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【最新版】自動釣銭機の格安価格はどれくらい?|主要メーカー5選の参考価格

病院やクリニックに自動釣銭機を導入することで、会計処理に関する業務の効率化につなげられます。さらに、患者にとっても待ち時間が減るなどメリットがあります。しかし、一般的に自動釣銭機を導入する場合はコストが高くなるのがデメリットです。

そこで、リースやレンタル、サブスク、補助金などを活用して導入することができます。また、自動釣銭機のメーカーによって価格帯が異なるため、事前によく調査しておくとよいでしょう。

この記事では、自動釣銭機を安く導入する方法や主要メーカーについて説明していきます。

目次[非表示]

  1. 1.自動釣銭機とは?
  2. 2.自動釣銭機の5つのメリット
    1. 2.1.1.感染対策につながる
    2. 2.2.2.ヒューマンエラーの発生防止
    3. 2.3.3.セキュリティの強化
    4. 2.4.4.レジ締め業務の短縮
    5. 2.5.5.会計処理の効率化
  3. 3.自動釣銭機の価格相場
  4. 4.自動釣銭機を格安で購入する4つの手段
    1. 4.1.1.リース
    2. 4.2.2.レンタル
    3. 4.3.3.補助金
    4. 4.4.4.サブスク
  5. 5.自動釣銭機の主要メーカー5社別参考価格
    1. 5.1.1.富士電機
    2. 5.2.2.スマレジ
    3. 5.3.3.東芝テック
    4. 5.4.4.ローレル
    5. 5.5.5.NEC
  6. 6.まとめ

自動釣銭機とは?

自動釣銭機とは、病院やクリニックで患者が入金作業できるレジのことです。会計スタッフが入金作業をしないことから業務負担を減らせるのが特徴です。さらに、感染対策やセキュリティの強化、レジ締め業務の短縮などさまざまなメリットがあります。


自動釣銭機の5つのメリット

自動釣銭機には次の5つのメリットがあります。

  • 感染対策につながる
  • ヒューマンエラーの発生防止
  • セキュリティの強化
  • レジ締め業務の短縮
  • 会計処理の効率化

1つずつ詳しく見ていきましょう。

1.感染対策につながる

自動釣銭機を導入することで、感染対策につながります。病院やクリニックにいるスタッフが紙幣や硬貨に触れる機会を減らせるからです。

2.ヒューマンエラーの発生防止

自動釣銭機を導入すれば、ヒューマンエラーの発生を防止することが可能です。従来の人による会計処理であれば、計算間違いや操作間違いが起こりうるからです。エラーが発生すると発生した要因を探す必要があり、解決までに時間を要します。

診察時間のあとに過不足金の原因を探す手間が増えてしまうと、スタッフへの負担が大きくなります。そこで、自動釣銭機を導入してヒューマンエラーの発生を防ぐことでスタッフへの負担を減らすことができるのです。

3.セキュリティの強化

自動釣銭機を導入することで、セキュリティの強化につながります。従来のレジ方式だと、スタッフが現金に触れることから少なからず不正が発生する可能性があります。しかし、自動釣銭機の場合はスタッフが現金に触れることはありません。

さらに、不正しようとしたらセキュリティ機能が作動するため、不正を未然に防ぐことができます。

4.レジ締め業務の短縮

自動釣銭機を導入すると、レジ締めにかかる時間を短縮できます。病院やクリニックでは一般的に、診療開始前後にキャッシュカウントを行います。

しかし自動釣銭機では、自動的にキャッシュドロアにおいて現金残高を計測できるのです。そのため、業務時間を大幅に減らすことが可能です。さらに、診察終了後のレジ締め業務において、釣り銭を残すことから翌日分の釣り銭を準備する必要がなくなります。

5.会計処理の効率化

自動釣銭機の導入は、会計処理の効率化につながります。自動釣銭機を活用すると預り金を入力したり、釣り銭を数えたりといった手間を自動化できるからです。会計処理の効率化は、患者の待ち時間削減にもつながります。



自動釣銭機の価格相場

自動釣銭機によって価格は異なりますが、一般的な相場は初期費用で約30万円〜100万円です。しかし、この金額はあくまで自動釣銭機本体価格であるため、POSレジなどと連携させる場合はさらに高額になるでしょう。



自動釣銭機を格安で購入する4つの手段

自動釣銭機を格安で購入する手段は、以下の4つです。

  • リース
  • レンタル
  • 補助金
  • サブスク

1.リース

まず挙げられるのは、自動釣銭機をリースする方法です。リースは5年以上の契約期間が一般的であり、長期利用向きです。リースの魅力は1日当たりの支払いがレンタルよりも安くなるため、自動釣銭機を導入するうえでもっとも安く利用することができます。しかし、リースする場合は資産計上が必要です。

2.レンタル

短期間の自動釣銭機導入予定の場合は、レンタルがおすすめです。レンタルは数日から利用できることが多く、購入前に試しに導入する場合に向いています。レンタルの場合は、資産計上は不要で経費となるため節税にもつながります。

3.補助金

自動釣銭機の導入において、補助金を受けられる場合があります。さまざまな補助金制度がありますが、主に次の3つの制度が対象になると考えてよいでしょう。

  • IT導入補助金
  • 業務改善助成金
  • ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金

4.サブスク

サブスクにおいて自動釣銭機を導入できる場合があります。初期費用を抑えるためには、サブスクがおすすめです。導入時に審査が必要になるので注意が必要です。




自動釣銭機の主要メーカー5社別参考価格

自動釣銭機メーカーによって、さまざまな特徴があります。

ここではおすすめのメーカー5社を紹介します。

自動釣銭機メーカー
商品名
費用
富士電機
ECS-777
要問合せ
スマレジ
タブレットPOSレジ

スタンダード

0円~

東芝テック
VITESE(ヴィッテス)
27万円~
ローレル
コンパクト&スピーディー 釣銭機「ACE-100」
要問合せ
NEC
自動釣銭機FAL3ファルスリー
要問合せ


1.富士電機

引用:富士電機|ECS-777

富士電機が展開しているECS-777は、セルフレジにも活用できる自動釣銭機です。機能性に優れているだけではなく、高いデザイン性も大きな特徴です。病院やクリニックの会計業務を効率化するだけではなく、セキュリティ面の向上や現金過不足の撲滅などさまざまな効果が期待できます。

2.スマレジ

スマレジとは

引用:​​​​​​​スマレジ

スマレジは、タブレットPOSレジとして初めて自動釣銭機との連動を可能にしました。5つのプランがあり、スタンダードプランは月額0円(1店舗のみ)から導入可能です。

3.東芝テック

引用:東芝テック|VITESE(ヴィッテス)

東芝テックが展開しているVITESE(ヴィッテス)は、スムーズな操作ができる自動釣銭機です。東芝は業界シェアNo.1であり、十分な実績があります。導入費用は比較的安く、導入時に負担はかかりません。

4.ローレル

引用:LAUREL|コンパクト&スピーディー 釣銭機「ACE-100」

LAURELが運用しているコンパクト&スピーディー 釣銭機「ACE-100」は、紙幣と釣り銭機がそれぞれ独立しているためスペースが少ない場所でも設置しやすいのが特徴です。さらに、現金残高や違算の有無を確認できます。

5.NEC

引用:NEC|自動釣銭機FAL3ファルスリー

NECの自動釣銭機FAL3ファルスリーは、セルフレジのほかに従来の有人レジとしても利用できる自動釣銭機です。セルフレジとして利用する場合においても、シンプルで使いやすい特徴があり、患者満足度を上げることもできます。​​​

まとめ

病院やクリニックに自動釣銭機を導入することで、病院の業務効率化につなげることができます。さらに、患者にとっても待ち時間を減らしたりスタッフが紙幣に触れたりしないことで衛生面においての向上も見込まれます。

しかし、自動釣銭機は本体が高額であり、ほかにもオプションをつけることで費用が高くなる点がデメリットです。ここで紹介した内容を踏まえて、自院に合った自動釣銭機を導入してみてください。

執筆監修者:CLINICS編集部
執筆監修者:CLINICS編集部
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