
【プロが解説】診療所向け電子カルテ15選!電子カルテを導入するメリットや注意点も紹介
「診療所が電子カルテを導入するメリットは?」
「診療所におすすめの電子カルテを知りたい」
診療所で働いている医療従事者の方で、上記のような疑問を抱えている方もいるでしょう。
診療所が電子カルテを導入すると、業務をより効率よく進められます。しかし、診療所に最適な機種がわからないという方もいるでしょう。
当記事では、診療所が電子カルテを導入するメリットやデメリット、診療所向けのおすすめ電子カルテを紹介します。当記事を読むと、診療所に最適な電子カルテがわかるでしょう。
目次[非表示]
- 1.診療所が電子カルテを導入するメリット
- 2.診療所が電子カルテを導入するデメリット
- 3.診療所向けのおすすめ電子カルテ15選
- 3.1.1.CLINICSカルテ
- 3.2.2.Hi-SEED W3 EX
- 3.3.3.エムスリーデジカル
- 3.4.4.TOSMEC Aventy3.0
- 3.5.5.CLIUS
- 3.6.6.MALL
- 3.7.7.EMシステムズ MAPS
- 3.8.8.Medicom-HRf
- 3.9.9.セコム・ユビキタス電子カルテ
- 3.10.10.きりんカルテ
- 3.11.11.ダイナミクス
- 3.12.12.Henry
- 3.13.13.SUPER CLINIC
- 3.14.14.Qualis Cloud
- 3.15.15.blanc
- 4.電子カルテを導入する際の注意点
- 5.まとめ
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診療所が電子カルテを導入するメリット
診療所が電子カルテを導入するメリットは、以下の通りです。
- カルテに入力する負担を軽減できる
- 医療ミスを防止できる
- 事務スタッフの業務を効率化できる
- 患者のデータを安全に保存できる
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診療所が電子カルテを導入するデメリット
診療所が電子カルテを導入するデメリットは、以下の通りです。
- システムに慣れるまでに時間がかかる
- 他のシステムと連携できない可能性がある
- 災害時で利用できない場合がある
- 導入・運用費用がかかる
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診療所向けのおすすめ電子カルテ15選
診療所向けのおすすめ電子カルテは、以下の15個です。
- 1.CLINICSカルテ
- 2.Hi-SEED W3 EX
- 3.エムスリーデジカル
- 4.TOSMEC Aventy3.0
- 5.CLIUS
- 6.MALL
- 7.EMシステムズ
- 8.Medicom-HRf
- 9.モバカルネット
- 10.きりんカルテ
- 11.ダイナミクス
- 12.Henry
- 13.SUPER CLINIC
- 14.Qualis Cloud
- 15.blanc
それぞれ詳しく紹介します。
1.CLINICSカルテ
引用:CLINICSカルテ
CLINICSカルテは、患者とコミュニケーションを取りやすい電子カルテです。CLINICSカルテは、Web予約システムやWeb問診など他のシステムと連携しやすいため、業務を効率化できます。
また、患者向けアプリCLINICSとの連携によりメッセージ送信やキャッシュレス決済ができる点も特徴です。さまざまな機能が一元管理できるため、業務を効率化できます。
2.Hi-SEED W3 EX
Hi-SEED W3 EXは、直感的な操作が可能な使いやすいレセコン一体型電子カルテです。
候補病名機能など、カルテの入力をサポートしてくれる機能が充実しており、ヒューマンエラーを事前に防止できます。また、スタッフノート機能により医師ともスムーズな連携が可能です。
3.エムスリーデジカル
引用:エムスリーデジカル
エムスリーデジカルは、クリニックの悩みを改善できる電子カルテです。最新のAIが搭載されているため、カルテの入力負担を大幅に削減できます。
また、エムスリーデジカルは初期費用0円、月額料金11,000円から利用できるため費用をおさえて運用することが可能です。サポート専門のスタッフもいるため、トラブルが起きた際も安心できるでしょう。
4.TOSMEC Aventy3.0
TOSMEC Aventy3.0は、CTやデジタルラジオグラフィなどさまざまなシステムと連携できるのが魅力です。
TOSMEC Aventy3.0の画面は視認性が高く、患者の診療履歴などを簡単に閲覧できます。また、ショートカット機能も充実しており、カルテ入力の負担を軽減できるでしょう。
5.CLIUS
引用:CLIUS
CLIUSは、診療効率をアップできる機能や画面設計になっているのが魅力の電子カルテです。画面はシンプルに設計されており、使い方に悩まず効率よく入力できます。
また、訪問診療や在宅診療など幅広い診療スタイルに対応可能です。初期導入費用は200,000円〜と高額ですが、月額料金12,000円から利用できます。
6.MALL
引用:MALL
MALLは、柔軟性と拡張性が高いため診療所の業務を効率化できます。
MALLのカルテ画面は、診療科やユーザーに合わせてレイアウトできるのが特徴です。クリニックの利用に合わせて、使いやすいようにカスタマイズできます。部門システムを自社開発しているため、他のシステムと連携しやすいのも魅力です。
7.EMシステムズ MAPS
引用:EMシステムズ
EMシステムズは、医療現場のニーズを汲み取った操作性に優れた電子カルテです。
EMシステムズの画面は文字サイズの設定や色の強調が可能で、視認性に優れています。また、外部のシステムとも連携しやすく、医療スタッフの業務効率をアップできるのが魅力です。
8.Medicom-HRf
引用:Medicom-HRf
Medicom-HRfはカルテの入力忘れを事前に防げるなど、数多くのメリットを得られる電子カルテです。
カルテの入力は1画面で完結させられるため、入力忘れなどを防げます。また、約170機器のさまざまなシステムと連携できるため業務を効率化することが可能です。
9.セコム・ユビキタス電子カルテ
セコム・ユビキタス電子カルテは、セキュリティに強いのが特徴の電子カルテです。
セコムの専用回線である「ヘルスケアネット」を利用しているため、災害時でも通常通りの診療を提供できます。入院機能や予約管理など、豊富な機能が搭載されているのも魅力の一つです。
10.きりんカルテ
引用:きりんカルテ
きりんカルテは、タブレット端末や電子ペンで入力できる電子カルテです。
紙カルテのような感覚で電子カルテを操作できるため、電子カルテの操作に慣れていない方も利用しやすいでしょう。予約機能や在宅機能など、豊富な機能が搭載されているため導入すれば医療スタッフの負担を軽減できます。
11.ダイナミクス
引用:ダイナミクス
ダイナミクスは、月額11,000円から利用できるレセコン一体型電子カルテです。操作性が高く動作が安定しているため、サクサクとカルテ入力できるでしょう。
また、訪問診療など院外での入力も可能です。導入費用は220,000円と高額ですが、月額費用が安いためランニングコストをおさえられます。
12.Henry
引用:Henry
Henryの画面は、不要なボタンや機能を無くしたシンプルな設計になっています。
シンプルな画面設計なので、初めて電子カルテに触れる方も安心して利用可能です。100名以上の医療従事者の声を参考に作っているため、使いやすさに秀でています。
13.SUPER CLINIC
引用:SUPER CLINIC
SUPER CLINICは、医療現場のさまざまなニーズに対応した電子カルテです。SUPER CLINICの導入前後から医師や医療スタッフに対して、操作方法や運用方法をレクチャーしてくれるため安心して利用できます。
電話サポートやお客様相談窓口など、サポートも充実しているためトラブルが起きた際も安心です。
14.Qualis Cloud
引用:Qualis Cloud
Qualis Cloudは、充実した機能と操作性の高さを両立させた電子カルテです。
お気に入りセルや一括セット、付箋機能など充実した機能によりカルテ入力の負担を軽減できます。また、他のシステムとも連携できるため業務の効率化が可能です。
15.blanc
引用:blanc
blancは、運用の手間と負担を軽減できる電子カルテです。
blancはクラウド型電子カルテのため、院内にサーバーを設置する必要がありません。また大きなハードウェアを活用しているため、障害に強い点も魅力の一つです。
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電子カルテを導入する際の注意点
電子カルテを導入する際の注意点は、以下の通りです。
- 操作性が高いのか
- 地域で導入されているのか
- レセコン一体型かどうか
- サポートが充実しているのか
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まとめ
ここまで、診療所が電子カルテを導入するメリットやデメリット、診療所向けのおすすめ電子カルテを紹介しました。
診療所が電子カルテを導入すると、医療スタッフの業務効率化や医療ミスの防止につながります。診療所に電子カルテの導入を検討している方は、当記事を参考に自院に最適な機種を選びましょう。