【最新版】クリニック・病院におすすめの自動再来受付機メーカー10選|特徴から選び方まで徹底解説します!
医療機関に自動再来受付機があれば、少人数の医療スタッフでも予約の受付などさまざまな業務の効率化を実現できます。
受付を行う際の会話や診察券の受け渡しもなくなるため、新型コロナウイルスの院内感染を予防する役割も果たします。しかし、自動再来受付機は種類によって特徴や機能が異なるため、なかなか導入に踏み切れない医療機関もあるでしょう。
当記事では、自動再来受付機の概要や選ぶ際のポイント、クリニック・病院におすすめの自動再来受付機メーカー10選を紹介します。
目次[非表示]
- 1.自動再来受付機とは?
- 1.1.自動再来受付機のメリット
- 2.自動再来受付機を選ぶ際のポイント
- 2.1.1.予約システムとの連携有無
- 2.2.2.アフターフォローの充実性
- 2.3.3.機器のサイズ
- 3.クリニック・病院におすすめの自動再来受付機メーカー10選
- 3.1.1.株式会社アルメックス
- 3.2.2.システムギア株式会社
- 3.3.3.日本ラッド株式会社
- 3.4.4.株式会社GENOVA
- 3.5.5.株式会社ユナイテッドシステム
- 3.6.6.株式会社ドッドウエル ビー・エム・エス
- 3.7.7.株式会社ファーストジェーインフォ
- 3.8.8.株式会社島津製作所
- 3.9.9.富士通株式会社
- 3.10.10.株式会社インテクア
- 4.まとめ
自動再来受付機とは?
自動再来受付機を導入すると、過去に来院経験のある患者の受付を自動で行えるようになります。
従来の予約の流れでは、患者が受付の医療スタッフに診察券を渡して次回の通院の予約を決めていました。しかし、自動再来受付機があれば患者自身が次回の予約を決められるため、患者の利便性の向上だけでなく、医療スタッフの業務軽減にもつながります。
自動再来受付機のメリット
自動再来受付機のメリットは、以下の通りです。
- 患者のストレスを軽減できる
- 感染のリスクを軽減できる
- 医療スタッフの負担を軽減できる
- 患者のプライバシー保護につながる
自動再来受付機を選ぶ際のポイント
自動再来受付機を選ぶ際のポイントは、以下の通りです。
- 予約システムとの連携有無
- アフターフォローの充実性
- 機器のサイズ
それぞれ詳しく紹介します。
1.予約システムとの連携有無
自動再来受付機を選ぶ際は、従来の予約システムとの連携の有無を確認しましょう。
予約システムと連携できる機種であれば、再来の予約や予約変更を自動で行ってくれるため、医療スタッフの手間が軽減されます。
しかし、全ての自動再来受付機が予約システムと連携できるわけではありません。導入後に「失敗した」と思わないように、事前に予約システムと連携できるかを確認しましょう。
2.アフターフォローの充実性
アフターフォローの充実性は、自動受付再来機を選ぶにあたっては重要なポイントです。
自動再来受付機の導入後、故障やメンテナンスが必要になる場合もあります。問い合わせに対して丁寧に対応してもらえるか、またサポート内容の確認は必須です。
たとえ自動再来受付機を導入してからトラブルが起きても、安心して対処できるように、アフターフォローの内容を重要視しましょう。
3.機器のサイズ
自動再来受付機のサイズを事前にしっかり確認して、院内やクリニックのスペースに合わせて置けるようにしましょう。
自動再来受付機は、机の上に置けるタイプから床に置くタイプまでさまざまな種類があります。院内やクリニックのスペースに合わない機種を選ぶと、購入しても置く場所がなく持て余す可能性が高いです。
自動再来受付機を置く場所を事前に決めて、スペースに合った機種を選びましょう。
クリニック・病院におすすめの自動再来受付機メーカー10選
クリニック・病院におすすめの自動再来受付機メーカーは、次の通りです。
- 株式会社アルメックス
- システムギア株式会社
- 日本ラッド株式会社
- 株式会社GENOVA
- 株式会社ユナイテッドシステム
- 株式会社ドッドウエル ビー・エム・エス
- 株式会社ファーストジェーインフォ
- 株式会社島津製作所
- 富士通株式会社
- 株式会社インテクア
それぞれ詳しく紹介します。
1.株式会社アルメックス
参考:株式会社アルメックス
アルメックスの自動再来受付機は、視認性と操作性の高さが魅力です。
診察券には磁気ストライプが入っており、一次元と二次元バーコードの読み取りに対応しています。操作モニターの下にスペースがあるため、車椅子の患者も快適に利用可能です。
また、のぞき見防止機能が搭載されているため、患者のプライバシーも守れます。
デザインと操作性のどちらも優れている自動再来受付機です。
2.システムギア株式会社
参考:システムギア株式会社
システムギア株式会社の自動再来受付機は、初めての方や機械に不慣れな方でも「音声ガイド」や「誘導ランプ」に沿って迷わず操作ができるよう配慮されており、受付表は、はっきりと見やすい大きな文字で印字ができるA4サイズが特徴で、お知らせや案内図も印刷できます。
また、用紙切れ前にお知らせランプで状態を表示するなど、スタッフサポート機能も充実。
50年を超える自動認識機器の開発・製造技術を活かした、豊富なラインナップで運用に合わせて選ぶことができます。
自動精算機との連携も1社で実現できるため、受付から精算までを一度に効率化したい方におすすめです。
3.日本ラッド株式会社
参考:日本ラッド株式会社
日本ラッドの自動再来受付機は、車椅子の患者も使いやすいデザインで、誰もが簡単に予約できます。
病院やクリニックの医事システムと連携でき、自動で予約情報が反映されるため、予約の管理に関する業務負担が軽減されるでしょう。
また、自動再来受付機の画面は60〜90度まで自由に変えられるため、車椅子の患者も快適に操作できます。
医療スタッフと患者、どちらの目線でも使いやすい魅力的な自動再来受付機です。
4.株式会社GENOVA
参考:株式会社GENOVA
GENOVAの自動再来受付機は、受付から決済など幅広い業務を自動で行えます。
再来の受付をはじめ、自動決済機能により領収書や明細書も発行できる点が魅力です。医療スタッフの業務負担の軽減や効率化に加えて、患者の滞在時間が減少するため感染リスクも軽減できます。
自社のサポートセンターも構えているため、故障やトラブルがあった際も安心です。
5.株式会社ユナイテッドシステム
ユナイテッドシステムの自動再来受付機は、受付可能な診療科や診療内容などを自由に設定できる点が魅力です。
複数台の自動再来機を導入しても、1つの制御コントローラーで管理できるため、設定の手間がかかりません。「卓上タイプ」「車椅子タイプ」の2種類があるため、院内の広さや設置場所に合わせてタイプを選択できます。
サイドテーブルや19インチの大画面など、医療スタッフと患者、どちらも使いやすい多彩な機能が備わっている機種です。
6.株式会社ドッドウエル ビー・エム・エス
ドッドウエル ビー・エム・エスの自動再来受付機は、狭い場所でも設置できる形状が特徴の機器です。
スタンドタイプでスリムな形状のため、さまざまな場所に設置できます。予約機能に加えて、音声ガイドなどの機能が搭載されているため、機械に馴染みのない患者でも問題なく操作できるでしょう。
病院やクリニック、介護施設にも導入されている自動再来受付機です。
7.株式会社ファーストジェーインフォ
ファーストジェーインフォの自動再来受付機を導入すると、診察券を持っていない患者でも予約できるようになります。
診察券がなくてもマイナンバーカードや保険証があれば受付可能です。卓上タイプの小型受付機のため、机の上に設置しても邪魔になりません。
大型と中型、小型とサイズ展開が豊富で、設置場所に合わせてサイズを選択できます。
卓上の自動再来受付機を導入したい医療機関におすすめの機器です。
8.株式会社島津製作所
参考:株式会社島津製作所
島津製作所の自動再来受付機は、バリエーションの豊富さが魅力です。
卓上タイプと自立タイプ、モニター縦と横の自動再来受付機を販売しているため、設置場所の形状や広さに合わせて最適なタイプを選べます。
患者が診察券を取り忘れた場合は自動で受付機の中にしまってくれるなど、プライバシーにも配慮された機器です。
9.富士通株式会社
参考:富士通株式会社
富士通株式会社の自動再来受付機は、トラブルの少なさが魅力の機器です。
19インチと画面が大きい上に、画面に表示される文字やボタンも大きいため、初めて使う高齢者も快適に予約できます。
故障やトラブルに悩まされたくない方におすすめの自動再来受付機です。
10.株式会社インテクア
参考:株式会社インテクア
インテクアの自動再来受付機は、操作性とセキュリティの高さが魅力です。
接近センサーが搭載されており、直前に操作した患者の情報が画面に残されない作りになっています。また、タブレット感覚で操作できメンテナンスも簡単です。
医療スタッフはもちろん、初めて利用する患者のどちらも問題なく利用できるでしょう。
まとめ
ここまで、自動再来受付機の概要や選ぶ際のポイント、クリニック・病院におすすめの自動再来受付機メーカー10選を紹介しました。
自動再来受付機を導入すると、医療スタッフの業務が効率化され負担も軽減されます。また、患者も診察券を受付に渡して予約する必要がなくなるため、院内の滞在時間も減少するでしょう。
馴染みのない高齢者でも簡単に利用できる機器も多いです。
受付時間の減少や医療スタッフの業務負担の軽減を目指している医療機関は、自動再来受付機を導入してみてはいかがでしょうか。