【最新版】クリニック・病院におすすめの医療機器管理システム20選|特徴から選び方まで徹底解説します!
病院やクリニックはさまざまな医療機器を扱うことが一般的です。しかし、機器の点検作業に手間や人員がかかりすぎる点が課題になっているケースが少なくありません。そこで、医療機器管理システムを導入することで、効率的な管理が可能です。この記事では、医療機器管理システムの特徴やメリット、おすすめのシステムを紹介します。
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目次[非表示]
- 1.医療機器管理システムとは?
- 1.1.医療機器管理システムの主な機能
- 1.2.医療機器管理システムを導入するメリット
- 2.医療機器管理システムを選ぶ際の3つのポイント
- 2.1.1.アフターフォローの充実性
- 2.2.2.マルチデバイスへの対応有無
- 2.3.3.カスタマイズの柔軟性
- 3.クリニック・病院におすすめの医療機器管理システム20選
- 3.1.1.Me-ARC
- 3.2.2.Recopick
- 3.3.3.機器管理システム
- 3.4.4.医療機器管理システムMICS
- 3.5.5.MMS
- 3.6.6.Mims2
- 3.7.7.ACE.MediStation
- 3.8.8.Blue Ocean System
- 3.9.9.フォリスタ セキュア アセット
- 3.10.10.ME-TAG
- 3.11.11.ME-smart
- 3.12.12.MEister
- 3.13.13.メイビンクラウド
- 3.14.14.HITOTSU
- 3.15.15.CEME Web
- 3.16.16.ARIStation iMED
- 3.17.17.ZERO ME
- 3.18.18.ティーロケーションエムイー
- 3.19.19.HOSMA
- 3.20.20.CEIA System
- 4.まとめ
医療機器管理システムとは?
医療機器管理システムでは、医療機器を管理するための業務を可視化することが可能です。そのため、医療機関側は運用コストを削減でき、業務の効率化を図れます。
医療機器管理システムの主な機能
医療機器管理システムの主な機能は次の3点です。
- 医療機器管理
- 保守点検、修理状況管理
- 貸出・返却管理
医療機器管理システムを導入するメリット
医療機器管理システムを導入することで、管理業務が見えるようになります。どの場所にどんな機器が導入されているのか、いつ点検されたかなどをリアルタイムで把握することが可能です。さらに、運用コストを削減することができるなど、さまざまなメリットがあります。
医療機器管理システムを選ぶ際の3つのポイント
医療機器管理システムを選ぶ際のポイントは、次の3つです。
- アフターフォローの充実性
- マルチデバイスへの対応有無
- カスタマイズの柔軟性
1.アフターフォローの充実性
アフターフォローが充実した医療機器管理システムを選ぶことが重要です。システムを導入したあとトラブルが発生する場合があるからです。そこで、トラブルを最小限にするため、定期的なアフターフォローや点検が必要でしょう。万が一不具合があった時、迅速に対応してくれる会社を選ぶことが大切です。
2.マルチデバイスへの対応有無
マルチデバイスに対応した医療機器管理システムを選ぶことで、スマートフォンやタブレットなどでも対応可能です。マルチデバイスに対応しているシステムであれば、自宅からスマートフォンを使って医療機器を管理したり、タブレットを使って運用したりすることができます。そのため、より迅速に管理業務を遂行できるでしょう。
3.カスタマイズの柔軟性
病院やクリニックごとに管理方法が異なるため、カスタマイズの柔軟性は大切です。 医療機器管理システムには、システムをカスタマイズできるタイプとSaaS形式で決まった機能を活用するタイプがあります。決まったタイプを選ぶとコスト削減が可能であり、カスタマイズ形式を選ぶと病院の業務にあったシステム導入が可能です。
クリニック・病院におすすめの医療機器管理システム20選
クリニックや病院におすすめの医療機器管理システムを20種類紹介します。
医療機器管理システム |
特徴 |
費用 |
Me-ARC |
ME機器チェッカーを用いた精度管理が可能 |
要問合せ |
Recopick |
ロケーションや出入りの管理 |
要問合せ |
機器管理システム |
20年以上の実績 |
要問合せ |
医療機器管理システムMICS |
機器の状態や所在を確認 |
要問合せ |
MMS |
点検スケジュールをわかりやすく可視化 |
要問合せ |
Mims2 |
使いやすさを追及した医療機器管理システム |
要問合せ |
ACE.MediStation |
アフターフォローが充実 |
要問合せ |
Blue Ocean System |
クラウド型でどこでも利用可能 |
要問合せ |
フォリスタ セキュア アセット |
効率的に資産管理が可能 |
要問合せ |
ME-TAG |
運用履歴データを自動収集・管理 |
要問合せ |
ME-smart |
医療機器の管理業務負担をサポート |
要問合せ |
MEister |
医療機器を一元管理 |
要問合せ |
メイビンクラウド |
幅広い病院に対応 |
要問合せ |
HITOTSU |
タブレットでもアクセス可能 |
要問合せ |
CEME Web |
院内のネットワークにおいて運用が可能 |
要問合せ |
ARIStation iMED |
院内の医療機器を一元管理 |
要問合せ |
ZERO ME |
医療機器の保守管理業務をサポート |
要問合せ |
ティーロケーションエムイー |
医療機器の配置を可視化 |
要問合せ |
HOSMA |
豊富な保守や修理ノウハウ |
要問合せ |
CEIA System |
安全な医療環境をサポート |
要問合せ |
1.Me-ARC
引用:Me-ARC
Me-ARCは、ME機器チェッカーを用いた精度管理が可能な医療機器管理システムです。医療機器の費用対効果を把握できるため、効率的にコストを運用することができます。トップ画面に業務の予定や申し送り事項、必要な機器などが表示されるため、必要な情報が一目でわかります。またアラーム機能で機器状況を知らせてくれるため、リアルタイムな情報を把握することが可能です。
2.Recopick
引用:Recopick
Recopickは、出入りやロケーションを管理できる医療機器管理システムです。医療業務に特化したシステムではなく、図書館や工場などでも活用されています。アンテナシートにセルフォームを活用することで、UHF帯ICタグの情報を読み込んでいきます。履歴を蓄積すればデータベース化でき、データを分析することで効率的に管理できるようになるのです。
3.機器管理システム
引用:機器管理システム
機器管理システムは医療機器関連システムを20年以上運用している、株式会社サンシステムが提供している医療機器管理システムです。医療機器管理システムを導入すると、現場や臨床工学部、さらに経営層もリアルタイムな情報を閲覧できます。さまざまなデータを出力できるほか、医療機器ごとにカルテを作成することが可能です。
4.医療機器管理システムMICS
医療機器管理システムMICSは、幅広い範囲で医療機器の貸し出しや返却を確認することができます。さらに、それぞれの機器の状態や所在が確認可能です。いざというときに点検が終わっていない、修理が出来ていないといった状況を避けることができるでしょう。また、オプションを使うと貸し出し率や点検経過率などを確認することが可能です。
5.MMS
引用:MMS
MMSとは、医療機器を点検できる医療機器管理システムです。点検スケジュールをわかりやすく可視化したり、機器の配置を確認したりすることができます。さらに、点検内容をスマートフォンから送信するだけで機器の所在場所を変更できるなどスマートフォンでさまざまな編集が可能です。点検内容のカスタマイズができたり柔軟に活用できたりと使い勝手のいいシステムです。
6.Mims2
引用:Mims2
Mims2は、ユーザーからの要望を集めて使いやすさを追及した医療機器管理システムです。運営している株式会社やよいは、包帯やガーゼなどの衛生材料を製造しています。現在では、医療に関する開発やリリースを進めている会社です。
Mims2は、医療機器の修理状況や点検状況を確認して、点検不備がないようにサポートしてくれるでしょう。
7.ACE.MediStation
ACE.MediStationは、本社が福岡にある九州テンが運営している医療機器管理システムです。九州がメインですが関東や関西など全国の病院に導入実績があります。無限に端末をインストールできたり、さまざまな規模の病院で運用したりすることが可能です。さらに、検査部門や放射線部門で使われる医療機器も一元管理できることから、業務の効率化につながるでしょう。
8.Blue Ocean System
Blue Ocean Systemは、クラウド型の医療機器管理システムです。ネットワークがつながっているパソコンから、医療機器に関する保守作業や作業分担、情報共有などができます。また、支払いは月額であるため導入費用を抑えることが可能です。さらに、進捗状況をプリントアウトして報告書を作成することができるため、スムーズに運用でき業務の効率化につながります。
9.フォリスタ セキュア アセット
フォリスタセキュリティアセットは、医療機器管理の悩みを解決し働き方改革の促進につなげる医療機器管理システムです。一般的に医療現場では機器の貸し出しやメンテナンス等の管理が必要です。そこで、フォリスタセキュリティアセットを活用すれば効率的に資産を管理することができるでしょう。
10.ME-TAG
引用:ME-TAG
ME-TAGは、1920年より運営している吉川工業が提供している医療機器管理システムです。医療機器の運用履歴データや所在データを自動的に収集し管理できます。医療機器の管理業務を削減したり、稼働率向上につなげたりできるのが特徴です。リーダーを室内に設置することで、室内に電波をとばさないようにすることも可能です。
11.ME-smart
引用:ME-smart
ME-smartは、医療機器の管理業務全般をサポートできる医療機器管理システムです。毎日の作業予定や点検内容、処理が終わっていない作業を表示させることで、容易に現状を把握することができます。このため、メインテナンス漏れや作業漏れを防ぐことでき、効率的な管理が可能です。
12.MEister
引用:MEister
MEisterは、医療機器を一元管理できる医療機器管理システムです。医療機器の管理を一元管理することで、これまでの管理業務負担を減らすことができます。さらに、管理記録は保存できるため、管理に関する書類紛失といったトラブルを防止することが可能になるでしょう。
13.メイビンクラウド
引用:メイビンクラウド
メイビンクラウドは、大規模の病院からクリニックまで幅広い病院で活用できる医療機器管理システムです。システムを導入する時点から、メンテナンス作業までサポートしてくれるので安心です。災害時には病院間で情報が共有できます。またマルチデバイスに対応しているためさまざまな運用が可能です。
14.HITOTSU
引用:HITOTSU
HITOTSUは、さまざまな規模の病院やクリニックに対応している医療機器管理システムです。管理業務担当者の負担を減らすことで、本来の業務に集中できます。院内のパソコン以外のタブレットでもアクセス可能であるため、場所を選ぶ必要はありません。さらに、点検計画の自動調整も可能です。他の部署でのデータ管理を同じシステムで連携することで、スムーズに管理することができるでしょう。
15.CEME Web
引用:CEME Web
CEME Webは、院内のネットワークで運用可能な医療機器管理システムです。ブラウザで利用できるため、端末の購入費用や工事費用などを削減できます。クラウド型のタイプもあり、サーバーを購入しなくても導入可能です。1つのライセンスで無制限にパソコンやタブレットなどで利用できます。さらに、柔軟な保守対応や10年以上の提供実績があるため安心して導入可能です。
16.ARIStation iMED
ARIStation iMEDは、院内の医療機器の点検日時や障害対応などを管理する医療機器管理システムです。点検においては異常である部分を確認するだけではなく、コメントを残すこともできます。さらに、トラブルが発生する頻度やこれまでのトラブル内容などをデータ保存しておくことで、修理できるのかどうかを判断することも可能です。
17.ZERO ME
引用:ZERO ME
ZERO MEは、医療機器の保守管理業務をサポートする医療機器管理システムです。熊本県が本社のゼロシステムが運営しており、開発からリリースまで関わっています。そのため、スムーズに新機能の追加や機能拡張などの対応が可能です。電子カルテと連携することで医療機器のトレーサビリティができるなど、さまざまな拡張機能があります。
18.ティーロケーションエムイー
ティーロケーションエムイーは、医療機器の配置を可視化する医療機器管理システムです。無線アンテナを使って、システムを設置するまでの期間を短くし、さらに工事費も少なくできます。ME機器の所在を日常的に把握して、適切な保守点検の時期を管理することも可能です。ほかのME機器総合管理システムと連携することで、さらに幅広い業務を進めることができます。
19.HOSMA
引用:HOSMA
HOSMA、豊富な保守や修理のノウハウが充実している医療機器管理システムです。ME機器管理に必要なソフトウェアやハードウェアが充実しており、サーバ型やクライアントへの拡張も可能です。市販のラベルプリンターを使って作成できるため、スムーズな導入が可能です。さらに、修理や点検履歴も抽出できます。
20.CEIA System
引用:CEIA System
CEIA Systemは、安全な医療環境を提供しWi-Fi環境がなくても病棟中の点検が可能な医療機器管理システムです。シンプルな使い勝手であることが特徴でHISやペースメーカー管理とも連携できるため、呼吸治療業務を管理することができます。さらに、施設が複数ある場合にも対応しているため、さまざまな規模の病院におすすめです。
まとめ
医療機器管理システムを導入することで、医療機器の管理業務を可視化することができます。そのため、現在の点検状況を把握できることから点検漏れといったトラブルを防ぐことができるでしょう。また、医療機器管理システムの導入は点検担当者の負担を減らすことができるなど、さまざまなメリットがあります。