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【最新版】クリニック・病院におすすめの在庫管理システム15選|特徴から選び方まで徹底解説します!

病院やクリニックでは多くの医薬品や医療機器などを扱うことが一般的です。スムーズに医療を提供するためにも、在庫管理が必要不可欠です。病院の在庫管理は手間がかかりすぎるのが課題であるため、在庫管理システムを導入することで業務を効率化できるでしょう。

この記事では、病院における在庫管理業務の内容やシステムの説明、おすすめの在庫管理システムを紹介していきます。

目次[非表示]

  1. 1.病院で行う在庫管理とは?
  2. 2.病院で行う在庫管理の業務内容
  3. 3.在庫管理業務システムとは?
    1. 3.1.在庫管理システムのメリット
  4. 4.在庫管理システムを選ぶ際の3つのポイント
    1. 4.1.1.データ連携の有無
    2. 4.2.2.発注のしやすさ
    3. 4.3.3.管理の正確さ
  5. 5.クリニック・病院におすすめの在庫管理システム15選
    1. 5.1.1.Windy
    2. 5.2.2.Icquickstock
    3. 5.3.3.スマートマットクラウド
    4. 5.4.4.医薬品在庫管理システム
    5. 5.5.5.Medyus2
    6. 5.6.6.物品管理システム
    7. 5.7.7.ODSS
    8. 5.8.8.Medi-Vit
    9. 5.9.9.Medicine Supervision
    10. 5.10.10.ZIZAIA Hi-Lits
    11. 5.11.11.用度版
    12. 5.12.12.Pro_GRESS Logistics
    13. 5.13.13.S-CAS
    14. 5.14.14.HOPE LifeMark-Indii
    15. 5.15.15.ENIFwin Nex-Sus
  6. 6.まとめ

病院で行う在庫管理とは?

病院で行う在庫管理はSPD(Supply Processing Distribution)とよばれており、院内における物流を意味します。医療現場では、医薬品や医療機器、その他にもさまざまな物品が必要であり、管理業務に負担がかかっているケースが多いのです。


病院で行う在庫管理の業務内容

病院で行う在庫管理の業務内容としては、次のものが挙げられます。

  • 在庫の消費量確認
  • 医薬品の共有
  • 備品の在庫管理
  • 備品の発注管理
  • 請求管理

在庫管理業務システムとは?

在庫管理業務システムとは、医薬品や医療機関で使われる物品の在庫管理や発注、入庫等の事務手続きを総合的にサポートするシステムです。システム内で在庫状況を可視化できるため、過剰発注や在庫切れを防ぐことができ、コスト削減につながります。また、それぞれの医薬品の適正数量を自動的に算出することで、病院経営に活かすことが可能です。

在庫管理システムのメリット

近年ジェネリック化や新医薬品開発が進んでいることで、在庫管理がより複雑になっています。そこで、医薬品を適正に管理することがより求められるのです。在庫管理を間違えると過剰に発注したり欠品を出したりして経営悪化につながる可能性があるかもしれません。

そこで、在庫管理システムを活用すれば在庫業務を一元化することができ、業務の効率化のほかに、リスク回避にもつながります。


在庫管理システムを選ぶ際の3つのポイント

在庫管理システムを選ぶ際には、次の3つのポイントが挙げられます。

  • データ連携の有無
  • 発注のしやすさ
  • 管理の正確さ

1.データ連携の有無

在庫管理システムにおいてデータ連携の有無は重要です。データ連携ができないと業務がぶつ切りになってしまい、一元化できなくなります。また、データを入力し直す場合もあり、手間が増えてしまいます。

2.発注のしやすさ

在庫管理システムを選ぶ場合、発注しやすいかどうか確認するようにしましょう。各医薬品の在庫状況を確認した時点で発注できるシステムであれば、スムーズな業務が可能です。さらに、在庫数に応じてアラート機能を活用したり、自動発注したりするなどさまざまな機能が搭載されているシステムがあります。

3.管理の正確さ

在庫管理システムを選ぶ場合、正確に管理してくれるシステムを選ぶようにしましょう。医薬品には使用期限がありますが、在庫管理システムによっては使用期限管理機能が搭載されているものもあります。さらに、ロット管理機能があるシステムを活用することで在庫を最小限に抑えられます。このように、あらゆる機能を活用することで、さらにスムーズな管理業務が可能になるのです。


クリニック・病院におすすめの在庫管理システム15選

クリニックや病院の在庫管理システムにはさまざまな種類があります。ここでは、おすすめの在庫管理システムを15種類紹介します。

在庫管理システム

特徴

費用

Windy

コスト削減

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Icquickstock

薬価改定情報をリアルタイムで配信

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スマートマットクラウド

スムーズに在庫を管理

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医薬品在庫管理システム

在庫管理から帳票の出力まで

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Medyus2

購入から活用まで物流管理業務を効率化

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物品管理システム

消費管理、在庫管理、購入管理が可能

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ODSS

クラウド型であるため初期費用をおさえられる

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Medi-Vit

発注から活用まで管理可能

要問合せ

Medicine Supervision

実務に合わせた充実した機能

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ZIZAIA Hi-Lits

医療品や医療材料などの在庫を可視化

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用度版


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Pro_GRESS Logistics

院内物流管理に対応

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S-CAS

保険請求業務や、症例管理、発注業務など在庫管理以外にもさまざまな活用法

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HOPE LifeMark-Indii

富士通が運用

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ENIFwin Nex-Sus

30年以上の実績

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1.Windy

引用:Windy

Windyは、医療機関において在庫をスムーズに管理できる在庫管理システムです。Windyを活用することで、余分な発注を防げます。病院にとって余分な発注は資金繰りの悪化につながるため、業績にも影響しかねません。つまり、正しく在庫管理することでコスト削減につなげられます。処方出庫はリアルタイムに更新されるため、常に正しい在庫量を把握できるのです。

2.Icquickstock

引用:Icquickstock

Icquickstockは、薬価改定情報をリアルタイムで配信する在庫管理システムです。マスタや入力データの制限はないため、膨大な医療品を扱う病院にもおすすめです。データを集約することで、業務の効率化が図れます。さらに、リモートサポート対応であるため、トラブルがあった場合でも安心して運用可能です。

3.スマートマットクラウド

引用:スマートマットクラウド

スマートマットクラウドは、IT導入補助金を利用できスムーズに在庫を管理できる在庫管理システムです。さまざまな業種に対応しており、1,200件以上の導入実績があります。在庫の重さを自動検知することで、残量を自動で記録します。残量を察知したら自動発注するため、無人で在庫管理ができるのです。導入方法は載せるだけ、残量は自動記録、自動発注と手間を極限まで減らした在庫管理システムです。

4.医薬品在庫管理システム

引用:医薬品在庫管理システム

医薬品在庫管理システムは、院内システムと連動することで在庫管理から帳簿の出力までさまざまな業務を効率化できる在庫管理システムです。ハンディ取り込みやVAN発注、統計機能、帳簿機能、調達機能など機能が多い点が特徴です。そのため、在庫管理以外に経営管理、その他の病院の部署においても強力な支援をしてくれるシステムでしょう。

5.Medyus2

引用:Medyus2

Medyus2は、医薬品を購入してから活用するまでの管理業務が効率化できる在庫管理システムです。利用した実績を分析して適正な定数を出すことで、無駄なく在庫管理や発注が可能になります。さらに、取引先とデータを共有できることから、よりスピーディーにまた正確に業務を進めることが可能です。

6.物品管理システム

引用:物品管理システム

物品管理システムは、消費管理や購入管理可能なシステムです。このため、不良在庫の削減や在庫金額の削減につなげることができます。さらに、バーコード管理を活用することで、よりスムーズに作業できるため、病院全体のコスト削減につながるでしょう。さらに、システムの入力がシンプルであることから、高い操作性にも特徴があります。

7.ODSS

引用:ODSS

ODSSは、クラウド型であり初期導入コストを抑えられる在庫管理システムです。クラウド型であるため、インターネット環境があればパソコン以外でもすぐに導入することができます。納品データやロットを活用することで、入出庫の管理や在庫単位の設定も可能です。

データ保管センターが充実しており、大規模な災害時にも対応できるため安心した運営が可能です。

8.Medi-Vit

引用:Medi-Vit

Medi-Vitは、医療品をはじめ発注してから活用するまでの在庫を管理できる在庫管理システムです。操作しやすい点が特徴で、カーソルをあわせるだけで説明が表示されます。IT補助金2022年度対象であり、導入コストを削減できる場合があります。

導入時のデータ移行がスムーズであるため、導入準備に手間がかかりません。

9.Medicine Supervision

引用:Medicine Supervision

Medicine Supervisionは、病院の実務に合わせた充実した機能が揃っている在庫管理システムです。医薬品の発注や検品から出庫までスムーズに行えるようサポートしてくれます。また、それぞれの病院において実務に合わせた医薬品を管理できるような設定が可能です。ロット管理業務や麻薬管理業務にも対応しています。

10.ZIZAIA Hi-Lits

引用:ZIZAIA Hi-Lits

ZIZAIA Hi-Litsは、医療品や医療材料などの在庫を可視化できる在庫管理システムです。MEDISマスターで取り組んだり、カードで運用できたりするなど、さまざまな方法で業務負担を軽減してくれるでしょう。多くのメニューがあり、導入期間や導入コストに応じてバージョンを選べます。ほかのシステムと連携することでオールインワンの物流システムとして利用することも可能です。

11.用度版

引用:用度版

用度版は、診材看護に対応している在庫管理システムです。100万件以上(2019年時点)の医療材料データベースを扱うメディエを活用しています。さらに、手術室やカテーテル、ME機器といったサブシステムを準備しており、さまざまな分野において院内物流をサポートします。このほかにも、バーコード注文書を送信したり、請求漏れ防止機能があったりするなど機能が充実しています。

12.Pro_GRESS Logistics

引用:Pro_GRESS Logistics

Pro_GRESS Logisticsは、院内物流管理に対応できる在庫管理システムです。院内で扱う物流は変化することが多く、リコールがあったり物品を回収したりする場合でも対応可能です。さらに、医薬品以外にも検査試薬や医療材料、その他の雑貨をはじめ病院で扱っている在庫が対象となります。自動発注の目安を設定することで、在庫を管理しやすくなり発注業務の負担を減らすことが可能です。

13.S-CAS

引用:S-CAS

S-CASは、内視鏡室やカテーテル室で使われている医療材料のバーコードを読み込んで操作する在庫管理システムです。保険請求業務や、症例管理、発注業務など在庫管理以外にもさまざまな活用法があります。導入することで、記入漏れをなくし医事請求漏れの防止につなげられるでしょう。さらには業務効率化を実現できるなど、さまざまなメリットがあります。

14.HOPE LifeMark-Indii

引用:HOPE LifeMark-Indii

HOPE LifeMark-Indiiは、富士通が運用している医薬品や医療材料などの管理やコストを分析できる在庫管理システムです。現在使っている医薬材料や在庫、購買情報などをリアルタイムで一元管理することができます。医事システムと物流システムから成り立っており、両者を連携させることで過剰に在庫を持つことや請求漏れなどを防止できます。

15.ENIFwin Nex-Sus

引用:ENIFwin Nex-Sus

ENIFwin Nex-Susは、30年以上の実績ある在庫管理システムです。常にユーザーのニーズを反映し進化しているため、使い勝手の良さでも知られています。導入することで過剰在庫を減らしたり、部署間での在庫管理が可能になったりするなどさまざまなメリットがあります。院内の物流を一元化することにより、経営のサポートにつなげられるでしょう。


まとめ

病院やクリニックにおいて、医薬品や医材などさまざまな在庫を管理する必要があります。多くの種類を扱う病院であれば在庫管理が大変ですが、在庫管理システムを導入することでスムーズな在庫管理が可能です。

自院に適した在庫管理システムを導入して、業務の効率化を図りましょう。

執筆監修者:CLINICS編集部
執筆監修者:CLINICS編集部
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