確認する必要があります。
処方箋の有効期限は?
通常、処方箋の有効期限は4日間です。オンラインの場合も同様で、この期限は休日・祝日も含まれた日数です。長期旅行や長い期間受信ができない可能性がある場合は、前もって医師に伝えれば受け取りの期限を延長することもできます。
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まとめ
オンライン診療での処方箋の受け取り方には、大きく分けて2つの方法があります。
・処方箋を郵送してもらい、薬局に薬を取りに行く(院外処方)
・処方薬を郵送してもらう(院内処方)
オンライン診療では、薬剤師による服薬指導を行うことで診察〜処方箋を受け取るまでの一連の流れをすべて自宅で完結させることができるため、通院に外出を伴う必要がなくなります。
気になる点があれば医療機関やアプリのサポートに問い合わせをして、不安を解消してから処方箋を利用してください。
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